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安定のガリレオ。人間ドラマがあるところもいいね。
しかし回を重ねるごとに湯川がどんどん福山に。。もう映像化を踏まえて書いてるのかなあ。
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ストーリーの立て方が絶妙。
飽きさせもせず、
かといってある程度の謎を秘めた状態を保ったまま物語の核心に向かうのでずーっと面白い。
初期の帯にあるように「シリーズ最高のガリレオ」
ではないと思うが、
ガリレオ先生の熱い想いが溢れるすごい作品でした。
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ガリレオシリーズ。最近の作品は、ガリレオ先生の科学的分析よりも情緒的に解決することが多い。今回もそんな感じ。でもちゃんと久しぶりにでっかい科学装置が出てきたから、それがガリレオらしくてよかった~
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ストーリー前半で展開がわかってしまったからこれはミステリーというより湯川先生の心情を読むためのものだと私は感じた。
湯川先生の人となり、私はとても好きだ。
大好きで打ち込んでいるものがあって、他人に興味なさそうにみえるけどときには身近な大切な人をまっすぐ信頼して、ポーカーフェースにみえるけど実はそんなことない人間味溢れる天才物理学者。
シリーズとしては容疑者Xの献身の方が完成度高い気もするけれど、次作をこれからも楽しみにしたい。
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ガリレオシリーズ。
元々、単行本『禁断の魔術』所収の短編を長編化したもの。前作『虚像の道化師』が文庫化になった時、やや変則的だったのはこの長編化があったからのようだ。
内容は基本的にストレートで、トリックなども大人しめ。レールガン自体も、2014年の段階で、既に米軍が最終実験を行っているので、そこまで強いインパクトがあるのかどうか……。ただ、シリーズ自体の面白さはここには無いので、単なる枝葉末節である。
こうなると短編版も読みたいので、単行本を買っておけば良かったな〜などと思う。
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一気に読み終えました。いろいろと疑問がある内容でしたが、ガリレオシリーズの中では面白い方かと思います。
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とても面白くてサクサク読めた。科学技術の在り方とか考える良い話だった。推理部分はほとんどなかったけど、湯川先生の師弟愛が良かった。映画かドラマ化期待。ちょっとだけ「燃える」を思い出した。
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可もなく不可もなく。
専門的な知識が無いと読者は解けないというこの方式は正統派ミステリというより、西村京太郎時刻表トリックと基本一緒だなと思う。
ミステリを解こうとする気概がそもそもないタイプなら、人間ドラマを見ることになるのだが、東野圭吾の登場人物はなんというか、なぜそうなる?みたいな感覚の女性が多くて、今回も一人出てきた。
聖母の救済でも思ったけれど、この人の女性キャラって男性関係の倫理観とか思い込みというのが、ぺらっぺらだなと。
白夜行とかはそうなる下地があるんだけれど、希薄というか、共感を覚えにくい。
逆にパターン化された女性しか書かないので、入れ込むこともなくその登場人物が悲惨なめにあっても「ふーん」で済ませてしまうから楽っちゃ楽。
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高校の物理研究会で湯川の後輩にあたる古芝伸吾は、育ての親だった姉が亡くなって帝都大を中退し町工場で働いていた。ある日、フリーライターが殺された。彼は代議士の大賀を追っており、また大賀の担当の新聞記者が新聞記者が伸吾の姉だったことが判明する。伸吾が失踪し、湯川は伸吾のある”企み”に気付くが…。シリーズ最高傑作!
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久しぶりの湯川准教授。やっぱりこのシリーズは読んでて楽しい。草薙と湯川の友情と仕事へのプライドは読んでて心地よい。湯川先生にもこんな一面があるのかと…と思わせる後輩への愛情と、科学への造詣がクライマックスのシーンで描写されている。相変わらず一気読み!
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"最高傑作"という言葉を目にしないで読んだ方が楽しめた気がする。小芝くんの研究心は目を見張るものがあるし、内海刑事の目の付け所には感心する。
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表紙がシンプル…てか、なんの写真なの?
湯川の葛藤が中心だったけど、コシバ君の内面描写とか葛藤ももっと欲しかった〜
終盤は緊迫感があって好きだし、湯川の行動にもジーンときたが、コシバ君は、仁策はその後どーなったの?と色々消化不良でもやもや〜
短編ならば最高傑作かも…長編の中ではイマイチで、やっぱり容疑者x、方程式の方が好き。
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ガリレオシリーズの長編小説。
関係なさそうなエピソードが徐々にからんでくるのは個人的に好きだ。トリックがどうとか、動機がどうって問題ではなく、全体の話がとてもよかった。
あと、内海だけじゃなく、岸谷も登場したのは驚いた。
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☆2015.6.12
帯にある通り、今回のガリレオ先生の苦悩と真剣さは、これまでの中で最高かもしれない。
若い才能が生かされるか殺されるかの刹那、その攻防は息を飲む展開。
待ってましたの文庫化。
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文庫版「虚像の道化師」で予告されていた,単行本版「禁断の魔術」所収,「猛射つ」を大幅加筆した長編作品。
ガリレオ・シリーズには,理系縛りがあって,どうしても仕掛けの方に重点が置かれ,ストーリーが薄くなる傾向があるが,本作もご多分に漏れず。「レールガン」というオモチャを見つけて,なんとかそれを軸にドラマにしたいという意図がありありと見えてしまう。だから,面白くないとは思わないけど,あとに何も残らない。ちょっと社会性のある話かと思いきや,深掘りがされていない。もっとなんとか出来たのでは?
人は,東野圭吾にこんな作品を求めているだろうか。少なくとも私は違う。