紙の本
想像できる人
2016/09/16 21:44
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投稿者:ぽんぽん - この投稿者のレビュー一覧を見る
「たくさん想像できる人は人を殺さない、悲しみが想像できるから」という言葉が印象的。
みんながもっと知り、そして想像ができる人になり、悲しみを生み出さないことを願う。
紙の本
想像できる人は、人も殺さない。悲しみが想像できるから。
2016/08/02 12:02
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投稿者:気まぐれネット購入者 - この投稿者のレビュー一覧を見る
小学校高学年(5年生・6年生)向けの一冊です。第62回青少年読書感想文全国コンクールの課題図書でもあります。
主人公は11才の男の子なので、男子のほうが感情移入できるかもしれません。内容的には4年生以上じゃないと難しそうです。
クラスで疎外感があり孤立していた主人公が、祖父に誘われてスリランカで過ごす一週間を描く物語です。
「想像できる人は、人も殺さない。悲しみが想像できるから。」という著者からのメッセージを受け止めることが出来そうな精神年齢が必要になる一冊です。自分のこと、日本のこと、見つめ直す「夏休み」にしたい時にはピッタリでしょう。
紙の本
スリランカ
2016/07/31 07:02
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投稿者:ぽぽ - この投稿者のレビュー一覧を見る
冬休みスリランカに行くことになった周。成績が優秀でイジメにあっていました。小学校高学年から読める本です。
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小中学生に安心してオススメできる一冊。
大人も主人公周の心に優しく寄り添えて、読後感は満足感と安心感に包まれた。
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学校で仲間外れにされ、居場所のなくなった少年が、祖父の仕事場であるスリランカを訪ね、その文化や歴史、人々を知る中で成長していく話。
ストーリーが都合よく展開しすぎて、人物の感情の変化について行けないところも数か所見受けられるが、悪くない作品。
短くて読みやすいので、本が苦手な子にも薦められる。
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勉強はできるけど、運動は苦手。周はクラスで浮いた存在となった。それまで一緒に行動してきた洋介は、サッカーが得意な健一郎に引っ張られるようになってしまい、幼馴染の加奈も心配してくれているが、頼れるわけもない。
周は、学校では、誰とも話さないようになった。あと2日で冬休みという日、靴箱からスニーカーが消えた。家族も、周の様子が変なことはわかっているみたいだけど、相談できない。
ただ、祖父からのメールには、本当の気持ちを書くことが出来た。
祖父からの返信で、仕事でスリランカに行くから、一緒に行こうということになった。
スリランカ。
そこで周は、セナとジャヤという親子と出会う。
一冬の成長物語。
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クラスで孤立した周が、スリランカでその国に起こった内戦のことを知る。想像することができる人が増えれば、いじめも争いも減っていくのだろう。
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今年の課題図書だったのですね
小学高学年向け
読みやすいでしょうね
でも作者の「想い」がストレートに詰め込まれすぎているような
読後感に物足りなさが残りました
でも、スリランカの現状とか、物語を通して知るのは大切だなあと
≪ 想像して ずっと想像 してごらん ≫
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クラスで孤立している小5の周。唯一の友達も離れていく。メールで祖父にSOSを出したあと、海外で働く祖父についてスリランカへ行くことになる。祖父の周りのシンハラ人コックやタミル人の運転手とその娘と関わるうち、民族対立について知った周は、自分と周りの関係に置き換えて考え始める。
想像力の大切さ、学ぶことの意義、など考えさせられるテーマで、頭の固い大人こそ読むべきと思う。
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成績が良すぎるて 仲間外れにされたしゅうおじいちゃんと共に スリランカに行ってみた 紅茶で有名な セイロンティーのスリランカ そこには 同じ国の人なのに民族が違う というだけでいがみ合っている人がいた ja は ジャージャーは そんなタミル人の女の子 想像力を働かせたら戦争なんかなくなる と友情の東さんセナの言葉に 考えさせられる 学校で うまくいかなくなったようすけくん かなちゃん 意地悪してきたけんのすけのことを考えてみる 考え方を変えると 仲良くなれるかも
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恥ずかしながら、
スリランカのことを何も知らなかった。
この歳になって、
児童文学に教えられるとは恥ずかしい。
なぜ英国に紅茶があるのか。
歴史で習ったはずなのに、
それが何を意味するのかを
まったくわかっていなかった。
この本のおかげで
一段だけ
大人の階段のぼれた。
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主人公がいじめがきっかけでズル休みして、おじいちゃんの外国の職場での内戦のことなどを聞いて、いじめっ子もこういう考えを持てばいじめないだろうという主人公の考えに同感した。
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手にする機会があって読んだ。
2016年の小学校高学年向け課題図書。
辻原周、十一歳。
成績優秀、クラスでいじめられてしまう。
そんなとき、母方の祖父「じいちゃん」の仕事先のスリランカへ旅に行き、ジャヤという少女と出会う。
スリランカでは、2009年までタミル人とシンハラ人の内戦で七万人が亡くなったと知り……。
じいちゃんとのメールから両親が周のスリランカ行きを認めるまでの描写で、涙が流れました。
少し離れた場所にいる人の優しさって、ほんとうにありがたいですよね。
あの家族や幼なじみとのやり取りほど「やるせない」ことはないと思います。
スリランカの空気が、読み手の私たちをも周がクラスで感じている閉塞感から解放してくれました。
想像力の偉大さを感じます。
仕事でも、自分の考え方が正しいと思い込み、他者の側面しか見ていなかった、見ようとしなかったと反省しました。
「波の壁」は、ときに現れます。
耐えた先に自由があるということを書いてくれていて良かったです。
ただの気休めよりずっと真です。
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ジャヤが頑張っているのを読んでいて少しウルッときました
いじめられている主人公がとてもかわいそうだけど実際いろんなところでいじめがおきているのでいじめっこがこの本を読んで少しでもいじめが減ったらいいと思います❣️
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5年教科書掲載本
勉強ができるという理由でクラスで仲間外れにされた主人公シュウ。
おじいちゃんに誘われて行ったスリランカでタミル人とシンハラ人との間に起こった内戦、そして今も続く差別を目の当たりにして変わっていく。
内戦のこと、2つの人種の隔たりなど、全然知らなかったことがよくわかった。内戦の語り部、セナの言葉も広めたい。
ただ、ジャヤの話し方が読みにくかった。
たどたどしさを表現したかったのだろうが、どうして外国人はこういう風に話すと決めつけられるのだろう、と残念。