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胡土児が蒙古へ行って何かやりそうな気配。でも岳飛伝がそろそろ完結の気配。ラスト史進登場シーンすごかった。呼吸を忘れて読んでしまった。
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また、漢(おとこ)達が次々と逝ってしまいました。
狄成、項充、終盤ではついに兀朮も・・・。
そして・・・。え・・・?史進?え・・?
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いよいよ、梁山泊軍の呼延凌、史進vs金国ウジュ、海陵王との戦い、岳飛、蓁容vs南宋軍程雲、宰相の秦檜、梁山泊水軍の張朔vs南宋水軍の夏悦との全面対決が始まり、その中で致死軍の羅辰、水軍の狄成らが死す。面白い。梁山泊vs金国戦は最後で史進(赤騎兵、遊撃隊)とウジュン(青鶻旗)が交差しウジュン、斜室が死に史進も死域をさまよう。
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史進逝く。初代梁山泊の英雄たちが皆しんでしまった。ひと時代じだいを一緒に駆け抜けたそんな気分で呆けている。
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★2016年4月24日読了『岳飛伝16』北方謙三著 評価B+
遂に巨星2つ堕つ!
梁山泊の九紋竜史進と金国総帥 ウジュが戦死。
この巻は、この主役二人が戦死したことに尽きる。人生終わりが近づき、自分の死に場所を戦場と決め、その時を待っていた二人が、戦場でまみえて、同士討ちのようにして倒れる。
金、 南宋、 梁山泊そして 南から南宋に侵入して暴れまわる岳飛軍と秦容軍。梁山泊の仕掛けが次第にボディブローのように効いて、金、南宋とも思わぬ苦戦を強いられることとなる。
次第に国の枠組みを超えて、しっかりと経済を支配するようになる梁山泊が作り上げた物流の仕組みが、見えない大きな力となっていく。
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さすがに終わりが見えてきたかな?
いよいよ超重要人物たちも、舞台から退場しはじめた。
シリーズ皆勤賞の彼の運命やいかに。
史実に照らして、梁山泊が南宋を滅ぼすという結末はありえない。
(梁山泊の狙いも、もはやそこにはない)
戦の結末がどうあれ、梁山泊は消えていく運命にある。
その志は、物流網の中に息づいて、引き継がれていくのか。
これから描かれるであろう大水滸の総仕上げ、しっかりと見届けたい。
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結構、めまぐるしく動きが出てきましたね!岳飛軍および秦容軍と南宋軍との戦いや梁山泊軍と金軍との戦いが活発に動きました!水軍の動きもありましたが。
梁山泊軍と金軍との戦いは一応の決着がついたような感じがするので、いよいよ終盤としては岳飛軍と南宋軍との完全決着の様相の話になってくるのですかね?
九紋竜史進の動向が気になり、早く続編が読みたい!今日この頃です!
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南宋時代の中国歴史小説16巻目(北方大水滸50巻目)。
あちこちでの梁山泊と岳飛の戦いが一進一退という感じです。
対金、対南宋陸軍、対南宋水軍の中で、西遼と日本は比較的安泰のようです。
いよいよオリジナル最後の一人が・・・、って李立は病んでいるけど生きているのでは?
ということでどうやら次回が最終巻のようですが、大衝突はないような感じがして、岳飛だけが死んでしまうのではないかと不安です。
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進む時はあっと云う間~秦檜の病は篤いがいますぐどうこうということはなく。皇帝と皇太子には絵筆を執らせて反物に反映させる仕事を与えた。呼延凌に雄州を陥落させられ,退路を断たれた海陵王に叔父である総帥の兀朮は冷たい扱いをしている。弱い金主など生かされているに過ぎないと云うのだ。脇腹に傷を負った岳飛は程雲にも同じ手を喰わせようと崔達を農地に埋伏させ,岳霖を影武者に仕立て,臨安を臨む地に進出した。誘き出せはしたものの護衛を始末したに過ぎなかった。李俊の働きで取り戻した沙門島には項充と狄成がいるが,南に展開した梁山泊水軍の隙を突くように,南宋水軍が海鰍船で襲ってきたが,二人が乗り込んで,自爆させた。蒙古に備えて北の地にやってきた胡土児は,調練された刺客に襲われたが,蒙古に逃げ込んで窮地を脱し,金国に買える時に配下の者に刺客を捕らえさせた。刺客を送ったのは金国皇帝・海陵王に違いない。居場所は蒙古にしかないかと考え始める。海陵王は腹を決めて呼延凌に攻め掛かるが,犠牲は増え続けるが,退きはしなくなった。将軍が戦死しても勝敗が決まらない戦いに変わってきているが,兀朮も呼延凌も昔ながらの戦いを懐かしんでいる。張朔は南方に展開している南宋水軍を補足できずにいて,厄介なのは象山の造船所が稼働している点だ。致死軍を率いている羅辰は米を売って運び込まれる際に火を放って,死に場所を得た。七星鎮が南宋軍本隊の急襲を受け,張光が戦死した。韓成は西遼の宰相に収まるが,国とは何かを考え始める。臨安を攻める振りと岳飛の動きで程雲は誘き出されたが,九死に一生を得る。金と梁山泊の戦いでは,策を弄するなという兀朮の助言に逆らって側面から呼延凌を討とうとする作戦が失敗し,海陵王は総帥から兵権を取り上げられる。呼延凌のいつもと違う動きに反応した兀朮は,梁山泊遊撃隊の史進に討たれ,史進も戦死した~「次で終わりらしい」「もういい加減飽きてきたから潮時です」と15の時に書いたが未だ終わらず,次の17が最後らしい。2月29日の初版発行とは…閏年ならでは。ようやく史進の死に場所を与えたって所だね
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20160814 いよいよ最終段階か。最後の英雄の退場。結局、人の話を通して時代の流れを記録していったのではないか。私の少なくない時間を楽しませて貰えた。次はどうか。
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南宋と言う国があっても、金国と言う国があってもいい。金国をまず漢族の国にする。つまり、女真族はもともとの女真の地に追う。中華に2つの国家があっても、国境は有名無実でやがて消滅する。国家を支えるのは物流である。その物流を守るために国というものはある
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数だけの戦はつまらんな。そのへんは作者もよく分かっているんだろうな、などと思っていたら、巻末は怒涛の展開じゃないの。
ラスト1巻でどのような結末に持って行ってくれるのか期待。
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第16巻読了
致死軍の羅辰が、造船所を攻撃し帰らぬひとになる。
そして、金国との決戦において、遂に金軍総帥ウジュが史進に討たれる。
その史進は、斜室をも討ち倒したあと斬られ落馬する。
不死身の史進が倒れ、最終巻に進んでいく。
長かった水滸伝シリーズももう終わりだ。
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3.9
最終節で急激に終わりが近づいた。
何かを察知したり、血や肌が感じたり、そういう感覚ってのはなんとなーーく分かるんだけど、あまりに研ぎ澄まされた軍人のそれは、現代を生きる我々では到達できないものなのだろうか。
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狄成、項充、死に場所を自分達で得た。良かった。本当に。
人の生は、月の光を浴びた海面のようなものだ。その時、その時で容相を変える。一瞬も、同じ光はない。しかし、海はいつまでも海なのだ。
というのを読んで、岳飛伝1巻で狄成が張朔に「どんなところだって、俺がいればおまえの海さ」と言っていたのを思い出した。海はいつまでも海。私にとっても。
程雲と陸甚のコンビもいいなぁ。と思ってたら崔達の奇襲が効いた。副官はいつでも良い。良い人が副官になる。生きるのが嫌になるね。程雲。でもその何倍も岳飛は嫌になってる。
暑い時よりも、冬の風の中の方が、史進は好きだった。表紙が九紋龍史進なので、史進の生死がきっと描かれると思ってずっと息をひそめていた。そうすると王清と梁紅玉が再会してびっくらこいたぜ。
そして、最後の史進の戦い。
脳みそに焼き付けたくてゆっくり読んだけど、途中から無理やった。私も声をあげて泣いていた。悲しい、でも戦で命を燃やしてくれて嬉しい、でも、悲しい。
ああでも最後まで大水滸伝シリーズを読み続けられるのはとても幸せなことだな。僥倖だ。
(項充も死んで史進もやばいけど、水滸伝から登場してる李立はまだ生きてるのを忘れたらかわいそうやで〜とも思っている)