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いい文章を書くためには、沢山の名文、作品を読むこと。ポイントは一つに絞られている。
どちらかというと、著者の文章読解な一冊。
文章の書き方を知りたい人にはおすすめできないけど、2人の小説がどういった経験から生まれたのか知りたい人は読んでみるといいかもしれない。
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2016/3/11
芥川龍之介の「蜜柑」が絵画みたいで好きだったな\(^o^)/
文学は苦手だけど、「世界の捉え方」を知れるのは面白いと思った!
レトリックとかもちゃんと学んだら面白いんだろうな✨
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心をつかむ文章を書くにはどうしたらよいかを、芥川・太宰から学ぶという趣旨で本書は書かれている(「はじめに」もそう書かれている)のだが、全くそいういう内容とはなっていない。実際の作品を引用して解説しているので二人の文章の特徴はよく分かるのだが、それを用いた例文が全く無い。そのため単なる現代文の解説本となってしまっている。特徴を説明したのだから書けるだろう、というのであれば、それは書ける人の理論であって文章の書き方講座とは程遠い。
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太宰と芥川の人生を紐解き、その作品を読解していくような一冊。「文章講座」というタイトルにはそぐわないかもしれないが、これはこれでおもしろかった。
文章は、書く量の何百倍も読んで、初めて出てくるもの。圧倒的な知性の結晶である文豪の作品を、ありがたく読ませていただきます。
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2018/3/5
太宰治も芥川龍之介も天才に間違いない
しかし、2人の書き方はぜんぜん違う
天才の書き方生き方がわかって面白かった
自分の文章力を、培うテクニックなどは分からないが。名作を読んで自分だけの作品が書けたらとても面白いことだろうと思った
2人の作品を読み漁りたい
2023/2/6
再読
やはり太宰も芥川も素晴らしい
もっと本を読む
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期待していた内容とは違った。いい文章を書きたいなら、
名分家の文章や表現方法、あるいはものの捉え方を学ぶことが必要で、その文書を模倣することから始めよう、との筆者の主張は分かるが、ただ、芥川龍之介と太宰治の文章を紹介してるだけのようで、物足りなかった。
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懇切丁寧に文章の書き方を説明する本ではないので、「文章術」を手に入れるためにはこの本を読むだけじゃなくて、芥川と太宰を精読し、自分で文章の構造を噛み砕いてください、ということかなとは思ったけど、芥川と太宰の読みどころが取り上げられているのが純粋に面白かった。
芥川の「蜜柑」は本当に抜群に緻密でうまい。
太宰は「金持は皆わるい。貴族はみなわるい。金の無い一銭民だけが正しい。」とか、畳み掛けるようなキャッチーな文章が惚れ惚れする。暗い場面の文章も「時潮が私に振り当てた役割を、忠実に演じてやろうと思った。必ず人に負けてやる、という悲しい卑屈な役割を。」など、ドラマチックな自己陶酔にまんまと巻き込まれちゃう。