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電子書籍
心臓の力 休めない臓器はなぜ「それ」を宿したのか
著者 柿沼由彦
私たちの心臓は、一日に10万回、生涯ではおよそ30億回もの拍動を繰り返している。活性酸素という猛毒にも曝されながら、なぜ心臓は過労死しないのだろうか? 従来、その理由とさ...
心臓の力 休めない臓器はなぜ「それ」を宿したのか
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心臓の力 休めない臓器はなぜ「それ」を宿したのか (ブルーバックス)
商品説明
私たちの心臓は、一日に10万回、生涯ではおよそ30億回もの拍動を繰り返している。活性酸素という猛毒にも曝されながら、なぜ心臓は過労死しないのだろうか? 従来、その理由とされてきた定説には、じつは見過ごされていた大問題があった。その謎が解けなければ、「心臓が死なない理由」は説明できないのである。忘れられていたミステリーに挑んだ著者が遭遇した、身震いするような事実。それは30億年の進化の過程で細胞に埋め込まれた、絶妙のシステムの存在を物語っていた。「心筋梗塞マウス」の実験で見いだされた、心臓治療の戦略をも変えうるその力とは? 世界に先駆けて心臓のNNCCS機能を発見した著者による、初の一般向け解説書。(ブルーバックス・2015年8月刊)
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紙の本
苛酷な状況で機能し続ける心臓は、なぜ、「過労死」しないのでしょうか!
2020/02/13 10:35
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、生涯働き続ける心臓がなぜ「過労死」しないのかという伝統的な問題について再検討した科学書です。私たちが生命を維持できるのは、まさしく一日に10万回、生涯ではおよそ30億回もの拍動を繰り返してくれている心臓のおかげです。心臓は、活性酸素という猛毒にも曝されながら、過酷な試練を乗り越えているのですが、なぜ、こうした苛酷な状況に耐えられるのでしょうか?従来から、その理由が解明されてきたのですが、実は、その定説には見過ごされていた大問題があったと著者は言います。そこで、同書では、新たな解答が用意されます。一体、その解答とはどのようなものなのでしょうか!多くの人に読んでいただきたい一冊です!
電子書籍
新しい心臓観
2015/09/18 19:42
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ヒケシ - この投稿者のレビュー一覧を見る
心筋はアセチルコリンを生産していた。
その発見の経緯と、生理的意味や今後の心疾患に対する治療への応用など、最新の知見が学べる。
ことは心臓だけではなく、アセチルコリンを生産する細胞が体の隅々に分布しているらしい。
それらの生理学的意味も今後解明されていくのだろう。
生命はまだまだ謎を一杯秘めているようだ。