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"『いざや結べ銀の緒を いざや繋げ血潮の根
離れぬようにヒイラギを ほどけぬようにキヅタを 七つのイチイに七度結べ
果ての蛇が尾を吐く日まで』
「…チセ 俺に新しい名前をくれ
俺をお前のそばに連れて行ってくれ」
「ーーおいで 「ルツ」」"
思ってた以上にラバストが大きくてびっくり。
前にエリアスの身体が強張ってるって言ったのは服の下がこんな身体であるが故、かな。
ルツかわええ。
"「ーー俺はお前と色んなものを少しずつ共有してる」「うん」
「感覚も感情も…記憶も
あれを呪いというなら
俺は お前の呪いが早く解ければいいと思ってる」
「…うん ありがとう」"[p.93]
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初回限定のアイテム……これは……鍋敷き……か?
病んでるのでエリアス成分が低めだけど
わんわん可愛いよ。
死は孤独なものなのに、誰かと一緒に死することが出来るってちょっと羨ましいよ。
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遂に3巻。やっぱり話の進め方が大好き。
前巻ラストで傷つけられたチセに対して
今巻初っ端からエリアスガチギレ。
まぁ大切にしてる(しようとしてる?)人を傷つけられたんだから怒りはするんだろうけども、もうなんていうか…造形的にエリアス何者?感が気になった。
チセの過去も気になるけど、エリアスもあんまり自分の事を喋ってきてないからそろそろどっちかの過去がじわりじわりと進んでもいいかな。
…と思ったらラストでエコーズからエリアスの過去話来る?次巻が楽しみでしょうがない。チセも学院通うのかなあ レンフレッド&アリスは学院に籠るみたいだからまた出てくるよね
チセの使い魔でルツも増え、シルキーとはまた違って、主人の代わりに色々とお世話をしてくれそうで良かった。
あとチセにも感情の種類が増えてきて微笑ましい。
もう本当チセちゃん可愛い。可愛い。
結びの言葉とか、呪文も音の響き的にとても好き。
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チセの「呪い」がエグいなぁ。
全体的に暗い雰囲気。
チセのトラウマに救われない魂。外道過ぎる黒幕。そしてエリアスの変貌と近づききれない距離。
今までは穏やかに(?)流れていた時間が色んな出来事、人々との出会いによって激しく動き始めた感じです。
…どこか上手くいかない、悩ましい感じは、見方を変えるとお互いの感情が変わり始めたということでもあり。
何も考えず、受け入れてくれたエリアスのために生きようとしていたチセ。
人間を知るためと嘯き、チセを保護しているエリアス。
チセはエリアスをより知りたい、何を思っているのか教えて欲しいと願うようになり、エリアスはチセに自分自身、本心を見せられず戸惑う。
…いいねいいねぇ、これぞ異種族コミュニケーションですねぇw
チセの表情について語るエリアス。このシーンの微妙な空気が何とも言えませんw
今回も定番の新たな妖精・精霊が登場。
何気にウィル・オー・ウィスプが可愛くて好きですね。デザインも性格も、凄く小生意気で可愛い。光る鬼火、ではなくここまでデザインを起こせるのって凄いなぁと感心します(本場はこういうものなのかもしれないけど)。
更に、リャナン・シーがたまりませんね! 本人もそうだけど、老人との関係、絡み方が非常に素晴らしい。もどかしくも切なく、そして狂おしい。
そう、これも人外×人間のカップリングなのだけれど、更に老人と美少女というギャップもありましてキュンキュンきますね!
リャナン・シーが素直じゃないのも、またいい。
きっと、切ない終わりが待っている、というのも、ね。
そして今回のMVPはやはり「ルツ」でしょう。
彼が加わった事で非常に賑やかになりました。とにかく話にも絵にも動きができるし、どこか距離感のあるチセとエリアスの関係と違い、アクティブでべったりなのも変化ができていい。…そう、チセにべったりなのがいいんですよねぇ。性質的に当然といえば当然なのですが、どこか微笑ましくて可愛い。…私、ネコ派なんですけどねぇ。ルツは非常に可愛いと思いますw
…あと。今はあっさり受け入れてるけど、そのうちエリアスに嫉妬心を掻き立てさせてくれるんじゃないかなぁ、と期待もしていたりw
というか。
…チセって完璧にイケメンジゴロになってるよなぁw(但し、非人間に対してのみ)