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国内のロボット工学が今後もますます発展していき便利な社会になってくると思う。
しかし、自動運転の車や介護補助のロボット、足が不自由な人向けの補助器具などの自動化技術が進めば進むほど、トラブルが発生した際の責任の所在についての議論が先行し、エンジニア達がなかなか製品化できないというジレンマが。
さらに行政側が、「これは危険だからダメ」「あれ付けろ、これ付けろ」と難癖を言い出す始末。
これまでにないイノベーティブな製品が生まれつつあるのに、今のライフスタイルやワーキングスタイルを飛び越えた発想が丸でない。せっかく技術革命が起ころうとしているのに、それをアホみたいに止めようとしているのが今の行政がやっていること。そんなことしてたら、あっという間に世界中のロボット先進国から置いてきぼりをくらうし、優秀な開発者は海外へ行ってしまう。そんな行政の存在には反吐が出る。
まずは、新しいチャレンジがしやすいよう法整備をし、危険性よりも利便性を優先し、積極的にロボットの技術を活用していくという基本的な考えを徹底させる必要がると思う。
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あと20年もすれば、ロボットが普通にいる社会になっているんだろうな。話題の自動運転の行方も要注目。本書で触れられている「赤旗法」って、現代からみると本当にアホみたいに見えるけど、今でも似たようなことやってるね。
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平易な文章で「ロボット」の現状が分かる本。
一足飛びに「ロボット」が人間の生活に入り込むことがないが、課題を解決しながら徐々に「ロボット」が関わる未来を想像させてくれる本。
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昨年あたりからグーグルの自動運転自動車やアマゾンの無人配達ヘリコプター「ドローン」などが注目されています。IT革命の後に来ると言われているロボット革命の今とこれからをコンパクトな新書にまとめたのが本書『ロボット革命』である。著者の本田幸夫さんは、工学博士であり、日本電装(現・デンソー)や松下電器産業(現・パナソニック)でロボット開発に携わってきた方。本書では、技術的なことにはそれほど深入りせず、日本とアメリカのロボット産業の違いを中心に、どうすれば日本はロボット革命におけるメインプレイヤーになれるのかを考察している。本書を読んでいて特に医療、介護分野におけるロボットの可能性の大きさを感じた。日本では、今後世界に類を見ない超高齢社会を迎える。そして、両分野ともに人材が不足しているという現実がある。これらの現象は一見するとマイナスの出来事に見える。しかし、ロボットの力によってそのマイナスが日本の大きなプラスの力になる可能性があることを本書は示唆している。
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ロボット工学三原則 アシモフ
第一条 ロボットは人間に危害を加えてはならない。また人間に危害が及ぶのを見過ごしてはならない
第二条 ロボットは人間から与えられた命令に服従しなければならない。ただし、与えられた命令が第一条に反する場合はこの限りでない
第三条 ロボットは第一条、第二条に反しない限り、自身を守らなければならない
フィルタリング技術の代表がベイジアンネットワーク
コンピュータの能力が高くなったので、複雑なアルゴリズムは必要でなく、フィルタリングが必要になった
オムニピュー 車バックのとき上から見たような画像
大阪工業大学
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日常生活におけるロボットについての本。いまだにロボットがいる店やサービスに関わったことってほぼないのだけど、これからどんどん普及していくのだろうか。
ドローンを使ったビジネスは電線の多い日本には向かないらしい。なお、神戸は電柱を地中に埋めていっているからできるかもしれないとのこと。あれ? 神戸って電流あまりなかったっけ?
iモードのせいで日本のケータイはガラパゴス化したという意見はどうかと思った。だいたい、インターネットがオープンに使えるようになるのが分かっていながらiモードを使ったって、それならiPhoneアプリとかどうなるんだと。
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最近のロボット分野の情勢、アマゾンやグーグル、日本だとパナソニックやソニーなどの企業、軍事、介護、自動運転カー、などなどの分野にわたって、どれだけのことが行われているかを教えてくれる。軍事のほうはほとんど霧がかかっているため、ちょっとだけ。日本のシャフト社というのが、アメリカのDARPAという国防総省のロボットチャレンジの予選で優勝したのだがグーグルに買収されていたようです。日本でやるより、アメリカの、それもグーグルのほうが技術が育って実用化に近づけるのだろう。グーグルがクロムを作ったのも、それでいろいろなユーザーのデータを集めてビッグデータをこしらえるためだと書いてあって、そうだよなあといまさらながらそのシビアさに気付いた。
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GoogleやAmazonがロボットへ投資を始めていることに驚いた。ロボットが2045年に人間を超えるのか、その進化の動向を注視していきたい。
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ロボット業界の第一人者による、今後のロボット業界の見通しと、注力すべきことが明記されています。
技術開発だけではなく、ビジネスに繋がるソリューションやアプリケーションへの注力。
ロボットのみの自律だけではなく、少子高齢化社会など将来を見据えたヒトとの共存。
さらには、ヒトとの倫理観や、本質的安全性を確保しつつも、直接的なサーベイ実験ができる環境の充実。
メタで考えると、今の日本企業のビジネス課題と整合性がとれる内容でした。
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日本は考えが堅いからロボットの技術があっても進まない。ルンバがぶつかって人に怪我させたら誰が責任を取るかというところでつまづく。この流れでは自動運転はいつまで経っても進まない
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ロボット関連の本は数冊読んでいますが、この本は素晴らしい。
「現状の日本ロボット技術と それを社会に活かすこと」のために、どうしたらいいのかを最終目標にして、噛んで含めるように書かれています。
ロボットが今世界ではどのように開発され使われているのか、将来は?
ロボットを開発し、社会に浸透させるには、最初は青いインクの一滴を水に垂らすようなことをしなければいけない。
青いインクは広がってやがて透明になりロボットは私達の 日常に溶け込んでいく。
とはいってもロボットに頼りすぎてはいけない。ロボットはあくまでもアシスタント。
アシスタントに支持するのは、私達です。
人型のロボットというと ついアトムのような可愛く利口で正義感あふれるロボットを欲しくなります。
けれど、オールマイティのロボットができるのを望んで待ち続けるより、機能に制約があっても特長を活かしたロボットを身近に使っていくほうがいいと思うようになりました。
一方心配なのは、クラウドで情報を共有し賢くなっているロボットを使えば、個人情報は筒抜けになるのではということ。そのあたりの技術が未熟なものは使えない。
後は、値段。 お手頃価格なら試してみたくなるでしょうね。(*^_^*)♪
参考 本書より新しい話題。(「本田幸夫」でGoogle検索より)
・ URLはこちら http://www.sbbit.jp/article/cont1/32566 『本田幸夫教授に聞く、なぜ日本では介護や福祉でのロボット導入が進まない 』 : 2016/08/22
・ URLはこちら http://newswitch.jp/p/1703 『日本は「ロボットのある日常」のパイオニアになれるか - ニュースイッチ 』 : 2015/08/14
2016/05/28 予約 6/9 借りる。 7/14 読み始める。10/5 読み終わる。
ロボット革命 なぜグーグルとアマゾンが投資するのか (祥伝社新書)
内容と著者は
内容 :
人間はロボットをどう受け容れればよいのか?
現在起こりつつあるロボット革命の萌芽を冷静に分析しながら、ロボット革命を進めるうえで私たちが心して決めていかなければならないことを明らかにする。
福島第一原発事故において投入されたのは、日本のロボットではなく、アメリカ製だった。
ソニーのアイボやホンダのアシモなど、世界トップとされていた日本のロボット技術は、なぜ役に立たなかったのか?
一方、米国ではグーグルが自動運転車の実証実験を進め、アマゾンがドローンと呼ばれる無人機での配達を目指すなど、ロボットに対する巨額の投資が活発化している。
日本でも、安倍首相は「ロボット革命」を経済成長戦略の目玉としている。
人間はロボットをどう受け容いれればよいのか?
日本のロボット開発はどうあるべきか?
自らロボット開発に携わる著者が考察する、ロボット社会の今!
目次 :
プロローグ ― IT革命の次に来る「ロボット革命」
第1章 グーグルとアマゾンはなぜロボットに投資するのか
グーグルに買収された日本のロボットベンチャー
無人ヘリコプターでの���達を目指すアマゾン
福島原発事故がきっかけとなったDARPAチャレンジ
「DARPAチャレンジ」と、日本の「ロボコン」との大きな違い
グーグルが開発したロボットカーの脅威
技術革新ではなく、ライフスタイル革新を
世紀の悪法「赤旗法」の愚を繰り返すな
なぜ日本では自動運転を始めることができないか
ロボット技術は使ってなんぼ
IT技術で日本は20年間アメリカを超えられなかった
もはやヒューマノイド技術で日本はトップではない
デファクトスタンダードを取ることの重要性
第2章 日本のロボット技術は世界一か?
ソニーの挫折とパナソニックの挑戦
世界でもトップクラスだった日本のロボット技術
日本の得意分野「ティーチング・フィードバック」
「アイボ」の成功と挫折
「人型ロボット」という呪縛
「アシモ」の歩行技術が活かされなかった原発事故
必要なのは「アウト・オブ・コントロール」
なぜ日本企業は「ルンバ」を売り出すことができなかったか
パナソニックが開発しようとした家庭用介護ロボット
私がロボティックベッドの開発で目指したこと
人がすべきこととロボットがすることの線引きを
介護ロボットの実用化がデンマークで始まる理由
生活を変えるユニークなロボット
第3章 ロボットは人間を超えられるか
すでにさまざまな場で活躍しているロボット
ハンス・モラベックのパラドックス
ロボットはすでにサルの知能に到達している
ロボットとは何か
産業用ロボットからサービスロボットへ
ロボット進化の課題はバッテリーとアクチュエーター
ロボットが知恵を持つ可能性はあるか
思考よりも計算に舵を切った人工知能
これからのロボット開発の方向性
第4章 ロボットは人間の仕事を奪うのか
「ロボット革命」の光と影
安倍首相が注力するロボット革命
ロボット革命を成功させるためのポイント
サイバーダイン「HAL」の可能性は
ロボットで障害はなくなる――MITヒュー・ハー教授の義足
私たちの生活にロボットが入り込むことの本当の意味
ロボットは人の仕事を奪うのか
「コ・ロボット」という考え方
日本はロボット先進国になれるかの岐路に立つ
ロボットは超高齢社会の問題を解決する大きな力に
「困りごと」は最大のチャンス
モノづくりからソリューションへ
近い将来、働く環境は大きく変わる
ロボット・ソリューションの未来
最後は我々自身の選択にかかっている
エピローグ――日本が元気になるために
著者 : 本田幸夫 → URLはこちら http://www.arbot.jp/ 『アルボット 』 : ・ URLはこちら https://www.facebook.com/aRbot.jp/ 『Facebook 』 :
1956年大阪生まれ。神戸大学工学部卒。工学博士。松下電器産業を経て、大阪工業大学教授。
アルボット株式会社代表取締役。
著書に「松下の省エネモータ開発物語」など。
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2019年14冊目。5.0/10点
あまりにも普通過ぎてちょっともう何とも言えない感。書かれてる事全般、まぁその通りなんだけど特に発展性もないというか、言う意味がない事というか。
「皆がロボットとの生活を意識することが大事」みたいに書いているけれど、具体的にどう意識したらいいのかとかピンと来ないし。
たまにいくつかの「へー」があった程度の印象。へーと思ったのはつくばでセグウェイが走れるようになったとか、細かい事。
評価できる点としては著者が色々な取り組みを実際にされている、口だけではないんだろうなという点。
しかしまぁ全体的に「ふーん」くらいの印象の本だった。革新的な話を求めている人には退屈だと思う。