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小説土佐堀川 広岡浅子の生涯 みんなのレビュー

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みんなのレビュー95件

みんなの評価4.0

評価内訳

95 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

九転十起生

2015/11/17 20:23

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る

伊藤博文や大隈重信や渋沢栄一をも動かすほどの圧巻の人生で、驚きの連続でした。
 とにかく、次から次へと難題が襲ってきますし、何度も命の危険に晒される「九転十起生」の人生です。にもかかわらず、浅子氏は厳しい局面になればなるほどワクワクし、決して守りに入らず、新しいことを実現していく様は、凄いとしか言いようがありません。骨太な人生に圧倒されながら読了しました。感動しました。
 恥ずかしながら、私は広岡浅子氏を知りませんでした。新島八重氏の時もそうでしたが、女性の社会進出の先駆けとなる、偉大な人物が世間に名を知られていないなんて、歴史教育に問題があるのではないでしょうか。
 それにしても、宮本輝氏の解説は、ほとんどが単なるあらすじでした。手抜きだと思いました。

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紙の本

びっくりぽん

2015/11/17 08:06

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:夏の雨 - この投稿者のレビュー一覧を見る

NHK朝の連続テレビ小説「あさが来た」が好評だ。
 その冒頭、「原案」としてクレジットされているのが、この小説である。
 ドラマを観てこの小説を読むと、色々な点で違うので(だから「原案」となっているのだが)とまどうかもしれない。けれど、そういうことをわかった上で読むと、なかなか面白い。
 ドラマがこれからどう展開していくか、観るまでお楽しみという人は、ドラマが終わるまで辛抱するしかない。もっとも、今はモデルとなった広岡浅子さんの関連本がたくさん売られているから、彼女がどんな人かは結構知られている。

 それにしてもこれほどの立身出世の女性はここまであまり知られていなかったのはどうしてだろう。
 三井財閥に生まれ、大阪の両替屋に嫁いでからは傾きかけた家を守って石炭、銀行、それと日本女子大の創立に関わり、大同生命という大会社までも興した女性だというのに。
 そもそもこの小説は1988年に初版が刊行されている。今から27年前だ。そのあとラジオドラマ(!)や舞台化はされたそうだが、ここまでブームになることはなかった。
 それがここにきて、一気に大ブーム。
 さすがNHKの力はすごいということになるのだろうが、この原作をさぐりあてた人がえらい。
 これだけの人生を生きた女性だけあって、ドラマとして面白い。

 この小説では広岡浅子が嫁いだ加島屋(ドラマでは加野屋)の家のそばにあった土佐堀川をタイトルにしているが、ドラマでは浅子から「あさが来た」と、これも朝の連続テレビ小説向きになっている。
 そもそも作者の古川と広岡浅子の出会いは偶然である。女性の生き方に関心のあった古川が高群逸枝の『日本女性人名辞書』にあったわずか14行ばかりの記載に興味をもったことが始まりだという。
 潮文庫版の「あとがき」に古川自身が綴っている。

 広岡浅子の座右の銘が「九転十起」。よくいわれる「七転八起」よりも回数が多い。それだけ浅子の人生が起伏にとんだものだったということだ。
 古川もまた「九転十起」を味わっているかもしれないが、今はまさに「びっくりぽん」なのではないか。

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紙の本

テレビドラマ

2015/12/05 11:17

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:earthbound - この投稿者のレビュー一覧を見る

当然ですが、テレビドラマより詳しく「あさ」が描かれています。
こんな素晴らしい女性経営者がいたことを今まで知らなかったことを恥じ入ります。
中学の歴史の教科書に載せて貰っても良い人物ですね。
感動しました。

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紙の本

エネルギッシュな人生

2015/11/21 13:05

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あちゃこ - この投稿者のレビュー一覧を見る

人生の一瞬一瞬を懸命に生き 走り抜けた女性の生き様。 自らの商才を最大限に奮い、時代の流れを読みながら果敢に新しい事業に乗り出し、炭鉱事業、銀行、保険会社を設立。さらには女性解放へと繋がってゆく女子大の設立に東奔西走し貢献する。その過程で築かれる人脈、家族の絆。近代史の大きな流れの一端を垣間見る。自らの病もはねのけ、エネルギッシュに立ち止まる事なく人生を走り抜けた女性に感服する。

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紙の本

元気をもらえる一冊です

2015/10/28 07:35

4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ND - この投稿者のレビュー一覧を見る

NHK朝ドラ平成27年下期の原作本。いわゆる"偉人伝"ではありますが、あまりのパワフルさに圧倒される感があります。草食男子という言葉が定着し、また女性の活躍うんぬんを政治家が掲げる当今の風潮は食傷気味ですが、その流れに一喝いれ、また"教科書"になってくれるストーリーではないでしょうか。

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紙の本

「とにかく前に進む!」勇気に感謝

2016/01/11 15:49

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:こうちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

主人公が女性であることは、読後どうでもよくなる。
「とにかく前に進む!」勇気に感謝。
久々にいい本に出会った。

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紙の本

あっぱれ!

2018/11/12 11:17

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:たれちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

明治時代という男尊女卑の色濃く残っている時代に、結核や乳がんという病魔に見舞われながらも、その強い生命力で炭鉱事業、日本女子大学、大同生命の設立に尽力した度胸と根性にあっぱれです。また、浅子の才覚を見抜き、優しく見守っていた旦那さんも素晴らしく、この時代にしては珍しい考えの方だと思いました。

どんな困難が降りかかっても、九転十起生の精神で立ち上がる浅子のたくましさに感動を覚え、一度読了してもまた読みたくなる一冊です。

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紙の本

読書後の感想

2016/03/30 14:33

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:デビルマン - この投稿者のレビュー一覧を見る

現在放送中のNHK朝の連続テレビ小説「あさが来た」にハマリ、その原案本であるこの作品を購入。
内容は主人公豪商油小路三井家出身の浅子が、大阪一の両替商「加島屋」の後継者広岡信五郎のもとに嫁ぎ、自ら先頭に立って加島屋の危機をかわしながら次々と新しい事業として炭鉱・銀行・大同生命設立と大事業を成し遂げ、さらには日本の女性の高等教育を普及させるため日本女子大学創立を行ったという、女大事業家広岡浅子の生涯を描いたもの。その成功の裏には結核や乳癌、さらには人に襲われることもあり、いく度も命を失いかけることもあったが、彼女の座右の銘である「九転び十起き」の精神で乗り越え、事業を成功させ、加島屋の発展と女性の地位向上のつなげた。
内容はドラマとは別物でより緊張感があった。浅子の言葉には本気で仕事している者としての姿勢が垣間見られ見習わなくてはという気持を起こさせると同時に著者の表現の上手さを感じた。
読んでいて古い表現が多くて難儀したが、最後の“解説”で実はこの作品は1988年に刊行されたものと知り驚いた。二十数年間も日の目を見なかった作品がいま脚光を浴びているのはドラマの影響もあるだろうが、それだけ女性の地位が向上した時代になって来たのではと考える。
こんな人もいたのかと感動を覚え、大変面白かった!

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紙の本

ドラマ脚本との違い

2016/03/15 15:48

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:shinsaku - この投稿者のレビュー一覧を見る

ドラマ放映中に原作を読む行為は初めてのことでした。原作そのものの評価というより、脚本との違いを楽しめた1冊でした。脚色されていることが視聴する立場にとって面白かったり、原作に忠実であった方が迫力があるのではと思ったり・・・。女中の小藤(ドラマでは「うめ」)が愛妾だった事実は、昨今では抵抗ある演出になることでしょう。久しぶりに読書を普通に楽しめました。

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紙の本

強い人です。

2016/03/15 12:23

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:パパゲーナ - この投稿者のレビュー一覧を見る

朝ドラの原案ということで読みたいと思っていました。文庫本で読めるようになって、手軽になりました。テレビドラマは広岡浅子さんの一生とは違うところも多いですが、幕末から明治にかけて、強い女性がいたことを改めて知りました。

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紙の本

読後感が良い

2015/11/13 15:38

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:芋焼酎とお菓子 - この投稿者のレビュー一覧を見る

朝子のスピーチ力、行動力、自分のビジネスの本意を掴もうとする姿勢、書物を書く力、人脈を大事にする点など、商売人として必要な要素は現在にも繋がります。

活躍できた土壌は、三井家の娘であるという背景、ユルいダンナ様、腰元の小藤、と羨ましいほど揃っているからこそ、ともいえるかもしれませんが、そこを差し引いても、ただでは起きないガッツは見習いたいです。

女子行員を教育する下りや、次の時代で活躍するを作り出す市川房江、村岡花子らとの交流が、今日の日本の女性の働き方、生き方に脈々と受け継がれていることも感慨深く読了しました。

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紙の本

こういう女性が100年前の日本にいた。

2015/10/24 22:29

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ぴーすけ - この投稿者のレビュー一覧を見る

「小異を捨てて大同につく」
「大同小異」とは大した違いはない、位の意味でしかないと考えていた私には
はっとさせられました。
仕事でもなんでも「総論賛成・各論反対」が多い世の中、
重箱の隅を楊枝でほじくるような議論をしている大人が多い中で
このような考え方で、これからの日本を、自分たちの未来を考えて
いる人がどれくらいいるだろう。
人の何倍も仕事をして、何回も死にかけ、そのたび這い上がる、
その70年あまりの人生を物語るには、あまりにも淡々とした文章だけど
だからこそ、よけいにすごさが感じられるかも。
歴史小説好きなひとには、文章としてはちょっと物足りないかもしれないけど、こういう女性がわずか100年前に日本にいた。その事実に感涙です。

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紙の本

広岡浅子ものの基本

2015/11/13 13:58

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:tomato - この投稿者のレビュー一覧を見る

連ドラの「あさが来た」を受けて、広岡浅子の人生に注目が集まっているが、まず押さえておきたいのがこの本だと思う。緻密で情の通った取材に支えられたこの小説は、江戸から明治にかけて日本の経済界を支えた一人の女性の心身の強靭さだけでなく、お金は将来を見遠して社会に還元してこそ価値が生まれるものだという経済の基本を、改めて教えてくれる。元気になれる一冊である。

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紙の本

あさがきた

2015/11/14 10:40

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ローズマリー - この投稿者のレビュー一覧を見る

これを読んでからドラマあさがきたを見るともっと楽しめる作品です。
情景描写がすばらしい

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電子書籍

朝ドラを観るまでは!

2019/06/06 10:52

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:るい - この投稿者のレビュー一覧を見る

朝ドラを観て、初めて知った、広岡浅子の生涯を書いた小説!書店で観て気になっていた小説を男女共学センターで見つけて、やっと読みました!
舞台化もされていますが、未だ観ていません!朝ドラの主人公夫妻を演じた役者さんお二方が時折浮かびながらの読書でした!原作をこう映像化されたのかと、そこも楽しめました。「環境が悪い、条件が悪いいうて不満いうたかて、人間大きゅうはならん。自分を深めるためには、悪い条件の中でうんと苦労することや」浅子が市川房枝に話した言葉としてありました!浅子が実践してきた生き方として最後の方に書かれたこの言葉は、重く響きます。社会人になって、壁に当たる事、環境の悪さを感じるときに、この本を事前に読んでいたかどうかで、その後が決まるほどの言葉と受け留めました!読書は実生活に生きると、今、男女共学センターに置かれている本を読み、思います!書店で本を選ぶ、ネットで選ぶ、男女共学センターで出会う、本の出会いの場で、手に取る本が違う面白さも感じました!

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