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- カテゴリ:一般
- 発売日:2018/06/08
- 出版社: 河出書房新社
- サイズ:20cm/208p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-309-72921-3
読割 50
紙の本
おいぼれハムレット (落語世界文学全集)
著者 橋本治 (著)
西洋のお大名家のお話も色々とございます内で、「長ろうべきか死すべきか」で評判を取りました、講釈種の後日譚でございます−。橋本治が「ハムレット」を落語調で綴る。『文藝』掲載...
おいぼれハムレット (落語世界文学全集)
おいぼれハムレット
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商品説明
西洋のお大名家のお話も色々とございます内で、「長ろうべきか死すべきか」で評判を取りました、講釈種の後日譚でございます−。橋本治が「ハムレット」を落語調で綴る。『文藝』掲載に書き下ろしを加えて単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
橋本治
- 略歴
- 〈橋本治〉1948年東京生まれ。東京大学文学部国文学科卒業。小説・評論・戯曲・エッセイ・古典の現代語訳など多彩な執筆活動を行う。「蝶のゆくえ」で柴田錬三郎賞を受賞。
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紙の本
「落語文学全集」はこの本のみ
2022/11/18 08:19
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投稿者:アーチ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「ハムレット」を落語にしたらどうなるかという発想で創作されたと思しい。
巻末の解説で、架空の明治時代の文芸評論家が、初めて上演された頃の「ハムレット」舞台劇の受容のされ方を解説しており、シェイクスピアの原作の筋書きについても紹介されているので、本作の内容とどう異なるかがわかった。また、明治時代にハムレットが舞台上演された際は、仇討ものなれど、歌舞伎のように直截的に仇討とならないところが、当時の観客を戸惑わせたとあって、著者はそのあたりも勘案した上で、落語の観客に馴染むように原作のクライマックスにあたる部分を面白おかしく改変している。話の中に登場する劇も、著者の得意分野である歌舞伎に仕立て直すなど、舞台はデンマークなのだが、日本人に馴染む話となっていた。