電子書籍
軽いものが読みたい時に!
2017/07/30 12:38
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投稿者:ケイ - この投稿者のレビュー一覧を見る
シリーズ3作目。久々だったので、伊坂ワールドに入れるか心配だったが相変わらずのスピード感と読みやすさで一気読み。
でも独特の言い回しが少なかったかな。登場人物も大人になったのか。
ことば遊びが楽しみの一つだったので物足りなさも。
紙の本
まさかの続編
2016/04/15 01:25
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投稿者:westtribe - この投稿者のレビュー一覧を見る
久々の新作。ていうかキャラのことも旧作のストーリーもほとんど忘れてました。それでもストレスなく読めるのがありがたい。
伊坂作品の中でも最もアタマをカラッポにして読めるシリーズ。ハイエナ記者との駆け引き、というのはなかなか新鮮でした。ただあまり爽快な話ではなかったな。
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みなまで言わんでいいってくらい、久しぶりだけど衝撃作品だったのでキャラが焼きついてる。
9年。
なんだか歳取ったなあ(苦笑)。
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いくらなんでも時間が空きすぎて最初は登場人物の関係がわからなかったが徐徐に思い出し、ああ、こんな感じだったなということで物語にのめり込めるが、流石に技術の進化により仕事がはるかにやりにくくなっている。そのやりにくさが従来、このシリーズが持っていた自由奔放さを抑制している感があるのが残念。また、最もキーとなるキャラの響野の活躍が少なく、さらに当たり前のように皆が老けたので物語の勢いがなくこじんまりとしてしまった。まあ、そうはいっても続編が読めるのはうれしい。
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「陽気なギャングは三つ数えろ」
絶体絶命のカウントダウン。
嘘を見抜く名人成瀬、天才スリ久遠、演説の達人響野、精確な体内時計を持つ女雪子。彼ら4人は、誰も傷つけることなく、華麗な裁きで金を奪っていく天才強盗集団である。幻影旅団の殺さず版みたいなものだ。
彼らの活躍を描いてきたギャングシリーズが、此度9年ぶりに書き下ろされたのだ。これは読むべし!と読んでみました。
9年ぶりと言えど前作と大きな違いはありません。銀行強盗が、楽しそうに金をかっさらっていく序盤から、銀行強盗とは関係ないことだったり、あることだったり(前作、前々作はどうだったか覚えてないけど)に巻き込まれ奮闘する。そんな流れは不変です。
ただ個人的に変化だと思ったのが、今回は銀行強盗と疑われ、危険に巻き込まれ、結構ピンチになるような展開が起きたことですね。今迄こんなコロコロ巻き込まれてた印象が無かったので、新鮮でした。まぁ、結局、悪役が丸め込まれてしまうことは想像に難く無かったんですが、なかなか悪役火尻の悪徳記者ぶりが良かったです。
あとは、強盗4人組以外のキャラクターの重要性がかなり高かったのもポイントですね。中盤からは、かなりのキーパーソンでした。ここまで大勢でトラブルを解決するのは今迄無かった気がします。
4人組については、響野は一層空回りキャラ感が強くなった気がしますw。9年ぶりに観たからなのか、ちょっと薄いじゃないか!とw
読み応えとしては、安定したもの。定番の型で終わります。ですが、今挙げた点はちょっと久しぶり感も併せて新鮮に捉えれると思います。もうちょっとドタバタ感や躍動感がある方が良かったとは思いますが。
因みに、また映画をやるならば、キャスト一新で試すのもありかなと。とはいえ、成瀬は佐藤浩市の続投として、久遠は伊坂映画常連の岡田将生、響野は演説がきっとcoolになる加藤雅也、そして、雪子は篠原涼子(以上、敬称略)でw
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九年ぶり、なのか。そんなに経った? と思うほど記憶に残っているのは、それぞれのキャラがものすごく立っているからでしょう。今回もパワフルで変わらず面白かったです。
初めの強盗シーンが、響野の喋りが、懐かしくて面白くてぐんぐん魅せられていきました。
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久しぶりーーな感じで楽しめた。
軽快でテンポが良く、人を食ったような会話がたまらなく面白かった。
スカッとして読了感もよし!!
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(2015/12/27読了)
いや〜面白かった。懐かしかったし。
これぞ伊坂さん。。。白とか黒とかではなく、明るい方の。
(内容)
陽気なギャング一味の天才スリ久遠は、消えたアイドル宝島沙耶を追う火尻を、暴漢から救う。だが彼は、事件被害者のプライバシーをもネタにするハイエナ記者だった。正体に気づかれたギャングたちの身辺で、当たり屋、痴漢冤罪などのトラブルが頻発。蛇蝎のごとき強敵の不気味な連続攻撃で、人間嘘発見器成瀬ら面々は断崖に追いつめられた!必死に火尻の急所を探る四人組に、やがて絶対絶命のカウントダウンが!人気シリーズ、9年ぶりの最新作!
(目次)
第一章
【悪党たちは】久々に銀行を襲い、小さな失敗をきっかけにトラブルに巻き込まれる。いつものこと。
ーおとなしくできないなら、せめて気をつけてやれ。
第二章
【悪党たちは】降りかかる火の粉を払うため、何が起きているのかを探るが、払えば払うほど火の粉がまとわりつく。
ー眠っている犬はだきるかぎり寝かせておけ。
第三章
【悪党たちは】事件の構図に気づくが、相手の後手に回る。
ー1インチ与えれば1ヤード取られる。
第四章
【悪党たちは】別の悪党から逃れるために必死に行動するが、予定通りに物事が進まない。
ー計画を立てるのは人だが、成敗するのは天だ。
あとがき
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この作品、つまんない展開がないから長年ファンでいられるのだなぁと思う。
緻密に組み立てられる表と裏の表情がたまらん!大どんでん返しは、相変わらず期待を裏切らない。
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ハイエナ記者の火尻に陽気なギャングの正体がばれる。
過去に聖の記事によって自殺者が3人。
火尻は賭博で借金まみれ。
銀行強盗を週刊誌に載せられたくなければ借金を何とかしろと火尻に脅された陽気なギャングたちは・・・。
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むむむ。
ちゃんと、すごく、面白かったけど、マスコミ怖すぎである。
恐怖がうっすらまとわりついて、離れない。
小説の世界だったから良いものの。成瀬がいたから良いものの。
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楽しくて一気読み。
響野さんだけがこれといって仕事していないのに、一番目立っているのは何故だろう?
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追い詰められていくギャング共にハラハラしつつ
誰が読んでも嫌なやつと思わせる悪党と本来なら悪党に分類される人々とのやり取りは良かった。火星に住むつもりかい?でここまで来たかと思ったけどやっぱり伊坂幸太郎の作品の根底にあるジャスティスの概念は健在でした。
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やっぱり楽しい。サクサク回収する伏線もあれば、ほんの1行現れたものをじわじわ低温であたため最後にぶわっと回収する伏線もある。
「ここでそれか!」
のわくわく感は相変わらずだった。
言葉選びも、言葉遊びもさすがで、すらすらテンポよく読むことができた。
雪子のテニスボールのくだりのセリフが一番お気に入り。
次に読む伊坂作品はなににしようか。
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一気読み!
面白かった!!
今回は久遠のけがからとんでもない方向に陽気なギャング団が転がっていきます。
相手は屑というには屑の方が可哀そうになってしまうような人間。(人間は時に屑以下だしなぁ)
こういう人間は確かに存在しているし、できれば一生縁がないといいなと思いつつ、思いがけない方法で退治されるのは、うーん! スッキリ!!!
次回作は9年も待たせないでくださいね。