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みんなのレビュー4件

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電子書籍

情景が溢れてきます。

2016/03/12 23:27

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:38mos - この投稿者のレビュー一覧を見る

ドラマを観ているように、すっと入り込んで読めました。目の前にその家族をみているような感覚。楽しい、あたたかいお話でした。

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2016/10/06 14:57

投稿元:ブクログ

本業が脚本家の方が書かれた小説だからなのか、短い台詞のラリーがけっこう長めに続くあたりはちょっと脚本っぽいのかな、と思いながら読んだ。
(ドラマが先で小説が後なのかも)
読みやすくて、ページ数のわりにかなり早めに読み終えたような気がする。

幼い頃目の前で大好きな父親に家出された経験を持つ桜木一歩は、家族というものに不信感を抱きながら、30歳を過ぎても定職につかずレンタル家族という稼業に身を置いている。
ある日依頼され仕事に赴くとそこにいたのは実の妹で、「結婚が決まったから相手の両親に紹介するための家族をレンタルしたい」という妹の思いと行動から、バラバラだった四人家族が変わり始める。

自分を捨てた(と思っている)父親への、一歩の複雑な感情が物語の主軸。
もう顔も見たくないけれど、やっぱり会いたい。もう二度と一緒に暮らすのは御免だけど、本来家族は一緒にいた方がいいことは理解している。
一歩と同じ境遇で育ったはずの妹・ほの香はまた、父親に対してはまた少し違う思いを抱いているというか、許す気持ちが強いように思えるのは、性別の差なのかこれから結婚するという境遇からなのか。
二人の母親はまたひとつの秘密を抱えていて、夫である二人の父親の帰宅を心のどこかで待ち続けている。

レンタル家族って実際ある商売だと思うけれど、お金を払ってその“ふり”をしてもらうものだと分かっていても頼んでしまう人の多さに、人間の孤独を感じる。
依頼する人たちに、本物の家族が残っている場合も多いのに。
家族はやはり、離れすぎてしまうものではないのかも、と思う。
血の繋がりが保ってくれるものなんて本当は少なくて、そこには大きな努力が必要だから。

読みやすくハートフルな小説。
しばらく積ん読になっていたのだけど、何がきっかけで買ったのか思い出せずにいる。笑
“レンタル家族”に興味があったのかも。

2015/02/01 10:50

投稿元:ブクログ

レンタル家族業で働く青年が、妹からの依頼をきっかけに音信不通の父親を探すことに。両親の秘密が明かされバラバラになっていた家族が再び動き出す物語。子は自立してもいつまでも子ども。夫婦は親になっても夫婦。この中に描かれる古風な家族論が気恥ずかしくもあり憧れでもある。ドラマの原作らしく登場人物のセリフが生きていたしテンポ良く読めた。P86

2014/12/16 00:28

投稿元:ブクログ

幼いころ大好きだった父親に目の前で家出され
た桜木一歩は、その日以来家族というもに不信
感を抱きながら30歳に至る現在でも定職に就
くことなくレンタル稼業に身を置き一人で生き
ていた。しかし、そんなある日舞い込んできた
依頼は実の妹のほの香からで結婚相手の両親に
紹介するために失踪した父の身代わりをみつく
ろって欲しいと言われます。一歩は本物の父の
武士を見つけるため海辺の町でひとり暮らす母
の元に赴きその所在を問いただすと答えは思い
もよらぬ近くにいるという予想だにしないもの
だったのです。いつのころからかバラバラに暮
らす父・母・息子・娘4人の葛藤と愛憎、和解
と再生の歩みを通じて家族の本当の意味と素晴
らしさを爽やかに描いた作品です。
最後は感動しました。読んで良かったです。

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