サイト内検索

詳細検索

ヘルプ

セーフサーチについて

性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示を調整できる機能です。
ご利用当初は「セーフサーチ」が「ON」に設定されており、性的・暴力的に過激な表現が含まれる作品の表示が制限されています。
全ての作品を表示するためには「OFF」にしてご覧ください。
※セーフサーチを「OFF」にすると、アダルト認証ページで「はい」を選択した状態になります。
※セーフサーチを「OFF」から「ON」に戻すと、次ページの表示もしくはページ更新後に認証が入ります。

e-hon連携キャンペーン ~5/31

「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。

電子書籍化お知らせメール

商品が電子書籍化すると、メールでお知らせする機能です。
「メールを登録する」ボタンを押して登録完了です。
キャンセルをご希望の場合は、同じ場所から「メール登録を解除する」を押してください。

電子書籍化したら知らせてほしい

  • みんなの評価 5つ星のうち 3.5 24件
  • あなたの評価 評価して"My本棚"に追加 評価ありがとうございます。×
  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2008.2
  • 出版社: 新潮社
  • サイズ:20cm/187p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-10-590064-9

紙の本

ペット・サウンズ (CREST BOOKS)

著者 ジム・フジーリ (著),村上 春樹 (訳)

1966年夏、ビーチ・ボーイズが発表したアルバム『ペット・サウンズ』は、現在までに総計900万枚を売上げ、ロックの歴史を変える名盤となった。しかし、それまでのハッピーなビ...

もっと見る

ペット・サウンズ (CREST BOOKS)

税込 1,760 16pt

予約購入とは

まだ販売されていない電子書籍の予約ができます。予約すると、販売開始日に自動的に決済されて本が読めます。

  • 商品は販売開始日にダウンロード可能となります。
  • 価格と販売開始日は変更となる可能性があります。
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて予約購入しても、予約一覧から簡単にキャンセルができます。
  • honto会員とクレジットカードの登録が必要です。未登録でも、ボタンを押せばスムーズにご案内します。

予約購入について詳しく見る

ワンステップ購入とは

ワンステップ購入とは、ボタンを1回押すだけでカートを通らずに電子書籍を購入できる機能です。

こんな方にオススメ

  • とにかくすぐ読みたい
  • 購入までの手間を省きたい
  • ポイント・クーポンはご利用いただけません。
  • 間違えて購入しても、完了ページもしくは購入履歴詳細から簡単にキャンセルができます。
  • 初めてのご利用でボタンを押すと会員登録(無料)をご案内します。購入する場合はクレジットカード登録までご案内します。

キャンセルについて詳しく見る

このセットに含まれる商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

商品説明

1966年夏、ビーチ・ボーイズが発表したアルバム『ペット・サウンズ』は、現在までに総計900万枚を売上げ、ロックの歴史を変える名盤となった。しかし、それまでのハッピーなビーチ・ボーイズ像を覆すこのアルバムは、発売当初はファンやメンバーの戸惑いを呼び、やがてビーチ・ボーイズの、そしてリーダーのブライアン・ウィルソン自身の生き方を大きく狂わせ、崩壊させていくことになった。著者は十代の初め、幸福な少年時代が終わりを告げた時期にこのアルバムに出会い、世界への不安が消えていくのを感じた。チャイムのようなギター、天国に上り詰めていくようなヴォイス—。それからほぼ40年を超えてなお魅力を放つこのアルバムの一曲一曲に、著者はブライアン・ウィルソンの恋愛への憧れと挫折、父親との確執、引きこもり、麻薬、肥満、そしてそこからの奇跡的な回復という闘いのドラマを聴きとっていく。一枚のレコードに込められたアメリカ西海岸の青春の光と影を描き出したノンフィクション。【「BOOK」データベースの商品解説】

恋愛への憧れ、親との確執、引きこもり、麻薬、肥満…。ビーチ・ボーイズの最高傑作「ペット・サウンズ」は、ひとりの青年の壮絶な闘いの記録でもあった。ロック史上屈指の名盤をめぐるノンフィクション。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

ジム・フジーリ

略歴
〈ジム・フジーリ〉1953年アメリカ生まれ。作家。著書に「NYPI」がある。

関連キーワード

あわせて読みたい本

この商品に興味のある人は、こんな商品にも興味があります。

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

この著者・アーティストの他の商品

前へ戻る

  • 対象はありません

次に進む

みんなのレビュー24件

みんなの評価3.5

評価内訳

紙の本

僕は著者と訳者の思う壺である

2008/04/30 21:20

5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:yama-a - この投稿者のレビュー一覧を見る

 村上春樹訳というのに釣られてこの本を選んだのは大失敗だった。と言うのも、僕はこれがビーチ・ボーイズの音楽に材を採った小説だと早とちりしたのである(なにしろ作者のフジーリは音楽評論家であると同時に小説家でもあるのだから)。ところがこれはバリバリのドキュメンタリであり音楽書であった。
 もちろん小説であれ音楽書であれ、面白ければそれはどちらでも良いことであり、事実この入魂のドキュメンタリは非常に読み応えのあるものであったのも確かなのだが、ひとつの大きな問題として、僕があまりにビーチ・ボーイズを、ブライアン・ウィルソンを知らなすぎるということがある。
 ほぼビートルズと同時期に活躍したこのバンドは、僕らよりひとつ上の世代のものである。そして、僕らはビートルズは遡って聴いたけれど、ビーチ・ボーイズについてはほとんどそういうこともなかったのである。だから、この本で並び称されているビートルズの『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』と聞けば俄かに、「ああ、あの曲とこの曲と」といろんな音が脳内に甦るのであるが、『ペット・サウンズ』と言われても正直言ってそのタイトルさえ知らなかったし、多分通して聴くと聞いたことのある曲も何曲かあるのかもしれないが、全く確信がない。
 フジーリによるビーチ・ボーイズについての、とりわけリーダーであるブライアンとその作品についてのこのドキュメンタリは、時代背景とブライアンの生い立ちと精神状態、そして曲の構成に対する詳細かつ具体的な分析が一体となって非常に見事な構成の文章となっている。しかし、それだけに、ビーチ・ボーイズの曲をほとんど知らない僕らの世代が読むには、「オルガンのソロがあり、明るくのびのびとした十二弦ギターが入る」とか「コーラスはBメジャーのキーからDメジャーへと移り」などという詳しすぎる分析がなんとももったいないのである。
 でも、逆にそれだけに、このフジーリという作者を、同時代の多くの若者を、あるいは村上春樹という訳者をこんなにも夢中にさせ、こんなにも思い入れたっぷりに語らせるこのアルバムって一体何なんだろう、という興味が沸々とわいてきて、終盤まで読み至っても去りがたい感じがするのである。
 作者は彼がこの『ペット・サウンズ』というアルバムに出会った体験を普遍化してこう書いている。

 そしてそのようなことが起こるたびに、あなたの人生は角をひとつ曲がることになる。ある芸術作品があなたの一部と化したとき、それ以前とは世界の様相が一変してしまうのだ。(p168)

 僕はこのフジーリの生き生きとした表現によって『ペット・サウンズ』を疑似的に追体験し、角を曲がるところまではとてもじゃないがたどり着いていないが、角が見えるところまで歩いてきてしまったような気がする。
 そして村上春樹は彼の訳者あとがきをこういう文章で締めくくっている。

 しかしもしもあなたが『ペット・サウンズ』をまったく聴いたことがないか、あるいはざっと聴き流す程度の聴き方しかしてないと仮定すれば、おそらくあなたは本書を読み終えたとき、「この筆者がこんなにも強く心を惹かれる『ペット・サウンズ』というアルバムは、いったいどういう内容のものなのだろう?」と興味を持たれるのではないだろうか。そして実際にアルバムを聴いてみよう(あるいはもう一度しっかり聴き直してみよう)という気持ちを抱かれるのではないだろうか。(pp186-187)

 僕は著者と訳者の思う壺である。僕は『ペット・サウンズ』を聴いてみるだろう。そして、もしかしたらその音源を手許に置き、何度も何度も聴き返してみるかもしれない。

by yama-a 賢い言葉のWeb

このレビューは役に立ちましたか? はい いいえ

報告する

2008/03/18 10:28

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2008/04/20 18:30

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2008/07/09 01:01

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2008/07/10 18:23

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2008/03/01 19:19

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2009/08/23 19:02

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/01/08 11:30

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/03/24 21:32

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/06/21 10:48

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/07/22 14:46

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2010/12/13 19:05

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2011/04/20 09:17

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2009/01/21 22:48

投稿元:ブクログ

レビューを見る

2008/04/06 20:06

投稿元:ブクログ

レビューを見る

×

hontoからおトクな情報をお届けします!

割引きクーポンや人気の特集ページ、ほしい本の値下げ情報などをプッシュ通知でいち早くお届けします。