紙の本
野球マンガ
2016/11/30 17:25
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:うえ - この投稿者のレビュー一覧を見る
このマンガは数ある野球マンガには無い、ちょ~現実的な話が描かれています。プロ野球選手は「夢を売る」職業と言われますが、そのプロの世界も甘くない。ドラフト1位で鳴り物入りで入団した選手でも1軍で1度も出場することなく球界を去っていくなんてことは、現実的に起こっている訳で…。そんな現実的な「プロ野球」という世界を少し冷めた目で見られるマンガです。タイトルの「グラゼニ」は「グラウンドにはゼニが埋まっている」という意味で、主人公は非常に人間臭く「ゼニ」にこだわっている日常が描かれています。しかもエースとかではなく、中継ぎ投手。主人公はスーパーマンのような野球マンガと違った面白さもあると思います。
投稿元:
レビューを見る
オープン戦でウエハラとの必勝パターンが確立され、メジャー昇格が目の前にちらついた凡田だったが、ブルーソックスはレジー・クレイボーを獲得してしまった。
メジャーへの道が突然閉ざされ回顧された凡田に、ダーティ桜塚から東京に戻るよう連絡が入る。
桜塚が推す文京モップスと、北王子監督とアキラのいる名古屋ワイルドワンズ。凡田は男の決断をすることになる。
投稿元:
レビューを見る
決断がまさかの理由でビックリだったけど、それはそれで応援したくなるのはそれぞれの人となりのなせるところなんだろうなぁ。メジャー入りは叶わなかったけれどお幸せに!っていうほっこり気分で読み終わり。
それにしても、代理人ビジネスってすごい。エグさも感じるけど駆け引きのくだりはゾクッときた。
投稿元:
レビューを見る
グラゼニ第一部完。
「グラウンドに埋まった銭を掘り起こす」という意味のタイトルのこの漫画。
契約もめる→ポスティングでメジャー→メジャー契約ならず出戻り、と数巻続いてきたこの流れ。
「銭」という観点では一番この漫画らしい話だったと思いますね。
選手も球団も代理人も、野球というプロスポーツで生活している以上、誰もが「グラゼニ」を狙っているわけで。
コージ・ウエハラが言ったように、周りでもうけようとしている人間が蠢く選手になったわけです。
「銭」だけで回ってる社会となると、殺伐とした血も涙もない社会と思わせがちですが、そこには当然のように故人の考え感情が混ざりこんでくるわけです。「銭」と「情」が混ざり合っていrから、ストーブリーグ面白いんでありますね。そうでなければ、選手の移籍に目くじら立てたり、男気感じたりはしないですから。
凡田の移籍の決め手が「女」という所が、「銭」だけではないと言っていると思います。
ま、将来設計図という「銭」でもあるのですが。それは穿ちすぎというものでしょう。
ヤクルトファンなので、スパイダーズからモップスへ移籍というのが、気に入らないですけどね。
投稿元:
レビューを見る
ひとまずうまい締め方。
オープン戦で多少好投というのもリアル感あり。
続編も巨人で飼い殺し的に使われて、パリーグあたりのチームとトレードでお願い致したく。
投稿元:
レビューを見る
予算、チーム編成、契約内容、諸々の事情が複雑に絡み合い…。アメリカまで行ったのに、ダーティー桜塚のビジネスに振り回されただけだった凡田。
メジャーで活躍する姿を見たかった気もするけど。男気を貫けないところが凡田らしいですね。
そして、ゼニを語るなら日本一の球団へ。東京ドーム編が始まります。
投稿元:
レビューを見る
文京モップス ダーティー桜塚 セカンドキャリアは定食屋 夫婦めおと 後出しジャンケン グリーンモンスター 敢えて左右非対称 ボーイズ・ラブ(B・L)偉そうに逆シングル ケツの穴を狙われている ミットの綿 「上でやれる人」を間近でみれた! コストカッター 人生とはままならないもの なんでも欲しがる体質 成田エクスプレス マイナーで塩漬け 代理人フィー 男は「イザって時」よ… タンパリング 「めおと食堂」なんて昭和なネーミングセンス
投稿元:
レビューを見る
さまざまな利害が絡み合った世界。最近は、プロ野球の契約の話を聞く時に、ついグラゼニ的に考えてしまう。なぜメジャーに挑戦するのか、メジャーから日本の球界に戻るのか、引退するか、現役にこだわるか。人生はおもしろい。それぞれの価値観だから。みんな真剣に考えて選んでいる。だから、夏之介がユキさんを選んだのも、良かったと思う。新しいチームで、家族のためにも自分のためにも活躍して、幸せになってほしいものです。
投稿元:
レビューを見る
11-17読み
メジャー挑戦は次のジャイアンツ編に向けた付箋になっていたのか。。。
非常に良く出来てて面白い内容だった。
投稿元:
レビューを見る
大リーグでは曲がりすぎるカーブで、オープン戦いい成績を残すのだが、急遽解雇される。スター選手が入ったせいだが、実は裏でダーティ桜塚が動いていて、解雇に導いて、文京モップスに売ることで手数料をとろうとしていた。文京モップスは巨人名古屋のブルーマックスが名乗りをあげる。文京モップスは巨人のイメージのようで、親友のいるブルーマックスに手をあげる流れかと思ったら、恋人が定食屋を続けたいということで、文京モップスに入ることになる。
次のシリーズが「東京ドーム編」なので流れは見えていたのだが、メジャーの不運や内部事情、さらにその後の展開も納得のいくもので後半グンと面白くなったシリーズでした。