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電子書籍
興亡の世界史 アレクサンドロスの征服と神話
著者 森谷公俊
ギリシア北方の山岳地帯で山羊の放牧を営んでいたマケドニア人が王国を建設したのが前7世紀半ば。前4世紀にギリシアを征服したフィリッポス2世の後を継いだアレクサンドロス大王は...
興亡の世界史 アレクサンドロスの征服と神話
アレクサンドロスの征服と神話 (講談社学術文庫 興亡の世界史)
商品説明
ギリシア北方の山岳地帯で山羊の放牧を営んでいたマケドニア人が王国を建設したのが前7世紀半ば。前4世紀にギリシアを征服したフィリッポス2世の後を継いだアレクサンドロス大王は、前334年に東方遠征に出発し、ペルシア帝国を征服。たった10年で地中海からインダス川にいたる大帝国を築き上げた秘密と、ローマ帝国の皇帝崇拝など後の歴史に大王が与えた影響力を解明する。
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アレクサンドロスの実像
2020/07/13 14:18
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:福原京だるま - この投稿者のレビュー一覧を見る
アレクサンドロス大王の東征でギリシャ文化が東方に広がりヘレニズム文化が始まると教科書などでは聞くがアレクサンドロス前から東西の交流は盛んであったことを指摘し伝説に満ちたアレクサンドロスの事績が後世に何を残し何を残さなかったのかを書いた本
面白かった
紙の本
怒涛に生きたアレクサンドロス大王によるヘレニズム史が学べます!
2020/03/08 11:34
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、紀元前300年代に登場したアレクサンドロス大王が、東方遠征を行い、地中海からインダス川に至る広大な地域をおさめる大帝国を築き上げた秘密を解き明かしてくれる興味深い書です。アレクサンドロス大王は、この世に生をうけてから熱病で亡くなるまで、わずか32歳11か月の生涯でしたが、その生涯を怒涛のごとく駆けぬいた人物でした。同書を読むと、彼の生涯だけでなく、彼がどのようにして短期間で大帝国を築き上げることができたのか?また、彼の死後、その帝国がたちまち四分五裂したのはなぜか?古代ローマのカエサルや初代皇帝アウグストゥスらが英雄として憧れ、神格化したのはなぜか?といったことが明確に理解でき、新たなヘレニズム史の知識を学べます。
紙の本
「ヒストリエ」のお供に
2016/12/19 21:33
3人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:わびすけ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「ヒストリエ」の副読本感覚で読み始めたが、この本自体が面白かった。アレクサンドロスの過大な評価と、父フィリッポスや、後継者たちの過小評価はやっぱり再研究が必要だと思う。そうしたディアドコイ立ちの話も多めで楽しかった。