紙の本
私は好きです
2015/09/21 09:56
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:yi - この投稿者のレビュー一覧を見る
発売日に買ってから、ゆっくりゆっくり時間をかけて昨日読破しました。早く読んじゃうと、勿体ない気がして。だって続きが出るの、1年後とか待ちきれないじゃないですか…。
この作者さんにしか書けないお話だなと思いました。
ギイ、置いてけぼりとか、我が輩とか、雑用係とか。細かいエピソードが積み重なっての400ページ越えです。読み応えありました。
アリル皇子とミレディアとの会話や、ほのぼのとした日常に癒されます。
二人が結婚してからの2か月間のお話です。
ちらちらと仄めかされるネネ妃は不気味です。
アキの動向も気になります。
次巻も非常に楽しみ。
紙の本
待ってました!
2015/09/18 20:25
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:のん - この投稿者のレビュー一覧を見る
彩雲谷物語とは一味違うけど、雪乃節は健在です。
シリアスな中にも微笑を誘う言い回しがたくさん!
もちろん内容もおもしろい。ミレディアのこれからの選択が気になります!
ミアとアイゼン皇子の因縁も明かされます。
まだ二巻なのに今後の展開が全く想像も出来ません。
ぜひ一巻と共にお楽しみください!
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2巻目のこの巻では、9ヶ月後の戦場での死を覚悟した、大した力もない(と思われている)魔女・ミレディアと、皇子たちとの縁が語られる。
それぞれの縁の糸は、それぞれの色合いを持ってるけど、彼女の人を殺すより助けることを大切にしたいという思いで、彩られてる。
この糸が、どんなふうにこれからの物語を紡いでいくのだろう・・・。
ところで、次の巻の発売は、また、1年後かなぁ。続きを早く読みたいけど、ぎっしりと詰まった重厚さが魅力の作品だから、読み手もあせっちゃだめかな。
それと、題名の「レアリア」って、何だろう?
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本当に大切な相手なら、相手のために、手を離すことができるはず。薔薇姫のお話。
期限付だから、別れが決まっているといって、一緒にいない方がいいわけじゃない。骸骨を乞う。
このへんが雪乃さんの物語の軸なのかなあと思います。意地悪な人は、似たような話だとか言うのかもしれないけど、そうじゃなくて、貫かれてる大切なことなんだよ〜!って思います。
ミアちゃんは若すぎて感情移入はしにくいかも、見守っちゃうかも、と思ったら、秀麗とほぼ同じ年だったよ…私が年とっただけだったよ…
彩雲国じゃないし読まなくていいかな、と思ってたけど、やっぱ面白くて読んじゃう。
政治が絡む少女小説?やっぱすごくすき。働いてないと仕事より政治の方が意外と身近。
ミアちゃんもアリルもすきだけど、でもまだやっぱ秀麗や劉輝の方がすき…( ; ; )やっぱ彩雲国読みたいな…短編でいいから…出してくれないかな…出さないよね…悲しい…。でもレアリアも長いシリーズになりそうだし、これからどんどんますますすきになっていきたいなと思います。
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慣れただけかもしれないけれど、Ⅰよりは読みやすかった。そんなⅡはミレディアの友達の話と、家族になったアリルとの日々が描かれてて、嵐の前の日常編といったところ。ぎこちないながら少しずつ距離を埋めていくミレディアとアリルが微笑ましかった。何より、ミレディアをきっかけにして周りのことに興味を持ち、人間らしく変わっていくアリルが良い。アリルがミレディアのことを「ミアさん」と呼んでるのが好きだった。
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誰も失いたくない、戦争嫌いの主人公と、主人公のためだけに国主たらんとする登場人物。なんというか、キャラクターのつくりはこれでもかというくらい彩雲国をなぞっているような。だけど、見切り発車、勢いだけで完結まで押し切ったような彩雲国よりは、洗練された物語になりそう。
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1巻目を飛ばして2巻目から読むのは絶対不可能な本。
内容的にはライトノベルのはずが、設定の全てが掘れば掘るほど細かく設定されていて、「次を読めばあの謎が解けるかも」と次に期待してしまう。
軽く読むのにはむいていないので、掘り深めたい人におすすめです
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あー やっぱり好き
Iを読んで前作の彩雲国とは違って、初っ端から伏線張られまくりの難しそうな内容にちょっと置いてけぼりを食らってII を手に取るのを迷ったりしたけど、読んでしまえば容赦なく引き込まれた。
相変わらず主要人物は美形ばっかりで楽しいし 笑、何より物語が素敵!
アリュージャが愛したのは誰なのか、行方が分からなくなったアリル皇子がどうなるのか、気になることがいっぱいで III の発売が本当に楽しみ!
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Ⅰは本当に読みづらかったけど、Ⅱはスラスラ読めた。
うーんと、時間軸がそこまで変わらなかったからかな。
オレンディアとミレディアと名前が似ていて、交じるというのが読みづらい理由だったかも。
Ⅱは主にミレディアと皇子達が主軸だったから、そこまで話がフラフラしなかった。
なんだけど、やっぱり彩雲国を思い出しちゃうのよね。
レアリアの世界を大事にしながら読もうと思うのだけれど、
王位継承者とか、主人公の女の子が実は異能の持ち主とか、
「殺さない」という信念とか。
どうか、この先、レアリアが彩雲国と同じくらい
素晴らしい物語となりますように。
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ストーリーはすごく好き。
だけど、やっぱり読みづらい。
Ⅰよりは読みやすくなったけど…
ボリュームもあるから、
時間をかけて丁寧に読んで、読み終わった頃には、
『あれ、全体的に何がどうなった?』
って思って最初から振り返らないといけない。
要するに、
今回は、5年前にアイゼンを逃した時の真相と、
そこから伴うミレディアの後悔の話が主軸で
そのほかにラムザとアリルの王子二人組の背景と、対するミレディア、
ラムザの母ネネ、ミルゼリス大伯父、軍師リリの心情が知れたりとちょこちょこ補足も交えた展開された。
そういえば特に山場がなかったな。。
最後の最後に事件が起こって次回へ続く…
この間の途中で思ったのは、
ユーディアス=元道化師っぽい説明があったような
アキ=もともと名無し=昔巻貝城にいた=元道化師?
から、この二人の願いって、帝国の終焉なのかな?って
思いました。
この話、どれ位で決着つけるんだろう。
続きはきになるけど、どこまで沿っていけるか。
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どの登場人物も未来がないお話ですな・・・。
そしてみんな幸せになりそうにもない(あ、我が輩や小蝙蝠はそこそこ幸せかも?)。
でも続きは気になります。
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03/27/2016 読了。
図書館から。
前作よりは読みやすかったです。(慣れた?)
ふたりの皇子とミレディアの過去に焦点が
当たってた感じですかね。
全編通して、切なーい感じで重く苦しさが拭えない。
明るい未来が見えないけれども、
誰もが、相手の幸せを願っていて、
どうまとめるんだろう…。
ギィが今回、全く出てきませんでした。
ルー皇子が道化師で、冬の王で、いいのかな。
ラムザ皇子は皇子ではないのかしら?
で、アキがロジェで道化師で、いなくなった皇子様?
謎な部分が重複していて、むむむ。
気長に次待ちます。
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12歳というのがキーワードなのかな。12歳の少年少女の純粋さは好き。
時々???ってなる箇所もあるんだけれど、概ね満足。続きは早く読みたい。
ミレディアとアリル殿下も好きなんだけど、1巻冒頭のオレンディア達が少女時代の話の方が面白そう。
オレンディアに比べて凡庸なミアだからこそ、共感を呼ぶこともあるのだろうけれど。
それから、リリは女性だと思っていたから、終盤で"彼"であることに気がついてびっくり。
アリルとラムザの出生の秘密、アリルの方がネネ妃の実子なのか、もしくは双子なのか、ラムザよりも濃い血をもっているのか。
考えてみれば、ミレディアの方も出生の秘密は明かされていないし。藤色の目に銀髪という容姿の特異性と、アキに出会うまでの4年間、どうやって生きていたのか。
オレンディアも幼少の頃は別の世界にいたというし、ミレディアも本当の魔女なのかも。
戦での指揮官が魔女家の女性というのも不思議ではある。作者が戦う女性が好きってだけでは解決しない気が。
魔女と呼ぶからには、武勇や頭脳以外にも特異性があるはず。
ミレディアが宰相会議にまで来てくれた道化師とアリルか同一人物なのだと気がついていないらしい描写には、え???ってなったよね。こういう、分かるだろ普通!!!って事が2巻通してずっとあったかも。隠すなら読者からも隠して欲しいというか。うーむ。
3巻でここからどう動くかが勝負。
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慣れてきたからか?1巻よりは読みやすく進んだ。
ミアがアイゼン皇子を助けた時と、現在とがほとんどだったこともあるかも。ミアとアリルの様子がやっぱりいい。学院に行くことで、そこにラムザ皇子も関わってきたりして、そのあたりはだいぶラノベ風というか、少年少女の物語という感じ。
ところでなんかミアの印象がどうしても子供っぽくて、学院で言葉を教えてたり、サバイバルしたり、ミルゼリスに対抗しようと家を借りたりしてる大人びた姿が違和感ありまくり・・・。17歳。うーん。
レナート、死んじゃイヤー、と思ってしまうあたり、このキャラクターノベルにすっかりハマっているのかも。
描写が細かくて日にちは遅々として進んでないけど、果たしてミアとアイゼンが再会したとき、どうなるんだろうか。何があっても殺さないと言った相手。
アキはとりあえず黒幕なんだなというのが示されてきたので、ミステリアス性は薄れ、ミアに固執する変質者みたいになってきたような・・・
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孤独な二人が家族となり、世界は少し、変り始める。
休戦延長なし――。魔女家名代として宰相会議に臨んだミレディアは、破滅に突き進む帝国の選択に心を痛めつつも、「家族」となったアリルのために為すべきことを考えていた。一方、アリルはもう一人の皇帝候補ラムザとデュアメル学院に通い、帝位継承者として起つ決意を固める。......明かされる少女の罪、そして少年の仮面の下に隠された驚くべき真実。世界の深淵を見据える第2巻。