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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2001.3
- 出版社: 岩波書店
- サイズ:20cm/245,5p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-00-022107-8
紙の本
インターネットで日本語はどうなるか
「英語公用語化論」とは? 21世紀にはいかなる言語が広がり、いかなる言語が消えていくか。サイバースぺースは「英語の空間」なのか。日本語と英語の関係、多言語情報処理環境、機...
インターネットで日本語はどうなるか
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商品説明
「英語公用語化論」とは? 21世紀にはいかなる言語が広がり、いかなる言語が消えていくか。サイバースぺースは「英語の空間」なのか。日本語と英語の関係、多言語情報処理環境、機械翻訳などの動向をふまえて論じる。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
西垣 通
- 略歴
- 〈西垣〉1948年東京生まれ。東京大学社会科学研究所教授。
〈ルイス〉1965年イギリス生まれ。東京電機大学理工学部助教授。
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紙の本
IT化・政治経済のグローバル化の中,日本語の在り方を見直し多言語の受け入れが日本にとって必要と主張
2001/04/16 22:17
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投稿者:石田 洋子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
21世紀はIT化,政治経済のグローバル化が一層進展,世界の言語環境が大きく変化する,と本書は予測する。著者の危惧は,日本人が日本語や言語について無関心だと世界の人々とコミュニケーションがとれなくなる恐れがある,というもの。
情報科学に精通し工学博士の日本人・西垣氏と政治学博士のイギリス人・ルイス氏が執筆。英語,多言語,インターネット環境など多角的な視点から「言語」にアプローチ。第1部「日本人にとって英語とは何か」では「英語公用化論」を視野に入れながら西垣氏が日本の英語教育に焦点を当て,ルイス氏が国際理解に必要な考え方を解説。第2部「日本語はどうなる」では「日本人も多種多様な言語を受け入れるべきである」との主張が打ち出されている。第3部の「コンピューターの可能性と課題」でコンピューターと翻訳の関係を解説するほか,インターネット上の多言語共同体にも触れる。日本語を含めて言語について深く考えさせられる1冊。
(C) ブックレビュー社 2000-2001