紙の本
冬芽の人
2016/01/20 09:21
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投稿者:kon - この投稿者のレビュー一覧を見る
元刑事の女の恋人をめぐる孤独な闘いいいですね。まさに大沢作品」です。まさに至極のミステリです。続編はないでしょうがじっくり読むことができました。いいですね。
紙の本
主人公にイライラさせられる話。
2015/08/30 13:44
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投稿者:Ai - この投稿者のレビュー一覧を見る
この作家さんの小説とは思えない主人公でした。最初の方に同僚の息子と出会い、昔の事件の描写が書かれていた時点で、どう考えてもその同僚がかかわっていなければ起こりえない内容なのに、主人公は後半にならないと気づかない、知って驚いているという間抜けぶり。ここまで間の抜けた感じの人にしなくても良かったのではないかと思いました。
次回作に期待します。
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『新宿鮫』シリーズでブレイクした著者は、男性を主人公としたハードボイルド作家のイメージが強いが、どうしてどうして女性を主人公にした作品にも、侮りがたい傑作がある。
『天使・・・』シリーズの神崎アスカ、『撃つ薔薇』の橡涼子、『相続人はトモコ』のトモコ、そして本作の牧しずり、それぞれ魅力的なヒロインで、著者の技量の高さに納得。
本作は、サスペンスフルな展開と共に、ロマンス小説な味わいもあって、女性読者が特に賛意を寄せるのではないか。
解説で激賞の、『ライアー』も是非読んでみたい。
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何件もの殺人がいりくんでいるのですが、書き方は柔らかいです。
主人公の牧しずりさんが、ストロベリーナイトの姫川玲子さんのイメージと重なります。
しずりさんをかばって受傷し死んでしまった先輩刑事の前田さん、その息子さん岬人さんと出逢い、しずりさんの閉ざしていた心が揺らぐ。
内容的には面白かったのですが、登場人物が何故かあまり好きになれない作品でした
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久しぶりに大沢先生のを読みました。
年上の元刑事の女性と学生の男の子とのロマンスミステリーは何とも「早く先を読みたい!」思いにさせますね。個人的にはラストはもっと長くしてもよかったかなぁと。主人公が幸せを取り戻せた姿をもっと見たかったです。
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捜査中のトラブルが原因で退職した元女性刑事が時を経て事件を再捜査したところ、思わぬ真相が次々と明らかになる。女性版ハードボイルドとでも言うべき物語です。
警察の組織力をもってしても明らかにならなかったのに、1人の元刑事がどんどん手掛かりを見つけていくところに若干の都合の良さを感じるものの、小説だからまあいいか。
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職人芸ですね。
カチリ、カチリとはまっていく。大団円に向けて。
ミステリ要素とアクション性を盛り込んだ、孤独な女のロマンスストーリー!!
うまい、内容は平凡なだけに、それを読ませる大沢のうまさが引き立つ。
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謎解きあり、恋愛ありの興趣に富んだロマンス風味のサスペンス。上司の中崎と部下であるしずりの会話も秀逸で、モデルとなる上下関係だと思う。男が惹かれる女性像をうまく描いている。
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読みやすい。話の展開がわかりやすいので引き込まれ、
グングン読んでしまいました。
話の深さとか重さはおいていおいても、
話の作り方がとってもうまい。
満足な一冊でした。
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面白かった!
中盤まで、しずりの気持ちも話の進展もゆっくりゆっくり進むのに対して、終盤、一点の真相に向かって緊張感やら興奮やらがキューっと高まる感じは、たまらない。
過去の事件から、こんなストーリーが編み出されるなんて!
大沢在昌さんの天才ぶりに感動。
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元刑事の牧しずりは、刑事を辞めたきっかけとなった事件 -その事件では自分をかばい、先輩が死亡する事故がおきている- を調べなおす。
↑あらすじがうまく書けませんが…
母からのお勧めされた本。
が、この本で私は『ラブストーリー』が苦手。というのを再認識。
ミステリーの中にラブストーリーも濃く入ってる作品でした。
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新宿鮫は以前よく読んでいましたが、久しぶりの著者の本でした。後半はテンポが上がって一気に読みました。男性には受けそうな主人公ですね。