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ホームズの姪である美少女が活躍するという、異色のシャーロック・ホームズ物である『クリスティ・ロンドンマッシブ 』の2巻です。
クリスティ・シリーズとしては、前作の『~ハイテンション』全7巻がありますから、9本目になりますか。
クリスティ目線で話が進むので仕方ないとはいえ・・・・・・・・ホームズ、出てこねぇw(^.^; <一応、ホームズ物だよね?
今回は、ホームズよりもモリアーティ教授の方がメインを張っていた感じです。
原作のホームズを読んでいないのでイメージだけだったんですが、モリアーティってのはもっと引きこもりなイメージでした。
手下を使って、裏で暗躍するような。
でも、この作品のモリアーティは、相当アクティブです。
しかも、人間的に魅力的に・・・・・・つーか、紳士に描かれている。
原作もこうなんだろうか?
もっと善悪の区別なく、自分が面白いと思うことをためらいなくやっちゃう不気味な存在なのかと思っていましたよ。
この作品のモリアーティは、そういうトコロをあまり感じさせない。
このモリアーティなら、実はホームズとすごく話が合うんじゃないかとすら感じさせる。
少なくとも、クリスティはモリアーティのことを、現状ではほとんど敵視していないし、むしろ共感するものを感じているように思う。
もっとも、そう感じさせているのがすべてモリアーティの計算である可能性はあるんだけどね。
そうだったら、面白くなりそう。<そうなると、クリスティは危機になるんだけど。
ただ、クリスティの周りを守るメイドたちは、相変わらずハイスペック!<戦闘力がw
いくらモリアーティが危険でも、そうそう危機に陥らない気はしますけどね。(^。^;) <魔法使えるのまでいるとかwww
ホームズが、バーサの魔法見て何て言うのか見てみたいものだね。
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成長したクリスティが活躍するシリーズ第2弾。子供の頃に登場したキャラクターも再び現れたりと、昔の伏線を活用しつつ、オリジナルな話が展開されている。
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ホームズの姪・伯爵令嬢にして女王陛下の孫でもあるクリスティが、有名事件に顔を突っ込む前シリーズ「クリスティ・ハイテンション」の続編。成長したクリスティが引き続き主人公となる。
前シリーズには絡まなかったモリアーティが本格的に登場し、クリスティらと接触して物語が転がる。
今の所モリアーティは単純な悪役ではなく、それぞれのメイドたちも含め「味方ではないが、時には間接的に共闘も行う」奇妙な関係が描かれる。この狡猾な、けっこう美味しい立ち位置はいかにも新谷かおるっぽさを感じさせる。
ホープ家のスーパーなメイドたちも結構入れ替わってるのだけども、黒魔術使いまで出てくるのはちょっとチートすぎじゃなかろうかw
まあ、メイド連中が「どの他作品から持ってきたキャラかなー」とあれこれ考察するのもまた楽し、です。