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山崎元、水瀬ケンイチ『全面改訂 ほったらかし投資術』(2015.6)を読む。
インデックス界の生き神、ヤマゲンさんと梅屋敷の水瀬さんがタックを組んだ基本書のリライト版。
シロート向けの必要十分な投資について答えを出しています。
やってる人には当たり前のことですが、迷った時の指針になること大です。また友人が投資について熱弁しているときにニヤニヤできます。
【本文より】
◯インデックス運用の欠点は、相対的に大勝ちできる可能性が乏しくてある種の「面白みがない」ことですが、著者たちは、普通の人にあっては、「面白み」はお金の運用に求めるよりも運用以外の人生そのものの中に求めるほうが有意義だろうと考えています。
◆個人がお金を運用する正しい手順
1.家計の状態を把握する
2.資産配分(アセットアロケーション)を決める
3.アセットクラスごとにベストな商品を選ぶ
4.商品を売買する金融機関を決める
5.DC(確定拠出年金)、NISA(少額投資非課税制度)を最大限に利用する
6.モニタリングとメンテナンス
◯お金の運用で最悪のパターンの1つを挙げるなら、退職金が振り込まれた銀行で運用相談をして運用商品を購入するような「囲い込まれた運用デビュー」でしょう。つまり1から始まるのではなく、4の取引金融機関をいきなり決めてしまうやり方です。
◯ちなみに外貨預金は、「預金」という名前が親しみやすいためか、愛用者がいますが、外貨建てのMMFやFXによる為替ポジションよりも為替の手数料が高く、円安になった時には儲けがより小さく、円高になった時の損はより大きいので、100%ダメな運用商品ということができます。
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投資初心者(?)向けの本だと思うのですが、各章の内容やレベルにバラつきが大きく読みづらかったです。
この本の内容では、私はインデックス投資には踏み切れるほどの詳細な説明がないと感じた。かと思えば対談の内容はマニア向けでわかりづらく、全体としてのバランスを欠いていると思う。
同著者の別の本を読んだほうが良いと思います。
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全面改訂された、人気の一冊。
あちこちの投資関連ブログでもよく書評を見ることが出来ますが、概ねどれも高評価ですね。
地味と言えばそれまでですが、決して奇をてらうことなくあくまで基本に忠実に、王道をぶれることなく述べておられます。
初心者向けと言うにはちょっと難しい部分もあるかもしれませんね。
付箋は16枚付きました。
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ファイナンシャルプランナーや運用会社など業界の人ではなく、インデックスファンドやETFを活用して資産運用をしている投信ブロガーなので、経験をもとに役立つ情報が満載です。
実際の投資家として、第4章「ETF運用の現場を知りたい!」では、投信ブロガーならではの質問により、普段は知ることの出来ない回答がいくつもあり必見の内容となっています。
『全面改訂 ほったらかし投資術』は売ることもなく、ボロボロになるまで熟読から重読のレベルまで読み続けていきたい一冊になりました。
もちろん、インデックス投資に興味のある人にオススメの一冊という意味です。
詳細は自ブログにて書いています。
http://toyop.net/blog-entry-2152.html
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利息が低すぎて銀行に預けておいても将来がとても不安だが、この本を読んで、何に投資すればよいか、また投資の仕方だけでは、ためた後の取り崩しぎ方についても詳しく書かれておりわかりやすかった。
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投資初心者向けのわかりやすい本。
正確には覚えていないけどお小遣いで始められる程度にと思い積立投信を初めて数年。ほんとに僅か(数千円単位)だったが徐々に増えてきて、そのままにして全く触っていなかった。さて、そろそろどうしたものかと考えたときであった。
どちらかというと本当に初心者向けでわかりやすい、そしてもうワンステップぐらい上げたいという人には本当に読み易い。そしてあんまり頭が良くなくてもわかる気がする。これを読んで実践するだけでいいため。
具体的な投資先が書いてあったのも非常に参考になった。
初めて投資するイロハはわかったが、将来的にどうなっていくかについてはなんとなくしかわからなかったのでもう少しこの本が薦める投資の本などを読んでいきたい。
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投資が仕事や趣味でない人に向けて、なるべく手間をかけずにそこそこ良い結果を目指す投資方法を説明している本です。基本的に、著者らのこれまでの書籍やブログで書かれていることと変わらずインデックス投資を続ける方法がかかれています。
近年、国内の投資信託のコストが下がってきたことにより海外ETFのメリットが下がってきたことに言及されているところが参考になりました。
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インデックスのETFや投資信託の具体的な銘柄が参考になりました。銘柄を調べる時間をどのように捉えるかによって、アセットアロケーションをどうなるのかが決まる印象を持ちました。
私の場合は、企業の応援の意味合いや、優待もいただきたいので、日本の個別株を中心としながら、一部インデックスを今後も投資していきたいと思ってます。
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【投資に時間なんかかけない】
投資であれこれ時間をかけて研究しても、かけた時間に見合うだけのリターンはないと考えています。
ただ、投資は必要ですし、時間のかからない、手間ひまのかからない投資は重要です。
これがインデックス投資の最も重要な部分です。
投資に時間をかけない、時間をかけるなら投資ではなく、仕事・趣味・勉強などほかのことに時間を使いなさいということです。
資本主義や経済の仕組みの勉強に時間を使うことはいいと思うのですが、日々の株の上がり下がりを追いかけ、そのことに貴重な時間を費やすことは時間の無駄使いと言えます。
インデックス投資で大きなリターンは期待できませんが、投資にほとんど時間をかけなくてよいところが、最大の重要なポイントであり魅力です。
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かんたんである。
過去に運用経験はあるが、労力とリターンは見合わない。
これくらいの考え方の方が長続きするのは確実。
非常に参考になる。
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本屋をぷらぷらしてたら目に留まって思わず買ってしまった。
5年前、この本を読んでいなかったら証券口座を開くこともなかったであろう、俺にとってのバイブル的な本が全面改定とあれば買わざるを得ない。
当時、大学院2年だった俺はこの本を読んだ後、ウォール街のランダムウォーカー読んで、SBI証券に口座を開いて自分の金を投資し始めることになったのだ。
そして5年前から現在に至るまでずっと、ドルコスト平均法によってインデックス運用を続けているのだ。
当初は日経とダウだけでやっていたけど、新興国銘柄、コモディティ、金、さらにはインデックスと逆に連動するベアとか、いろいろ試してみた。
本書ではバイ&ホールド、買ったらずっと保持し続けることを推奨しているが、俺は小物なので利益がついたら確定させることもあるし、下がる気配が出てきたら売ってしまうこともある。
なんとな~く、毎日日経新聞読んでると潮目というのが分かってきた感じもする。
とにかく、本書の方法で投資を始めて、大勝ちしたことは全くなかったけど、負けたことは一度もない。
株とか投信は手を出してはいけない世界だと初心者は思うかもしれないが、やってみたことがあるのとないのでは大違いだ。
5年前ではノーロード投信の選択肢も少なかったけど、今ではETFの選択肢が増え、確定拠出型年金にNISAなど利用しない手は無い利用制度ができた。
どの銘柄を買っていいのか分からない初心者にも、この銘柄こそが買い、という答えが載っている。
投資をまったくしたことが無い初心者、
証券会社のセールスの口車に乗せられてカモにされている人、
そんな人にオススメの投資術である。
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あまり大儲けしようと頑張らずに着実に投資することが大事ですね。
さっそくNISAで少しずつ投資してみます!
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投資のことを何も知らない、面倒なことはしたくないけど最低限のことは知っておきたいという人向けの本。実際必要十分な気がする。何より、普通の人は投資で稼げる額なんて知れてるのだから、もっと他のことに時間を使うべきという姿勢が至極まっとうだと感じた。
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長く手堅く資産運用をする最強の方法として、インデックス投資を勧めています。金融・経済のプロではない私にとっても、インデックス投資の取り組み方がわかりやすいので、やってみようかなあという気になります。資産運用の参考にしたいと思いました。
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昔、「投資信託買いませんか?」と聞かれて休日に呼び出され話を聞いたときに、「購入者はリスクをとる。販売者は手数料なのでリスクがない。なんかあったら自己責任。こんな売り手に都合のいい商品をあなたは買ったのか?」って聞いたときに「買ってない」っていう若手銀行員がいて、すぐに上司がでてきたことを思い出した。