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みんなのレビュー656件

みんなの評価4.1

評価内訳

656 件中 16 件~ 30 件を表示

紙の本

わけも分からず連れて来られたサバイバル・ゲームの世界

2002/05/29 07:50

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くろねこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

ある日、目が覚めたら、「火星の迷宮」なるところに置き去りにされていたら…。
恐ろしい話です。
そこに連れてこられた理由も、誰が、そんなことをしたのかも分からない。
他にも、同じ様な境遇の人間と出会うことができたけれど、それは、
支えになんてならないのです。
なぜなら、やがて始まるのは、恐怖のゼロサム・ゲームだから。
生き残るためには、他の人間の命を犠牲にしなくてはならない…。

こんな恐ろしいことがあるでしょうか。

彼らは、とりあえず、グループに分かれてゲームを開始します。
それより他に、道はないのですから。
でも、まずは力を合わせなくてはならないこの段階ですら、
虎視眈々、少しでも自分が有利に進めるようにとの、
人間のエゴが剥き出しになります。
無理もないですが…。

やがて、ゲームが進むにつれ、様々な罠が彼らを待ち受けています。
けれど、1番怖いのは、物理的な罠よりも、そんな環境の中で、
人間の心が、徐々に壊れていくこと。
人を傷つけて、追い落とすことをなんとも思わなくなってしまうこと。

1人、また1人と参加者は脱落していきます。
生き残るのは誰なのか、その前に、誰かは、生き残ることができるのか?

食料の確保、自然の脅威との闘い。
どれに敗れても、ゲームを生き残ることはできません。
主な語り手となる藤木は、成り行きから藍と行動を共にすることになります。
果たして、その果てには、何があるのか。

次から次へと襲いかかる罠。
知力・体力・運。
どれが欠けても、行きぬくことのできない恐ろしいゲーム。
勝ちぬいたとしても、そこに、何が待っているのか。

ラストの余韻は、何か、物悲しい。

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紙の本

凡庸な日常に飽きたなら

2001/10/02 02:12

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投稿者:呑如来 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 サバイバルゲームに無理やり参加させられてしまうストーリーもさることながら、ボーイスカウトの知識やゲーム理論の盲点、獲物の取り方などの詳しい説明が興味深い。主人公藤木の、エリートサラリーマン→ホームレスという設定からくるいささか啓蒙的な語り口も、デフレ時代の今だからこそ身につまされる思いで読んでみることも可能であり、安直な悲劇のヒーロー像を回避することに成功している。

 また、タブーに触れた人間の気味悪さおぞましさこの上なしで、武田泰淳の『ひかりごけ』を思い出してしまった。

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紙の本

アンチヒーロー

2001/08/29 18:38

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投稿者:オルソン - この投稿者のレビュー一覧を見る

 予想以上におもしろかった。最後まで楽しめた。これほど先が気になった小説は久しぶりだ。
 主人公の藤木は、いわゆる「ヒーロー」タイプではない。慎重すぎるくらい慎重、大胆でもなく、むやみに敵に立ち向かったりしない。いつも敵から逃げてばかりだ。しかし、こういう人間が本当の「冒険者」タイプだと思う。探検家は臆病でなければならない、とよく言われるように…。おれにまかせろ、という人間に限って、失敗をする。
 終盤がこれまたすごいスリルの連続で、寝られなくなってしまった。 

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紙の本

結局、生き残るのは…

2001/05/25 11:05

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投稿者:みやぎあや - この投稿者のレビュー一覧を見る

 映画化で話題になった「バトルロワイアル」までには残酷ではないけれど、その系統の生き残り小説。「火星の迷宮へようこそ。ゲームは開始された」。そのメッセージを始まりとして、主人公は恐ろしい殺し合いゲームに巻き込まれていく…。
 作者は文章力のある方なので面白く読めたものの、先の予想はわりと早くからつくというか、お約束を感じる展開でした。そこをもうちょっと主人公とヒロインに肩入れできるように書いてもらえると嬉しかったかな…。

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紙の本

ゲームに嵌まるように、本にはまる。

2000/10/12 13:03

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投稿者:りょーこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

 目標(めあて)のないサバイバルゲーム。賞金は自分の命?
 安全、平和。危険などない筈の自分の生活が、一変、目が覚めたら人食いゲームに放り込まれ…。
 チェックポイントを追う主人公とともに、どんどん話に引き込まれていきます。デビュー作ならではの詰めの甘さや批判もあるようですが、話のひきつけ方は極上!『黒い家』を読んだなら、ぜひこちらもご一読を。

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紙の本

まぁまぁ

2023/06/21 20:11

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投稿者:あや - この投稿者のレビュー一覧を見る

結構面白かったけど他の貴志祐介作品と比べたら
ラストがまぁまぁだったかなぁ
もっとはっきり結末を示してほしかった。っていう印象です。

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電子書籍

ゲームをする感覚で楽しめる

2022/01/27 11:33

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投稿者:ChocoMoco - この投稿者のレビュー一覧を見る

この手の、突然にサバイバルゲームに巻き込まれるといった話が最近流行ってるのかなぁ、と思いながら読み進めました。参加者はスタートポイントで生き残るために必要と思われる4つの要素から一つを選び、指示に従って進んで行くものの、日を追うごとにそれぞれに異変が…。
設定場所が世界に実際に存在する場所というのは面白かったです。地図や画像検索で自分がここでサバイバルするなら?と本の主人公になったつもりで想像しても楽しめます。本の内容に出てくるサバイバル方法も、もしかしたら役に立つことがある?かも?!

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紙の本

混乱と狂気のゲーム

2001/01/28 18:44

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投稿者: - この投稿者のレビュー一覧を見る

 主人公の藤木は、目覚めると見知らぬ場所にいた。そしてゲーム機の指示にしたがい、訳もわからぬまま殺戮のゲームに巻き込まれてしまう。それは生きるか死ぬかのサバイバル。ホラーとは少し違うかもしれないが、スピード感があり、一気に読める作品。より怖さを求めたい人は、同じ作者の「黒い家」もおすすめ。

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紙の本

よくできたホラー娯楽作品

2000/07/25 13:06

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投稿者:あつぼん - この投稿者のレビュー一覧を見る

気がつくと、そこは異国の地、謎のゲーム主催者からの指令でサバイバル・ゲームに
巻き込まれていく。主人公は生き残ることができるのか、ゲームの目的は何か、
多くの謎に引っ張られ、どんどん読み進む。
ストーリー展開、謎をしっかり解き明かす点など、この著者の作品には抜かりがない。
ホラーだけあって描写も結構気持ち悪い。
落ちの書き方は若干甘いとは思うが、よくできた娯楽作品。

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紙の本

はまらなかった

2024/02/28 20:08

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投稿者:栄本勇人 - この投稿者のレビュー一覧を見る

よく絶賛されているのを見かけるが、個人的にははまらなかった一冊。ストーリーに乗り切れず、あまり感情の起伏が生じなかった。

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紙の本

貴志祐介氏は好きだがコレは無いかな。

2015/09/20 02:33

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投稿者:えにぐま - この投稿者のレビュー一覧を見る

貴志祐介は良い作家だ。
しかしこれはいただけない。
びっくりするほど面白くない。
作者独自のアイデアもほとんど無い。
他の作品は色々考えてあるのに。
明らかライト層向け。
一発目に人気のあるコレ読んで貴志祐介見切る人がもしいるとしたら、
もったいなすぎる。
さわりで面白そうだピンと来た人はいいかもしれない。
嫌な予感がする人はやめましょう。

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2010/02/08 10:41

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2010/05/06 22:32

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2004/10/06 23:04

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2004/10/28 20:45

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