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紙の本
人それぞれの「定年後」
2017/08/10 05:50
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投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「定年」というのは、「ある一定の年齢に達したら仕事を退職する場合のその年齢 のこと」とある。 だから、男性だけにある訳でなく、もちろん女性にだってある。
それをあえて、「定年女子」とすると、女性独自の「定年後」があるのかと思ってしまうが、決してそんなことはない。
定年後、どういう生活を選ぶかは男性と同じだし、定年後の悩みややりがいだって男性と変わりはしない。
2015年に刊行されたこの本の中で著者の岸本裕紀子さんが取材した女性たちの「定年後」は男性のそれと変わらない。
女性であっても、定年まで勤めた女性の定年後の居場所づくりは大変だろうが、男性とちがって案外簡単に作ってしまうのが、女性ならではだろう。
「定年後」の「おばちゃん化」を薦めている本もあるが、もし人生もうまくやっていきたいと思うなら、それも悪くない。いや、むしろ積極的に学んでいくべきだろう。
考えるべきは、「定年後」亡くなるまでも膨大な時間に何をしたいかということだ。
この本で岸本さんは「幕の内弁当式リタイア後の生活」が、バランスのいい生活としている。
つまり、週何日か働いたりジムに通ったり、習い事をしたりといったそういったバランスが大事だとある。
手あたり次第になんでも手を出すというのもどうかと思うが、「定年後」あなたならどんなおかずをそろえることができるだろう。
いずれにしても「定年後」というやっかいな時間は、神様から今までがんばってきたご褒美としてもらう大切なものだと考えれば、おろそかにはできない。
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