紙の本
元素から世界を考える。
2017/01/12 21:15
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投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る
元素をキャラクター化して理解しやすくする、というのは確かに面白い。
ただ、100以上もの元素をグループするための要素が多すぎて結果としてはまだまだややこしさは残っていると思う。原子量の大きな、わりに近年見つかった元素は情報が限られてもいるし、著者もかなり「疲れた」のではないか、という感じもした。
全体のほとんどは個別の元素の紹介であるが、初めの方のまとめはなかなか面白かった。全部で100以上あっても、宇宙の構成要素のほとんどは数個の元素で占められているなども「残りのほんの少しの差で様々なことが起きている」と考えれば不思議でもある。文明が進むほどに人間の使用している元素の種類も増えているということも可視化されると実感がわく。「生物」も生きている状態も死んでしまっても元素としては同じ、というと何か哲学のようだ。
元素の集合として世界を考える、という見方が一番面白かった。
紙の本
暇つぶしには良い
2016/01/21 09:41
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投稿者:ナス - この投稿者のレビュー一覧を見る
本自体が小さく、薄い。また、ちょっとした暇つぶしに読むにはちょうど良いような内容。子供が好きそうな絵が多い。
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Caまでしか周期表は使ったことがないので,それ以外の元素はなじみのある金属(Au,Ag,Hg,Pt,Fe,Cuとか)しか見なかたったが多くの元素があるものだ。比較的新しく発見されたり作られたりしているところが面白い。地球上にはない元素が宇宙にはあるのかもしれない。
それらの元素を髪型や衣装,年齢などで表現する発想が面白かった。
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先日チームラボのデジタルアート展を観に行った未来館のショップにて、
展示とは全く関係ないこの本を購入。
いやー面白かったです。
擬人化による分類も、
最初は狙いすぎに思え
「は?」
と思ったのですが、
いやいや、読んでいくとなかなか分かりやすく表現しているなーと納得。
何故元素?
という疑問は前書きを読んでも後書きを読んでもわからなかったけれど、
まあいいです。
実用性のない知識は大好きなので。
絵はさすがの寄藤文平氏で、
期待に背かず面白かったです。
合間のマンガの置き方もなかなか良いです。
ところで無知をさらけ出してお恥ずかしいのですが、
人工の元素ってあるんですね…。
惜しむらくは、
後半元素の図のスペースがマイナー度合いに比例して小さくなっていったことか。
淡々と同列に扱って欲しかった。
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まだパラパラと気になった元素を斜め読み程度だけど、この絵の感じ見たことあるなーと思ったら、あの「大人たばこ養成講座」の人だった。
どうりで!あの味気ない元素記号がこんな親しみやすくなるなんて、学生時代にあいたかった。
あの頃から元素を記号としか認識してなかったから、水素2個に酸素足したら水でしょ?ちょちょっと作れるんじゃん?なんて思っていたけど、それには核反応や莫大なエネルギーが必要で、放射能に放射性物質と危険が伴うそうで。
簡単に作り変えらえないからこそ「元素」なんだって。
身近なものを元素視点でみる面白さが満載の一冊。
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ハッキリ言って日常で役に立つ事はありません…汗 たぶん。(^◇^;)
ただ、知識として元素を楽しく学んだり化学反応やら普段何も考えずに使っている物や成分を理解すると、見え方が変わってかなり楽しくなります♪(=^ェ^=)
特に、人間自体を元素化するのは宇宙の法則にも通づるところがあり興味深く読めました。
チョット変わった本を取り入れたい方や
雑学王になるにはオススメです♪
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こんな周期表に学生の頃出会っていたらもっと化学が好きになっていたと思う。ミネラルの解説は必見の価値あり!
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目を閉じ、心を空っぽにして、元素と語り合う。ほら、世界の理が見えてくる。
ウンコと語り合ったって何も分からんのですよ。
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【図書館】漢字表記はそれぞれのキャラが出てるなぁ。ルテチウムお高いと思ったらもっとお高い元素もあるのか。フランシウムは最長でも約21分しか存在しないとか不思議。人体を構成する元素をもとに換算した人間(60kg)の原価は13000円だとかおもしろい。元素の食べ方がよかった。各ミネラルが欠乏した時の症状と含まれる食べ物が見てわかりやすい。
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これは面白い!なんで今まで目を留めなかったんだろう。元素それぞれの性質が、独特の味わいがあるイラストで表現されていて、見ているとジワジワ楽しくなってくる。
一番気に入ったのは、元素のヘアスタイル。ハロゲンがハゲだというのはまあアレですが、窒素族がモヒカンで、遷移金属がサラリーマンヘア、ランタノイドがアトムヘアとか、なんだかそれらしい感じ。人間の「原価」がほぼ13,000円とあるが、これって安いのか高いのか、微妙だ。
ニホニウムも入った完全版が出ているそうで、これも買わなくちゃ。
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読書録「元素生活」5
著者 寄藤文平
出版 化学同人
p178より引用
“ ミネラルは少しでよいのです。
リーダーが多すぎると、かえってうまくい
きません。”
目次より抜粋引用
“リビングと元素
スーパー元素周期表
元素キャラクター
元素の食べ方
元素危機”
イラストレーターである著者による、元素
と私たちの生活とのかかわりについて記した
一冊。同社刊行作文庫版。
お馴染みの語呂合わせから希少元素の問題
まで、何時も傍にあるけどあまり気に掛ける
ことのない大切な物について、味わい深いイ
ラストを使い解説されています。
上記の引用は、体におけるミネラルの役割
について書かれた項での一節。
船頭多くして船山に上る、ということになら
ないように、色んな物を少しずつ食べるのが
良いのではないでしょうか。偏り過ぎは食事
に限らずあまり良く無いものでしょう。
元素の特徴を髪形や体形や服装で個性的に
した、スーパー元素周期表と、それぞれの元
素の解説は、これから化学を学ぶ世代に良い
参考になりそうです。中学入学する位にプレ
ゼントすると、科学に興味を持ちやすくなる
かも?
ミネラルを含む食材も紹介されていて、普
段の食生活にも役立つ一冊かと思います。
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元素の分類や特性をゆるい絵で表現しているが、元素一つひとつの情報も丁寧に説明されている。人体など身近なものの構成元素などから楽しめる。
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辞典のような本。
とりあえず、人工の元素っていうものがたくさんあることすら知らなかったので驚き。
元素と言われると拒否反応示す人も多そうだけど、とっつきやすいイラストと簡単な文で書かれているので手に取りやすい。