紙の本
期待しすぎたかも?
2016/05/05 14:03
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投稿者:坂の下の落人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
LINEの元社長・森川亮さんの著作。
社長を退くにあたり、いままでの仕事人生を振り返ったような内容。
帯等には、一見、いまの仕事の定石に反しているような惹句の数々が刺激的に並んでいますが、言ってることはとてもまともで真っ当な印象です。
ただ、それ以上に新鮮味や感銘を受けることもなく、書かれていることはいたってふつうのことでした。まさにタイトルどおり内容もシンプル。突っ込みどころもないですが、引っかかりもない本でした。
期待が大きかったのかな?というのが偽らざる感想です。
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ビジネスの本を読んで、久々に痺れた。要はユーザーや世の中のためだけを考え、良いサービスを出すことに集中する人財だけを集める。そして経営としては彼らが活躍しやすい環境を整えた後は余分なことをしない。例えば、ビジョンを内面化した熱量のあるメンバーが集まっているのが前提だから、文書化されたビジョンも経営理念も不要。モチベーションが高いのが当然たがら、わざわざモチベーションは上げないし、現場で計画と実行が同時に行われるから管理や事務方も偉い人も要らない。経営者の仕事は「決める」ことと、「決める人を決める」こと、そして情よりも結果で判断。語り口はソフトながら、そんなハードな本質だけが、ど・ストレートに書かれていて、何度も読み直したい本。
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元LINE CEOの森川亮さんによる自筆本。本書のタイトル通り章立てや構成、内容もシンプルなものとなっている。
会社として成長・発展していくためにそこで働く各々が、カスタマーのことを最優先に考え、行動実行していることが伺える。そして、それを成すために、優秀な社員とそれを最大限生かすための取り組みが不可欠であることも分かる。
働く人がプロとしての意識や覚悟を持ち、そのために何をするか自分で考え行動できる組織であるならば、必要以上の仕組みやルール、それを阻害する無駄な時間や過度の人付き合いは必要ない。そして、その好循環を会社が保ち続ける限り、個人や組織の成長、カスタマーの満足度は今後も右肩上がりで伸び続け指示されていくことだろう。
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一気に読み終えてしまった。
シンプルに至るまでの過程が大切だと感じました。
ブレてはいけない信念があるからこそ、シンプルになれるんですねっ。
考えて考え抜いた末に辿り着くと本質が見えるんだと感じたので、自分も本質と向かい合ってみたいと思う。
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LINE株式会社前社長のビジネス本。
差別化は狙わない、事業計画はいらない、偉い人はいらない、情報共有はしない…などなど、ビジネスのセオリーをことごとく翻す刺激的な言葉がならんでいます。
奇をてらってるわけでも強がっているわけでもなくて、「ユーザーのためになることは何なのか?」を追求した結果、無駄なものをとことん削ぎ落とした結果。
おそらくとんでもなく働いている人たちの集団ですが、ユーザーのためにここまでできることがすごい。
全然違う業界ですが、自分が仕事をしている上でモヤモヤ感じていることも、根本はここかもしれないなあと思いました。
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久々に一気読みでした。
共感できるところ多数、実現できてない現状に自己嫌悪。
絶対やりきる。がんばる。
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前書きを読んだだけで、はっとすることがたくさん。
「きちんと」仕事することについてフォーカスされていて、経営者じゃなくても闘志をくすぐりやってやろうと思わせてくれる1冊。
朝の通勤電車で読むのがおきにいり。笑
ここでポイントなのは、「きちんと」=ユーザに価値を提供すること。自分のため、会社のための仕事にならず、ユーザが求めているものを考え、提供し続けること。そのために自分を磨き続けること。これに尽きるとのこと。
私は「モチベーションをあげない」を読んで反省した。モチベーションがあがらないなんてプロではないですね。反省。
「きちんと」仕事できるようになりたいです。
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私のように金融業界で働く者には、すべての記載事項について共感することはできなかったが、それでも参考になる箇所が多い良書だと感じた。
開発や人事など様々な切り口で説明しているが、言っていることは極めてシンプルで、「ユーザー満足を高めることだけに、可能な限り多くの経営資源を回す」ということ。
従って、会社の自己満足に過ぎない研修やら会議はやらない。
事務方もマニュアルも要らない。
確かに、会社が成功をおさめるには、戦略を最小限かつ簡易なものに絞り込むのがベストだと思う。
共通の理念を叩き込んだ従業員が情熱と自主性をもち、互いに尊重しあいながら目標に向かっていく大切さは、先日読んだ「キリンビール高知支店の奇跡」にも記載があった。
ここから推察されるのは、いわゆる管理を行うのではなく、リーダーが夢を語り、情熱を伝播することを通じて部下のパフォーマンスを最大化するのが、組織を最も強くする方法なのかもしれないということ。
自分なりの部下の率い方を考えてみたいと感じた。
その他に共感できたのは、先のことを見通すのではなく、今ある事実に向き合って商品をつくること。
一方、理解はするが難しいのが、スキルアップやモチベーションアップを、部下の自主性に任せること。
それらをなぜ会社がやらなくてはいけないのかと問われればその通りなのだが、実際のところ、それが期待できない従業員が多いのが実情…
<H29.12.19追記>
大切なことは、自分の仕事の本質をよく考えること。
例えば、金融であれば、お客さんにお金を供給するという当たり前のことが本質。ここを忘れて独りよがりな商品を作っても、絶対に受け入れられることはない。
結局は、目の前のニーズを徹底的に磨き上げるしかない。
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安宅『イシューからはじめよ』を思い出す。商売の本質は「人のほしがるものを提供する」こと。これ以外のことは重要でないとすれば、やるべきこと、やらなくて良いことはおのずと絞られてくる。
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社員をモノのように扱ってはならない。・・・・・のびのびと能力を発揮出来る環境を整える。
LINEの創業者。
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森川さんのようにシンプルに考えて、突き詰めるのはたぶん多くの人ができる(気がする)
でも、それを実際に行動にうつせるとこがすごいなーと。
情とか、しがらみとか、自己保身とかあるもん。
モノづくりに対する考え方は共感しかなかった!目の前のユーザーだけを見て、スピード×クォリティで届ける
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本質が重要は、再度認識。これが重要。
モチベーションは、上げない。
生産性の高いメンバーの下にモチベーションを上げてあげないと動かない奴入れるの無意味。
主体的に、動けない奴はいらない。
いくつか、再確認し同意点あり。
でも、それ以外は新しい発見は乏しい。
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IT業界は、スピードがライバルを凌駕しているかどうか。
そもそもこれはなんなのか。
ユーザーの価値の最大化であって、差別化はニーズとずれることがある。
ユーザーのことをLINEの社員は一番に考えるから、
良いものが生まれているという。人の集め方。LINEの方々の声を聞いてみたい。
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カスタマーの役に立つことを第一に考える、というシンプルな著者の経営哲学を豪快に公開してくれている。
会社の決定や動き方など全てにおいてシンプルさを徹底しているのがLINEの成功の原因だった。
一見、これまでの経営論や組織論とは矛盾したような考え方もたくさんあるのだが、顧客の利益を生み出すためにどうしたら良いのかという視点が貫徹されているのできちんと理屈が通っている。
顧客の利益、シンプルさ、この二点が大事なのだ。
勉強になりました。
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ビジネスにおける本質を捉えることはユーザー目線になって考え抜くこと。本質とスピードの2つを達成するために不要なものはすべて捨てる。驚くような考え方もある。自分がしがらみなくシンプルに物事を考えているか見直す機会になる。