紙の本
戦前前後も変わらない
2015/10/31 09:40
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:よよん - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本は、どんなに時代が変わって世の中が変わろうとも、徳川幕府以来の官僚支配に変わりが無く、彼らを養うため(天下り先等)に我々の税金が青天井に配分されている。
スポーツ庁ってなんだよ。消費者庁ってなんだよ。意味のない資格試験も多すぎるだろ。国民をなめるのもいい加減にしろと言いたい。
それを踏まえて、ズブズブの官僚の実態としてこの本をよんでみてほしい
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オマーン オマーンスルタン国 船乗りシンドバッドの冒険のシンドバットはオマーン人 非常に勤勉
イギリス ベーコンズフィールド イギリスの潜在敵国の語学を教えるコースがある ロシア語、アラビア語、ドイツ語 フォークランド紛争が起きた時はスペイン語コース
別に英語コースがあり、アフリカ、インド、ネパール、中東の人たちが集まっていた
リビアのカダフィ大佐はベーコンズフィールドの同窓生 イギリスがカダフィ大佐との関係を回復しようとする時ベーコンズフィールドでの人脈を使う
定刻というのは、国民国家間の対立が起きても、それを超えたところで維持されるネットワークをもっている
イギリス 出身階級によりパブの扉が違う
SALOON 中産階級 PUB 労働者階級
デザート 上流 中産階級 スイーツ 労働者階級 アフター
イエスキリスト
イエス 当時のパレスチナにありふれた名前
キリスト 油を注がれた者(救世主)
イエスキリストを唯一の救い主だと信じるという信仰告白
日本の宗教でキリスト教と近いのは浄土真宗 絶対他力 絶対他力にお縋りして南無阿弥陀仏とお念仏を唱えるのは仏の死からの働きによるのであって、自分の自発的意思ではない。聖書を読むのもおなじことで自分の要素は一切認めない キリスト教は智恵とか学問というものには馴染みません
中世の終わりは1648年のウエストファリア条約
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本書のプロローグで、民主党政権崩壊にいかに官僚が関わり、第2次安倍政権を官僚がいかに歓迎したかが書かれてある。
官僚階級を論じるのに、ユダヤ・キリスト教から柄谷のトランスクリティークまで縦横無尽に知的資産を使用する。その知的胆力はまさに、怪物、である。
本書は、官僚が新自由主義を採用し続けることが国家と社会を破壊へ導くと指摘している。
著者は、デモには反対しないが、より大胆な改革は、官僚の知的な上昇だ、というようなことを述べている。
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シンプルに考えれば。出生率が低迷して、一生童貞やシングルマザーが多いのは《労働力再生産を維持できない》窮乏化なのである。こんな政府が存続なのは情報操作されている/鳩山首相は公約実現に精一杯やったが官僚の非協力で潰された/後半は柄谷行人『トランスクリティーク』に沿って民主主義が無責任な独裁となるプロセスを解明していく/公明党が合意の際、防衛関連法案に様々な地雷を埋め込んだから、自衛隊の海外派遣は困難だろう…創価を彼の新規顧客にする狙いか/右翼がヘイトなど水準が低いのは左翼の理論が人権主義を出ず未成熟だからだ