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完結だったのか…なかなかショッキングな終結。
下ネタ封印、哲学的な雰囲気まで。
読後感が少し寂しかったですが、読めて良かったな、と思いました。
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完結巻。完結させるのにあの手この手でバットエンドを潰していき。ラストはミチルちゃんと伯爵の死もありつつの、えっ!!というか、やっぱりな終わりでした。
ホムンクルスが大失恋の末イケメンになるとか、最終巻で必要だったのでしょうか?この次元移動能力も手に入れたホムンクルスが、ストーリーの時間や次元解説の語りをやってくれて、無事完結した気がします。
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"「冗人類?あいつらの事そういうのか」
「心当たりがあるのか」
「ああ」
「友達か?」
「友達…?考えもしなかった
…いや 違うな ただの時間どろぼうだ」"[p.66]
最終巻。
少し慌ただしくも伏線を回収して閉じていく展開。
最後のあたりで少しうるっときた。
"「誰だって死ぬのよ どこの時点で死ぬか ただそれだけの違いでしょ」
「2人とも死んじゃったのによく割り切れるな」
「割り切らないとやってられないよ
後妻の私は一生
ミチルちゃんに焼きもち焼いて生きていかないといけないのよ」"[p.141]
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前巻で「第一部完」となったけど、こういうことかとw
シリアスな場面もありつつギャグがあり、最後は大団円でよかった。
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ラストの締め方が好き。
1巻だけ読むと、ミチルちゃんが卓のために堕センションまでするのは考えが浅いように思えたし、一緒にお風呂も早いなと思ったけど、6巻を読んで納得しました。
何十年間にわたり、毎年5分ずつ卓とマゴに会うことで、ずっと未来まで2人がミチルちゃんのことを忘れず思い続けていることを知ったうえでプロポーズしたんですね。
卓のことを好きだけどミチルちゃんのことも忘れないマゴちゃんだからこそ、後妻として認めたんですね。
毎年の5分間で会っているのが2周目の伯爵(時命が迫っている)と婚約前のミチルちゃん(人生これから)なのも良い。
伯爵が死んだとき「ありがとう、私は幸せでした」と言ったミチルちゃんは、兄が卓とミチルのキスを邪魔するためだけに残り少ない時命を縮めるような馬鹿であることも含めてそう言ったんだなと。
ミチルちゃんだって時命を削って卓のところに来ているのに、それを邪魔したことも兄の愛だと認めているんだなと。
一度読み終えたあと読み直して、ああ、この時のこの人は未来を見てきたあとだけど、あの人はまだ何も知らないんだとか考えていくのは、タイムトラベルものの楽しみですね。
ネットではあまり評価が高くないようですし、中だるみとか不要なネタとか確かにあったとは思いますが、私は好きな作品です。