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商品説明
ハトにピカソとモネの絵を区別させることに成功して、イグ・ノーベル賞を受賞した著者が、さまざまな動物の行動実験や脳研究を通して、ヒトと動物の心を比較。ヒトの心の起源を探る。大学での公開講義をもとに書籍化。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
渡辺 茂
- 略歴
- 〈渡辺茂〉1948年東京生まれ。慶應義塾大学大学院社会学研究科博士課程修了。同大学名誉教授。文学博士(心理学)。イグ・ノーベル賞、日本心理学会国際賞・特別賞等受賞。
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紙の本
様々な動物の知的機能の一つとしての「心」
2021/01/20 15:07
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投稿者:銀の皿 - この投稿者のレビュー一覧を見る
記憶力、論理的判断、道徳から美についてまで。さまざまな動物の知的機能を実験で比較したらどんなことが分かるのか。比較心理学の実験が盛りだくさん。ヒトはもちろん、ハトやサル、ネズミ以外にも魚や昆虫、イカなどの実験も紹介されている。実験の方法によっても「なにがわかるか」が随分違ってくるようだ。
細かい一つ一つの実験を読んでいくのも「こんなやりかたがあるのか」などとおもしろいのだが、「はてなんの話だっけ」とそこで終わりそうになってしまって怖い。各章ごとに「まとめ」がつけられているのがありがたかった。
「ヒトだけが持つ」と言われているような機能も、その萌芽や片鱗は多数の動物にみられるようだ。