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高田さんの新シリーズ。
知恵をと望むものの、女が学問をすることが理解されない時代。それでも、家族に囲まれて平穏に生きていたはずの幸。
思いがけない不幸の連鎖で奉公に出ることになっても、そのひたむきさは消えない。
三男坊との淡い気持ちに通い合いが成就することを願うものの、いろいろと困難が待ち受けそう。
他の縁談が襲ってきそうで心配。
それも、お店を思う善意からやってきそうなのが、いっそう気がかり。
幸の一生を描く大河ドラマの幕開けといった感じ。
手元に2巻があるので、間をおかずに読むつもり。
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何だかんだ購入。
前作のお料理モノではないので躊躇していたが、やっぱり買って良かった。
主人公、過酷な人生。でもめげずにいる姿に好感。
しかし...お兄ちゃん他、イイ人は皆離れてしまうんだね。
ラストの!まさか後妻さんとかにならないよね?
違う意味で不安になる。続編希望!
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高田郁さんの新シリーズ。
大坂が舞台の商家モノ。ということで、期待通りの安定の読みやすさです。
ただ、ラストの治兵衛の思い付きには嫌な予感しかしないので、幸の今後が心配です。。。
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みをつくしが終わってしまい、寂しい限りだったけど新シリーズ始動で嬉しい限り。
心優しいキャラが次々といなくなってしまったけど、それもまた次巻への布石となっており楽しみ!
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兵庫県に今津の近くに生まれた幸という女の子が天満の呉服屋に奉公に出て、御寮人さんが実家に帰ってしまうまで。
突然の不幸に見舞われた少女が立ち上がって頑張っていく物語になっていくんだろうなあと想像がつく。けど、これからも読んでしまうんだろうと思う。
花登筺さんの再来かもしれない。
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学者を父に持つ少女「幸」は、家族で慎ましくも幸福に暮らしていたが、
飢饉に見舞われ、疫病で最愛の兄と父を亡くす。
そして父の嫌っていた商家へ、9歳にして奉公に入る。
女子は人生の選択権を持てなかった時代。苦労に苦労を重ねながら女中としての毎日をたくましく生きる幸の姿には元気がもらえる。
今作ではもしかして幸に人生最大のチャンスが??というところで終了。
次作がとても楽しみ(^-^)
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家族の不幸から学ぶ道を離れ、父が蔑んでいた商いの道を進み始めた幸。新しい道でも考えることを止めない彼女にどんな行先が待っているのだろう。
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みをつくし料理帖以来のシリーズ開始ですね。
既に 主人公の幸の先行きに不穏な雲が漂っています。
これから彼女がどのような人生を歩いていくのか
今はまだわかりません。
今後に期待を抱きつつ読了。
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高田郁さんの新シリーズ。
幸の進む先が平坦じゃないのは察しがつくけれど、清廉潔白で聡い幸だから、心の底から応援したくなります。
ただ、みをつくし料理帖と同様、奉公先の主(今回はお家さん)の温かさは救い。五鈴屋を三代続けて支えてきた屋台骨のお家さんだから、筋は通っているし、かっこいい。けど、如何せんおばーちゃんだからなぁ……
智蔵の出奔、ご寮さんの離縁。
幸を快く思ってくれるひとたちが離れていくのは辛い。智蔵が「自分勝手」と零した未来予想図がいつか本当になったらいいのに、とすでに智蔵ファンのわたしは思う。
治兵衛がこの先できるだけ長く、幸の行く末を照らす光明で在り続けてくれますように、と願ってやみません。
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学者の娘として生まれた幸は、大阪の呉服商の女衆として奉公にでる。
商人嫌いだった父にすりこまれてきたことが自分の目で見、肌で感じたことにより考えを改め学ぶ事への好奇心を諦められない幸が何とも健気で愛おしい。
これからどんどん成長していく幸の姿を早く見たい。あまりにつらい試練は与えないでほしいなぁ。
お家の揉め事に首を突っ込まないためにする先輩女衆の地蔵のような半眼姿が出てくるたびに笑えて好き。
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高田さんの待望の新作……
ちょっと、『花燃ゆ~吉田松陰編~』と『あさが来た』を掠めるけど、
この作家さんは、作品出すまでに、めっちゃ調べて調べて、練って練って書くひとやから、「あれ……既視感……」とか言うたあかん
ほんで、やっぱり、主人公は、一旦どん底まで墜ちるけど、大丈夫、最後は幸せになるから
という、ダメ出しをしても、ぐいぐい先を読ませる。
面白い!
ただ、☆ひとつ減らしたのは、最期が雲行き怪しい感じで終わったから。
友蔵心の俳句……違う(ちびまる子のじいちゃん違う)、智蔵さん……がな
まあ、彼と離ればなれにはならなあかんのやけど、
ほら、江戸時代って、女子供に主張なんて許されへん時代に、なんて終わり方を……!
と、そこだけ。それだけ。
いっぺん読んでみて!関西弁も堪能して!!
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高田郁さんの新シリーズが始まりました!
今度の舞台は家族と過ごした西宮から大坂は天満へ女衆として奉公に出た幸。
先生は美味しそうなご飯が出なくてごめんなさいと仰ってましたが、描写こそ少ないものの、商家のお台所事情や結婚にまつわることが記されていて面白い。
期待しています。
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ものが売れなくて、どう売るか模索した時代という点が現代と似ている・・・、というあとがきに、なるほどなぁと思う。
不幸な身の上となった少女、幸と、奉公先である呉服屋、五鈴屋の話。不幸と言っても亡くしたのは父兄で、母妹は離れて暮らすことになりながらも健在で、「みをつくし料理帖」澪の出だしよりは明るい印象。竹梅ペアと少しずつうちとけていく様子もいい。(お梅どんさん・・・笑)
幸本人よりは五鈴屋のほうが、放蕩癖のある長男やら仕事しない三男やらで傾きかけていてピンチ。三男・智蔵と幸は惹かれ合いそうだったけど、優秀な幸がダメ長男にめあわされそう・・・?!というところで初巻おわり。
商いの心得を述べた本「商売往来」がでてきてそれを引用することもあり、とらえようによっては強烈な現代へのメッセージ。そんなつもりはないかもしれないが・・・。
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新シリーズ、だそうで。
方言が自由自在にあふれている小説は、なんだか良いものです。
巻末のオマケは、どーしても必要なのか?
あの名作シリーズの2匹目を狙っているのがアリアリと。
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生きるために知恵をつける。
日々を豊かにするために知恵をつける。
自分らしく生きる道を見つけるために知恵をつける。