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求める能力が絶えず変化するとっともに、そうした能力が陳腐化するすぴーとも早い。だかっら企業はニーズにあった能力をもった人材を育成しようとする。
そもそも欧米諸国には定年がないか廃止する方向に向かっている。
目標、自分の組織の課題、連携基盤と敵対者、ターゲット、戦術。
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表題からはどうしても「哲学的」なものを感じてしまうのは自分だけかもしれない。
内容は労働組合、経営者と主として経済学的見地から。
あとがきにあるように、決して働くことの意義が最終的に述べられているわけではない。
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労組の話し? 難しそう!
と思いましたが、一気に読めるおもしろさ。
経営が、欧米…フォード生産方式、日本…デミング式 ということを初めて知りました。
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「労使関係は参加型民主主義のもっとも小さな単位だ」という考えのもと、「なぜ働くのか」「どのように生きるべきか」という問かけをもとに、戦後日本の労使関係を紐解く。
グローバル化が進む現代において、迷走する労使関係の解決の鍵として、直接参加型の民主主義を説く。
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複業サラリーマンになろうと思い立った時から、「働く事」について考えてきました。
タイトルがそのものズバリの本を見つけたので読んでみると、サラリーマンという労働スタイルが、その始まりから「一人ひとりが自分の関わった仕事の成果がどのようなものであるのかを難しくさせる」事が課題だったと知り、物凄く納得しました。
働く事、特にサラリーマン生活について疑問を感じている人には、色々と得る事が多くとても面白く読めると思います。おススメです。
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今の成熟した資本主義の世界では、本当に社会に必要な仕事(介護、保育、医療など)といった仕事で高給を得ることは難しい。反面、ぶっちゃけなくてもいいような「価値があるように見せる」仕事ばかりにお金が落ちていく。例えばコンサルとか広告とか。私も後者に近い仕事をしているので、働くことの意義を見失いがちです。
という背景で本書を手に取ったが、労使関係に関する歴史や今後が主な内容だった。肩透かし感はあったが興味深いことは間違いない。資本が巨大化した企業ばかりが生き残る現代で、直接参加型の民主主義が実現するといいけど。ちょっと結論がふわっとしている気がした。
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社会人になって数年経って、「何のために働くのか?」というストレートな質問に答えにくくなっている自分がいた。面接で会う学生さん、将来の子供に胸を張って話せるか…と思っていたときにタイトルに惹かれた。
結論から言えば、冒頭の問いに明確な回答をくれる本ではなかった。『論語と算盤』を読んだ方が納得感あると思う。
本書は労使関係、特に労働組合の変遷を辿ることで、過去には感じやすかった(ように思える)働くことの意義が、近現代の技術革新に伴って失われていったことに始まる。歴史の勉強という意味では学ぶことは多いと思う。
近頃、日本でも欧米のようなジョブ型雇用を導入すべきと叫ばれて久しいが、そもそも雇用形態がなぜ違っているのか?とか、日本企業が世界を席巻した時代の強さ等の歴史は読んでいて面白い。
後書きに「頑張るしかない、という結論にはしたくない」とあるが、そういう結論になっている感は否めない…。編集者から「結局どうしたらいいの?」と聞かれたともあったが、本当にそうだったのだろうなぁと、作者の苦悩も感じた。結論を出すのが難しいというか、結局は個人に委ねられる点が大きいからかもしれない。