紙の本
会計の具体的側面をちょっぴり知る
2017/07/26 11:47
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投稿者:gon - この投稿者のレビュー一覧を見る
正確には「新入社員から会計に疎い社長まで」ということかと。深い内容というよりも、トリビアみたいな面白さがある本。「使える」かどうかはわからないけれど、そういうことがあるんだと思わせる本。筆者の実体験に基づいているからでしょうね。小説として面白く読めました。
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会社業務と経理のつながりをほんとうに理解していないと記せない経理実務本だと思います。
経理マン数十年の身には、経理内容は基本ですが、あらためて考えさせられることもあります、いい書です。
気になる内容
172 適正在庫量を検討する際には、「正」論、「反」論、「合」意という、「正・反・合」のプロセスが大事であり、議論に参加して人全員が議論を聞き、理解し納得感を得れれば、人は納得すると行動は早いものだ。
191 PLの各項目の数値を社員数で割ったものをKPIに設定するという提案
193 宅急便のサービスレベルを数値として把握できないかと考え、翌日配達未達数量を発地と着地をマトリックスとしてつくる、ヤマト運輸
200 中長期経営計画ではPLだけでなく、「予定BS」を作って資産・負債・資本の状況も確認するべき
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会計に苦手意識を持っている人がざっくりと会計を理解するのにはいいかな。あくまでざっくりなのでちゃんと学ぶにはもっと詳しい参考資料が必要だけど、筆者も書いてるように会計思考を身につける第一歩としてはまあまあ。新入社員というよりは社長の卵的な立場から書かれてる感じ。
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数々の上場企業で経理や上場準備に携わり、会計に精通した著者が会社の数字をみるにあたっての会計の要所について書いた一冊。
本書を読んで、経営に活かせる実践的な理論が展開され、勘所を押さえていると感じました。
BS、PL、CFといった財務諸表の説明はもちろん、資金繰り表や月次決算書、事業別損益表といった書類についても解説されており、本書で書いてあることを参考にすれば、会計面からの数字に基づいた的確な経営が行えると感じました。
また値引きや貸し倒れや人件費など会社にとって未来に影響してくることも会計面の数字からどのくらいまで許容でき、また影響してくるということも解説されていて勉強になりました。
全体的な内容としては中小企業向けだと感じましたが、上場企業の決算処理で行われているCF表や資金調達のことも書かれていて、経営に会計を活かす知識を得ることができ、非常に勉強になる一冊でした。
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至極当たり前の事なんだけど平易な言葉でわかりやすく書いてあって読みやすい一冊です
基本の再確認と改めて参考になる資料にお買い得感が実感できます
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わかりやすい。共通費とか直接費とか、事業本部別PLとか会計の専門でなくて必要なことが書いてあります。
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20170803 再読完了
前回読んだときより、会計の知識があったため、理解はしやすかった。基礎の基礎に関しては、もう大丈夫かな、という自信がついた気がする。
会計の考え方の基礎がわかる本。
粗方は分かるが、やはり何度も読み直す必要性を感じる。
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会計の初学者向けの本。
大手企業に勤務している者向けと言うより、中小企業向けの本。
社長や企業を、考えている人には特に良書だと思います
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読み始めてから途中で止まっており約3年後に続きを。
決算書についての基本はわかりやすかった。PDCAについては会計に限らず何についても生かせると参考になった。会社の決算書を見ながら何度も繰り返し読もうと思う。
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2024/02/08読破
一言:会計の視点から考えるビジネス戦略
感想
中小企業の事務長としての観点と、投資を行う観点の2つから読みましたが、非常に分かりやすく、実益となる情報が溢れてました。特に導入編としてはいいと思います。実際の情報から活用方法まで分かりやすかったです。
下記は印象に残った点
p57
投資観点
「投資金額の総額」というのは、総資産をPLの当期利益で割ると投資対効果をチェックすることができる
p144
損益分岐点を求める方法
p159
会議費の人件費を算出してみること
p172 ⭐︎
会議の目的は、「正論・反論・合意」のプロセスを踏むことで「行動」に起こすこと
p68〜74
投資観点
押さえておきたい12の指標
①流動比率
理想は200%
目安は140%以上
②固定長期適合率
固定資産÷(固定負債+自己資本)×100
目安は100%以上
⑤総資本当期利益率(ROA)
当期利益÷総資本(総資産)×100
目安は1%以上
⑥売上高経常利益率
事業の収益性を見るポイント
経常利益÷売上高×100
目安は3%以上
⑦純資産比率
目安は30%以上
おまけ
自己資本利益率(ROE)
世界的目安は10%以上
日本は5%以上
目安は100%