サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

hontoレビュー

ほしい本の一覧を見る

若い読者のための第三のチンパンジー 人間という動物の進化と未来 みんなのレビュー

予約購入について
  • 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
  • ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
  • ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
  • 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。

みんなのレビュー24件

みんなの評価4.2

評価内訳

  • 星 5 (8件)
  • 星 4 (9件)
  • 星 3 (3件)
  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)
24 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

若くない読者が読んだってばよ。

2015/12/20 23:26

2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:朝に道を聞かば夕に死すとも。かなり。 - この投稿者のレビュー一覧を見る

ちっくしょー!!『銃・病原菌・鉄』を時間かけて読んだあの苦労は一体なんだったんだ!

 本の扉で『銃・病原菌・鉄』『文明崩壊』等で展開されていくテーマが一冊に凝縮された本書とか書いてるし。理由は「おわりに」に書いています。

 あ、『若い読者のための…』って書いているので、あんまりネタバレしないように書きますね。

 「文明の勃興をめぐり、大陸間に現れる時間差は、ひと握りの天才によって引き起こされた偶然のようなものではない。それはまたある集団がほかの集団よりも知能に優れているとか、発明の才にまさっているというようなものでもない」というのが基本スタンス。

 地理生物学、古病理学、進化生物学といった横断的ポジションから商品説明とか目次に書いている問題に取り組んでいます。

 個別の領域の専門家の本ってことじゃなくて、おっきなテーマに学際的な試みをして考える人ってのが少なくてダイアモンドさんは先の著書で有名になりました。で、賛否両論あって、否って言う人は「こんなの想像で科学じゃないよ!」ってのが多いです。でも、本を読むと気づくのですが「腑に落ちる」感覚がぽろぽろと出てくるんです。

 こういう本が怖いのは、科学性と本人の想像が折衷されたもの、とくに科学では再現性を強く求められるのですが、科学の特色は、現象がまず先にあって、科学ってのは現象にはこうしたことが「あてはまる」という作業をしているので、それ以外のことは触れないっていう原則があります。

 でも、なんでジェノサイドが起こるの?なぜ薬物乱用が起こるの?格差問題は一体どこからはじまったの?っていう「なぜ?」に対応する言葉は哲学とかいろいろあるんですが、私たちの「なんとなく納得」度合いがダイアモンドさんの著書は多くて、読後感は「また時間が経ってみた後で読んでみたくなる」という新感覚トリプルスープのラーメンみたいなものなんです。

 「あんなもん、ゲテモンだぜ。本道のラーメンじゃねーよ」って言う人がいるけど、新感覚トリプルスープのラーメンを食べた後は、誰かにそのことを話したくなる、そんな感じのお話なんですよ。ま、本屋さんで本を開いてみなはれ。

 あの・・・これ、若い人に伝わりますかね?

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

類人猿から同時に進化した人間を、多方面の視点から詳細に分析している良書

2019/07/28 10:19

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:よっち - この投稿者のレビュー一覧を見る

700万年前に類人猿から枝分かれし、独自に進化した人間の特性を、進化生物学、地理学、比較人類学等広い視点で分析し、わかりやすく解説してくれています。

 チンパンジーとは遺伝子的に98.4%同じでありながら、何故こうも違うのか。類人猿は仲間の前で公然と交尾を行うが、人間はそうではないのは何故か。人間の女性は閉経後、何十年も生きるが他の哺乳類ではまれ。芸術は人間だけの行為か。皮膚や髪の毛の色など人種の違いは何故起こったか。農業の功罪とは。人間がアルコールや薬にはまるのは何故。虐殺は何故起こる。昔から、人間は他の生物を絶滅させ、環境を破壊してきた。将来、人間は絶滅するのか。

 著者は、これらの興味深いテーマを詳細に展開していいます。
 読み終えると、人間という種について、人間社会のあり方について、これからの我々の未来について色々考えさせられる1冊です。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

紙の本

ヒトになるまで

2017/06/09 17:21

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kemtarou - この投稿者のレビュー一覧を見る

DNA解析の進展により、人類に最も近い生物種はチンパンジーであり、その差異はわずか1.6%であることがわかっている。進化の過程で何が起きたか、要因になったできごととは何か、ヒトの生物学的特質と知能化などの各論で、多面的な分析を駆使しつつ、生物としての優劣ではない視点を導入した展開は斬新。幅広い学問領域の融合と開拓が示唆されている。

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2016/03/17 22:19

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2016/01/11 11:15

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2016/01/27 23:00

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2016/02/09 08:28

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2016/02/27 10:25

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2016/07/12 15:50

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2016/08/05 12:54

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2016/09/09 19:50

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2016/12/12 20:19

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2017/01/29 23:36

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2017/10/08 07:43

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2017/10/23 11:18

投稿元:ブクログ

レビューを見る

24 件中 1 件~ 15 件を表示
×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。