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村上朝日堂が短期オープンしていた折、うっしっしゆっくりメールの返事を読むぞおと、ちびちび読んでいた。8月末だからま〜だ大丈夫とのんびりしまくっていた。そのうち忙しくなり祭りに行ったり沖縄に行ったりしているうち、しまったぁ!と思ったのは9月初旬だった…全部プリントしておくつもりだったのに…くくく。
てことでダイジェスト版のこの本を金出して払うはめになったとさ。
長いし。レビューちゃうし。
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赤本、青本、久々の緑本。ちょっと説教臭くなったかな・・・という気もしますが、はるりんも少しお年を召したということで。赤本がいちばん新鮮でおもしろかった気がするけど、このシリーズはどれも好き。赤本のころに比べると質問者が多様化していて、ネット人口の拡大も実感できました。
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村上さんが開いてたHPに読者が送った質問メール&その回答。
真剣な答えはありがちな一般論ではなく、
村上さんがどんな信念を持って生きているのか垣間見えます。
かと思うとふざけた質問に対しては思わずくすっと笑っちゃうような答えを返してたり。
小説はカッコイイのに、HPでの村上さんはまったくおちゃめなおぢさん。
ぶ厚くて扱いづらいけど、村上さん好きなら絶対楽しめます。
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「いちばんいけないのは口で「あなたのことが好き」と言うことです。これでは女として、完全にアマチュアです。」村上春樹への読者からのメールとそれへの返信(しかしご苦労様です)、という企画ももう3冊目。私は村上春樹が好きだしこの本も楽しく読んだが、なぜか自分は、次回は私も村上さんにメールを書こう!という気にはなれないし、書きたいことも思いつかないんだよなぁ…ちょっと疎外感。
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購入者:田子(2007.3.2) 返却(2007.4.23)
村上春樹さんファンも、そうでない人も楽しめる1冊だと思います。ちなみに、わたしは「どっちかというと好き」程度だったんですが、春樹ファンになりました。
貸出:中山(2009.3.10)返却(2009.5.16)
村上作品はあまり読んでなくて、村上さんがどんな人かも知らずに読み始めたのですが、読み進めていくと、村上さんのキャラクターに惹かれてだんだんおもしろくなっていきました。村上作品を読みたいと思います。この感想は1晩寝かせてません。
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2007.05. 読んだ、全部読んだよー!1ヶ月くらいかけてちまちま読んでたんだけど、ほんと、おもしろかった。村上さんって小説を読んで抱くイメージとえらく違う人なんだ。なんてすばらしいユーモアセンス。どの質問にも真摯に、良い感じに肩の力を抜いて答えていてほんと興味深かった。こんなたくさんの、いろんな種類の質問にどんどん適切な答えを出していけるなんてすごい。それにしても、おもしろかった!!!
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はじめは、読者の質問を読むのがだるいくらいだった。でも気づいたら、いつものように村上ワールドに入り込んでいました。村上さんの返信のところどころにはっとする内容があってとっても面白かったです。でももう一回は読まないなー。
P72“芸術を志す人にとっては、何もないところから何かをクリエイトすること自体がひとつの独立した報酬であり、喜びなのだということ〜僕は自分に才能があると考えたことはほとんどありません。ほかのたいていの人が持っているはずのものを、徹底的に大事にしてきただけではないかと考えることもあります。”
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期間限定のHP『村上朝日堂』に寄せられた大量の質問メールに筆者が回答していく企画の第5弾(だったっけ?)
村上さんの人となりが垣間見える名回答に、安西水丸さんのほのぼのしたイラストがいいアクセントになっている。
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そうだ、村上さんに聞いてみようを読んでこのシリーズの虜になった私★一気に読むのはもったいないから、少しずつ少しずつ読んでます(✪ฺ´▽`✪ฺ) 猫のマーロウも質問に答えていて可愛くて大好き♡
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まず僕は珍しいと読み方だったと思う。一般的にこの本を手にする人は熱心なファン?の方だったりするのだろうと思うからだ。僕は村上春樹の作品は4冊しか読んだ事がないし、まして作者がどのような人柄なのかという知識が一切なかった。本当になんとなく、それこそブックオフの本棚でこの緑色が目立っっていた、位の理由で手に取った本だ。よって読んでて微々たる疎外感を感じつつ、しかし質問に対する返答には関心してまう事が多かった。考えてみれば当たり前のような返答なのだが、いかに自分が自分で思考していないかを痛感させられた。ユーモアも知的だったり時に稚拙だったりとても愛着が湧く人柄の方だと思いました。それにしても490人の人間が解決できなかった質問にを1人の人間が解決する。という事実がなんというか不自然というか、まぁ事実なんだけども、質問する側の方のあまりに受動的な思考が多少自分に通じる面もあり、普段からもっと柔らかい頭で考えるべきだなぁ、と思ってしまった。以前読んだ4冊の作者の小説で僕は、「日常のストレス回避の為の思考回路の提示」のような印象を強く受けた。そしてそれは僕のストレスライフにとって有意義なモノだったので、今後他の作品も読んでみたいし、読むと思う。
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日本だけでなく、今や世界中で読まれている作家、村上春樹が、彼のホームページ上に寄せられた読者からの質問に答えたものの一部を書籍化したもの。
死刑制度、日本国憲法、日の丸・君が代のような硬いものから、猫の親子関係やセックス後の男性のような実にナンパな内容まで、実にさまざまな話題に、村上さん自身が丁寧に、時にはジョークを交えつつも答えています。
この当時は、イギリスのブックメーカーがノーベル賞候補の3位に挙げるほどだったので、ノーベル賞についても答えています。
「ノーベル賞なんかもらうと、脳が減るのでごめんですね。と馬鹿なことをいっているうちに、世間がとことん愛想をつかしてくれないものだろうか。」
彼の人柄が窺えて微笑ましいですね。
肩の力が抜けたオフビートな内容に、ときには愛想を尽かしそうにもなりますが、読み終わった後には春樹さんの魅力に知らず知らず野のうちに引きこまれてしまっている自分に気づくはず。
読み終わった後には、あなたも「ハルキスト」の一員になっているかも!!
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この本を読んでいる最中、思うところがあって暫く本を閉じてじっと考え込んでしまう事が何回かあった。
今まで私がずっと抱えてきた悩みや疑問を私じゃない誰かが村上春樹に質問してくれてるのは嬉しい。
こんな事で悩んでいたのは、私だけじゃなかったんだと心強くなる。
けど、それに対する春樹の答えがけっこう救いが無いものだったので…。
この先、生きていくのが凄く辛く感じた。
「あなたは永遠に少数派でありつづけるだろうとも思います。それは宿命のようなものなのです。ニック・キャロウェイがどんどん孤独になっていったのと同じように」だって…。
っていうかニック・キャロウェイって誰ですか。笑 (ググっても分からなかったんですけど!)
そんな救いの無い答えで読者を突き落とした後、何事も無かったかのように「揚げたてのドーナッツの美味しさ」について語る村上春樹…。
生きていく事が辛く感じていても、そんな文章読まされたら私もドーナッツが食べたくなるに決まってるじゃないか…。
村上春樹のそのバランス感覚は卑怯だと思う。ずるい。
ここで何もかもがどうでも良くなってしまったら、揚げたてのドーナッツが美味しく食べられなくなってしまうので、もうちょっと頑張ってみようと思いました。
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村上春樹への490の質問。どうでもいい事から結構深い話まで。村上春樹の人柄が垣間見れます。
出版社 / 著者からの内容紹介
今春限定の「村上朝日堂ホームページ」に寄せられた著者と読者の応答490通を収録。フィッツジェラルドの『グレード・ギャツビー』(11月)やチャンドラー『ロング・グッドバイ』(来春)の新訳から全裸家事主婦まで過激にホットに全面回答しました。恋愛の法則、女の子の条件、健康の秘訣、物欲について、腹が立つことへの処理法、最近作『アフターダーク』『東京奇譚集』への質問など一挙大公開。
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終盤は意地で読んでいて舟をこいでいたっていう。。
この本は、暇つぶしとか、何か自分の中でテーマを決めてそれに関するものを拾って読むのが楽しいのかもしれないな。少なくとも、義務感を持って読む本ではない。
それでもそもそもがアンチハルキストだった私にとっては、村上春樹という人を少し近くに引き寄せることが出来た読書経験だったと思う。
さーて、こっから発表レジュメを作らなきゃねー!(またか)
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ゆるゆる読み進めてきましたがとうとう読了してしまいました。
読んでいるうちに、村上春樹作品にベクトルがむいてきてしまって、「グレート・ギャッツビー」の新書判(村上春樹訳)を購入してしまったり、「書店に行った時に買おう」と思ってた新刊「1Q84」をネット通販してしまったりしました(笑)。
三年前に「赤本」「青本」を読んでいたときと、今回「緑本」を読んだときの、ワタシの受け取り方が違っていて個人的には驚きました。
軽いものから深刻なものまで、いろんな人からの「とりあえずぶっつける質問」に対して、答える村上春樹の姿勢というかスタンスの真っ正直さ、とでもいおうかしら。
それとも誠実さ。とでもいったらいいのか。
質問した方のダンナさんも言ってたと思うんですが「そんな内容で本になるなんて」って馬鹿にしてはいけないです。
読んでて、とても心がほっとしました。安らぎましたし、自分が知らない世界(ジャズなどの音楽の世界とか)についての村上春樹の言葉とか、じっと耳を傾ける様に文章を読むと心が落ち着きました。
また、明日もがんばって仕事するかー。って思いながら眠りにつけました。
なるほど、村上春樹の鎮静効果はすばらしい! いやマジで。
この「緑本」読了したけど、またパラパラめくって読み返しちゃいそうです。
ひょっとしたら、いま村上作品を再読したら、また違った感想が持てるかもしれないなぁと思いました。
そうそう。翻訳作品もいいんだよね。村上春樹の。
そっと、作者の原文に寄り添うような感じがするんですね。文章に。そのつつましさがたまらなく好きです。
+ + +
GW中のお出かけ時に、ふと目について鞄に詰めてしまいました(笑)。
他にも読書中の本があるのに‥。。
案の定赤本青本と違わず質問と答えの面白さにハマってます。
おりしも今月末には久しぶりの長編書き下ろしが発売されるというし、数年ぶりに自分の中で村上春樹フィーバーが起こるかも?(笑)
2009.05.07.