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チベット旅行記(下)
著者 河口慧海
仏教の原典を求めて、1900年当時厳重な鎖国をしていたチベットに、困難を乗り越えて、単身入国・帰国を果たした河口慧海師の旅行記です。最高の旅行記かつ、生活・風俗・習慣の的...
チベット旅行記(下)
チベット旅行記 下 (講談社学術文庫)
商品説明
仏教の原典を求めて、1900年当時厳重な鎖国をしていたチベットに、困難を乗り越えて、単身入国・帰国を果たした河口慧海師の旅行記です。最高の旅行記かつ、生活・風俗・習慣の的確な記録として、チベット研究の第一級の基本文献です。『西蔵旅行記』(1904、博文館)を底本とし、挿絵も全点収録しています。また、改訂版(1940年)と英訳本(1909年)も参照し、完全な形になっています。(講談社学術文庫)
目次
- 凡 例
- 第七八回 チベット人の誓言
- 第七九回 僧侶の目的
- 第八〇回 婚姻(その一)
- 第八一回 婚姻(その二)
- 第八二回 送嫁の奇習
- 第八三回 多夫一妻
- 第八四回 晒し者と拷問
- 第八五回 刑罰の種類
- 第八六回 驚くべき葬儀
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紙の本
明治日本人の一大冒険記
2020/06/02 16:32
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:コンドル街道 - この投稿者のレビュー一覧を見る
無事チベットに入国を果たした河口慧海は医者として活躍、高官の知己を得、法王に召されるまでに。
しかし正体露見の恐れが起きた為に、出国を決意する。
帰国の途上、恩人を救う為にネパール政府に掛け合ったりとした後、日本に帰国する。
明治日本版玄奘三蔵法師ともいうべき河口慧海氏の一大冒険記。
アメリカの民俗学関係の文献収集組織から五点満点の評価を与えられたほどの優れた資料。後年慧海の旅路を辿った人々はその記述の正確さに驚いたという。
紙の本
我が国で初めて鎖国のチベットに入国した彗海の旅行記です!
2020/03/03 12:11
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、講談社学術文庫『チベット旅行記(上)』に続く下巻で、仏典を求めて、我が国初めて鎖国のチベットに入った彗海の詳細な旅行記です。下巻の本書では、チベットの首都ラサに潜入した慧海が、チベット人を名乗り、医者として大活躍しながら、ついには、法王にまで召される過程が克明に記されています。しかし、しばらくして素性が露顕しそうになり、チベット脱出を決意していくまでのクライマックスは非常に興味がそそられる内容で、読者を同書に惹きつけてくれます。当時の知られざるチベットの地理と状況、文化を知ることができる第一級の史料でもあります!