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2014年の流通・消費のトピックをまとめた本。新聞などに載っている情報だがコンパクトにまとまっている。
特に訪日外国人市場や東京五輪に向けたスポーツ需要、リニア等の都市開発は、仕事にも関わる領域なので、読んでいて参考になった。2015年度を迎えるにあたって良いタイミングでさらっと読めたのではないだろうか。
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2014年度に話題となった流通関係のトレンド情報が幅広く取り上げられた一冊。日経MJ編集らしい本だなー、と。自身の引き出しが手軽に増やせてお勧め!
以下、取り上げられているトピックス。
・セブンの強さ
・マックの苦戦
・サントリーの経営
・アマゾン革命
・ユニクロ世界戦略
・イオンアジアシフト
・代ゼミ凋落
・三陽商会バーバーリー問題
・ラスト1マイル競争
・LINE経済圏
・自動車販売戦略
・消費増税に打ち勝つ
・インバウンド消費
・労働人手不足対策
・ちょい飲み需要
・テーマ-パーク
・ゲーム旋風
・五輪に絡めたスポーツ需要
・非ず市場
・いまどき女子大生需要
・都市開発による流通地図
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流通業の統計的資料としても使えるので、毎年購入しています。2000年から所持していますが、この価格で得られる情報としては高い価値があると思います。
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今時点での関心の対象が偏っているからかもしれないが、シニア層や働く女性の増加などで玄関先争奪戦が激化していることが印象的。主戦場である食材の宅配も、生協・らでぃっしゅぼーや、オイシックスだけでなく、流通大手、ネット大手も参入するというプレイヤーの多様化に加え、食事や見守りというサービスの多様化も進んでいる。そうなると、各社がもつ強みを組み合わせるようなアライアンスが重要になってくるものと思われた。
消費動向のキーワードとしては、依然として「ちょい高消費」「メリハリ消費」。
飲酒スタイルの変化として、「家飲み」が注目されていることも個人的には興味深い。
「非ず」が創る新市場として、キッチン雑貨、家事代行サービス、元カレBOX・元カノBOX、過保護サービスが紹介されていた。2013年のサーモスの調査で、時短したい家事の1位は料理である一方、手を抜きたくない家事の1位も料理という結果がでたというのは面白い。