紙の本
昭和の人間づきあいが心地よい
2018/06/08 21:17
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投稿者:ぽかり - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公のなんやかんや言いながらも飄々としたデキる男な所が大好きです。
出てきている小物なんかは平成も半ばという感じですが、「ご近所さんがみんなでお互いの面倒をみてくれる」人間関係に安心感を覚ええます。
読後感もすっきりとして、続きを読みたくなる作品だと思います。
紙の本
シュウカツ
2016/11/07 01:13
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投稿者:papakuro - この投稿者のレビュー一覧を見る
しゃばけシリーズでおなじみの畠中氏には珍しい現代物。政治事務所のヤンキー上がりのアルバイトが主人公。で,やっぱり謎解きもの。
政治家にしろ,ヤンキーにしろ,世間の常識から少し外れているが力はあるというところが,あやかしと同じ?
周りの大人にひっかきまわされて,かわいそうかというと,そこは元ヤンキーで,やられたらやり返すという,そういう話。
紙の本
前よりは面白くなった
2017/02/27 10:40
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
畠中さんの現代ものか…と全く期待値ゼロで読み始めました。思ったより面白くなっていて楽しく読みました。就活話の山あり谷あり感がいい感じ。
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最新刊かと手に取ってみたら、既存本が新たに発売されたものだった。
やっと就職希望先も決まったので、そこでの新たな話も読んでみたかった。
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落選した元候補者たちの事務所を訪ねるところが興味深い。
これを書くにあたって、取材をされているのだろうけど、そこで、どんなやりとりがあったのだろうか、などと考え出すと、ほんとに興味深い。
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政治家事務所手伝いのスーパー大学生も、ついに就活。
クセの強い面々との丁々発止な活躍。
シリーズ完結かな?
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政治家事務所ってなんだか凄い。政治家って腹に一物あるに決まってるんだ、と思ってしまう。そんな事務所で重宝される聖君て、もっと凄いやつなの?? でも就職に悩んでるし、ちょっとばかり器用な大学生ってとこかな。普通に会社に就職したらつまらない気もするんだけどね
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きっかけ:しゃばけ好き⇒作家から選択
感想:アコギなのか…、の続編。
弟と二人暮らしの大学生が主人公で、政治家(元政治家含む)が集まる場所でアルバイトをしているが就活時期ということで主人公も就活を始める。
就活に勤しむ主人公はいろいろ小さな事件に巻き込まれる。設定自体はなかなか現実ではなないだろうというものだが、その中で明らかになる人間の身勝手な部分や、主人公が「自分は本当は何をしたいのか、どうしたいのか」と悩む部分はリアルで人間くささを感じてよいと思う。
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聖の就活は一筋縄ではいかなくて(笑)でも着実に拓も成長していて、いよいよアキラを卒業した先で聖にどんな生活が待っているのか卒業が待ち遠しいような寂しいような。
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佐倉聖シリーズ2作目。就活真っ只中の聖だけど、場数を踏んでいる大人よりも仕事ができすぎて、それなら就活余裕でしょと思わなくもない。そして読んでいくにつれ、聖には一般企業よりも、やはり政治の世界に身を置く方が向いてそうだなと、きっと本人もそれに気づきながらも踏ん切りがつかないんだろなと思った。まぁ無事に就職先も決まって、めでたしめでたしでした。
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「アコギなのかリッパなのか」の続編
今回は聖の就職を軸にしたトラブルのあれやこれや
堅い堅実な会社ということでインターンを狙った会社が広告代理店のD社って、今となってはギャグだな
人間でいられないくらい忙しいよ?(笑)
世間は就職難というのに、政治家のコネがあると向こうから勝手にお誘いがあるという、うらやましい状況ですなぁ
ま、これをマネしようと思ってもなかなかできないだろうけどね
そんな状況にありながら、むしろコネ以外のところに就職しなければいけないという制約
結果としては妥当なところに収まったんだろうけど
いやいや、まずその仕掛けに気づこうよ と思ってしまった
どうしても気づかないような仕込みがあったようには見えなかったけどね
一応これでめでたく事務員ではなくなることになったわけで
これで終わりで完結ってことでも問題ないけど、完結とかって文字が見当たらない
もし続くとするなら、就職までのお話か、就職してから何だかんだあって事務員に戻るか、会社員として事務所に絡んでくるか
畠中恵は現代劇もいけるんだという事を実感できるシリーズなだけに、もっと続きを読みたいなぁ
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『しゃばけ』シリーズで、”江戸を舞台にファンタジー”という新しいジャンルを提示してくれた、畠中恵。
『たぶんねこ しゃばけシリーズ12』
https://booklog.jp/users/makabe38/archives/1/4101461333
代表作の『しゃばけ』シリーズを含め、江戸時代や明治時代を舞台にした作品を、数多く発表しています。
その畠中恵が珍しく?現代を舞台にしているのが、『佐倉聖の事件簿』シリーズ。
『アコギなのかリッパなのか―佐倉聖の事件簿』
https://booklog.jp/users/makabe38/archives/1/4101461716
とある事情で、元大物政治家に関連する事務所でアルバイトをしている大学生、佐倉聖が主人公。
そのシリーズ第2作が文庫化されていたので、読んでみることにしました。
大学3年生になった聖は、事務所でのアルバイトをやりながらも、熱心に「就活」に取り組んでいます。
これまた事情があり、中学生の弟を養わなくてはいけない彼は、安定した会社への就職という、いささか漠然とした希望を抱いて面接などに励んでいます。
しかし有名な元大物政治家とのつながりがある彼には、コネ入社のお誘い等、さまざまな横やりが入ってきます。
今回の作品は、そんな主人公・聖の就活にかかわる五つのエピソード+アルファが、連作短編集の形でまとめられています。
つぎつぎと起こるもめごとや事件を、聖とその周りにいる政界関係者たちがどのように解決していくのか。
個性豊かな登場人物たちによって、コミカルに展開していきます。
住民の声を聞く。
そして複数の声を調整し、不公平感を与えないように実現していく、政治家という職業。
その怖さとやり甲斐を知ってしまった、主人公。
政治の世界に本格的に入り込むのか、それとも”まっとうな”道に進むのか。
謎解き小説が好きな人、政治の世界を垣間見たいという人には、興味深く一冊ではないかと思います。
今回も楽しく、読ませていただきました。
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うーん……現在ものを読んでいるはずなのに、「妖が出てこない”しゃばけ”」を読んでいる気しかしない……(汗)政治家事務所モノとしても、日常推理モノとしても中途半端な感じが残念でした;
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今回は就職活動に入った事務員聖が、相変わらず色んな面倒に巻き込まれながら、就職先が決定するまでの話。
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久々の二巻。畠中恵の思う、頭が切れるとはどういうことか、ということが伝わるようなお話
なににもかににも、まずはタフであることかも。
気配り、上からと横からの気配りが大事。
でも、それが正しさではなく、自分の心に聞いてみるところからきてるのがニクい
聖の十分の一でもそういう能力があればと思うけど、こればっかりは鍛えていくしかない
覚悟を決めてる人は強いのだな
奨学金やら仕送りが始まって、肝心の覚悟が揺らいじゃうんだけど。
そこも若者らしさでよい
九時五時の会社なんか今時ないよ!と思いたくもなるけど、聖ならどこでもいける気がするな
島耕作みたいに続くといいなあ~