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生態心理学者の佐々木正人と著者の対談が終章に掲載されている。この中で、劣化のポジティブな価値というものが、今のエンジニアにとって有用かどうかという発想が面白い。
ドッグイヤーと称されるようなエンジニア業界で、それこそ35才引退説などと巷で揶揄されているような環境で、この発想は出てこないであろう。
芸能における人間国宝のような存在や、使い古して味の出る工業製品のようなものが重宝されるような世界が、はたしてできるのか。
「人工知能は敵か味方か」というような発想を超え、AIはもはや当たり前のように介在し、遍在化してきていて、我々の意思決定や行動のきっかけを(良くも悪くも)与えてしまう存在となってきている。
今はまだ「便利」だとか、あるいはロボットの「かわいらしさ」だとか、「有用」なことが善であるような環境のものづくりの世界から、徐々に、いろいろな技術が蓄積されていき、学ぶは「まねぶ」という発想の徒弟制度のような世界が立ち現れてくるかは、未だ不明である。
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150815 中央図書館
サイボーグ009型か、鉄腕アトム型か、から始まり、義足設計のような具体的な話まで。アフォーダンスの理論を援用。
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「不便のインターフェイス」 暦本純一
「チャレンジ」がゲームにはデザインされている。
「便利なゲーム」は概念的に存在しえない。
自分を外から見る。自分の笑顔を認識する「笑顔にならないと開かない冷蔵庫」
テクノロジーはきっかけ AH 人間拡張
機能的な一体感 フィードバック0.2秒以下
マルチタスク 認知効率低下
ダンバー数150 個人が一度に持つ人間関係の数 SNSのつながりでそれを超える
浅いレイヤー 表紙が重要 わかりやすく伝えるための言葉 実用を優先
深いレイヤー のことを話すと反発に