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死刑肯定論(ちくま新書)

死刑肯定論 みんなのレビュー

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みんなのレビュー2件

みんなの評価3.6

評価内訳

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2 件中 1 件~ 2 件を表示

2015/03/04 15:47

投稿元:ブクログ

まずもって従来の宗教、道徳、哲学、法学上の議論を丁寧にまとめてあり、その知識と洞察力の深さが並大抵ではないことがわかる。
それを踏まえた上で、実際の事件も紹介しながらの死刑廃止論、存置論を展開してゆく。
一般的死刑廃止論や存置論のレベルにとどまらない、深い思考過程は死刑についての検証をもう一歩も二歩も堀り下げてくれる。

2015/05/17 00:14

投稿元:ブクログ

タイトルが挑発的であるが、内容は単に「死刑肯定」ではなく、「死刑反対論」に対する穴をつく、ということに終始していて、単純に死刑を肯定する本ではない。

むしろ、死刑を肯定する側も必読であるかもしれない。
また、現状の政府の国家の死刑に対する姿勢への批判もある。

ただし、死刑に対する既存の論を並べただけの本である印象も拭えない。なるほどと思わせる所はあるが、最終的に結論が曖昧である気もする。

個人的には冤罪による死刑反対論がいちばん説得力があると思っているが、彼は「新幹線や車などの産業は、必然的に事故を起こす。まったくではないが、これは死刑制度にも同じことがいえる。ゼロにする努力はするが、その死刑制度そのものはのこすべきであるというのが、いまの世論である。」とする。

しかしこれは違和感がある。

産業による事故は完全に偶発的である(人為的に殺しているならそれはそれで解決せねばならない問題である)。
しかし、死刑執行は人が下して初めて執行されるものである。決して偶発的ではないはずだ。もちろん検察の取り調べに瑕疵があるかもしれないが、それでもなお求刑にたいして裁判官は死刑判決に関して回避する余地が残されているし、それは偶発ではなく任意によるものである。

コレに対して著者はあまり明確な反論を示しているとは思えない。やはり冤罪による死刑廃止論は一定の論拠があると思える。

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