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商品説明
基本文型、相当高度の技術を必要とする和文英訳、手紙文、日記文、条件つきの和文英訳(書きかえなど)、そのほか英作文のすべてにわたって解説。巻末に「基本語法索引」付き。〔初版:研究社出版 昭和42年刊〕【「TRC MARC」の商品解説】
名著「三部作」の復刊、ついに完結!
今ある「英作文」の参考書のルーツはすべて、この本の中にあります。
「山貞」の一冊『新自修英文典』の改訂者、毛利可信著『新自修英作文』初版(昭和42年刊)を復刻しました。当時、英文解釈・英文法・英作文の名著として評価の高かった『新々英文解釈研究』『新自修英文典』『新自修英作文』三部作の復刊がついに完結しました。我が国の名立たるリーダーや知識人、教育者たちがかつて学んだ伝説の参考書です。
<以下は、当時の「帯」に書かれていた文章です。>
決定版にふさわしい構成と内容
著者は、名著として定評のある山崎貞著『新自修英文典』を改訂された毛利可信教授。
英文法の基本にはじまり、英文を創り出す要領を説き、あらゆる型、内容の英文を書くための完全な応用力を養う。
本 書 の 特 色
1.基本的な語句、構文、文例、語法をすべて収集し、ゆき届いた分類・整理をほどこしている。
2.大学を受験する学生に必要なあらゆる形式の問題を提示している。
3.英語らしい英語を書くために、"発想"を重んじ、日英両語の表現の相違に注目し、英作文は"創造"であるという立場を失わない。【商品解説】
目次
- 序章:英作文とは何か
- 第1部:文法編
- I:基本文集
- II:文型と語順
- III:基本動詞の運用
- IV:時制
- V:転換 A
- VI:節と接続詞
- VII:関係詞
著者紹介
毛利 可信
- 略歴
- 〈毛利可信〉大阪大学教授。
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紙の本
古さを感じさせない
2011/06/17 07:47
6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:白みそ - この投稿者のレビュー一覧を見る
遠い昔、受験時代の記憶を辿ると、英作文の勉強をした覚えがない。
もちろん大学入試には英作文も出題されていたが、英作文で得点することは一切あきらめていた。
英文和訳問題の比重が高く、英作文の得点配分がわずかしかなかった時代のことである。
もちろん真面目な受験生はそんな横着はしていなかったが、私やその周囲には、そんな怠け者の受験生がうようよいた。
それでもそれなりの大学に合格できたのだから幸せな時代である。
時は移り、コミュニケーション重視が叫ばれ、センター試験の英語でリスニングまで出題される時代となった。英文和訳の得点配分は低くなり、和文英訳はおろか、大学によっては自由英作文まで出題されているらしい。
いくら怠け者でも、それなりの大学に合格しようと思う者は、英作文の勉強をせざるをえなくなった。受験生にとっては不幸な時代としか言いようがない。
何が不幸かといって、中学・高校の英語の授業でまともに英文法を教えなくなっているにもかかわらず、大学入試で文法的に正しい英文を書くことを要求されているのである。これを不幸と言わずして何というのだろう。
いや、受験生はまだ幸せである。不幸なのは入試の採点者である。
まともな英作文ができる受験生など一握りしかいないのに、大学は定員を満たすために一定以上の合格者を出さないとならない。英語らしきものが書いてある訳の分からない答案でも、ある程度の得点をつけて合格者を捏造しなければ国から助成金を打ち切られ、大学経営が立ちゆかない。
採点者こそいい迷惑である。おなじ訳の分からないことが書いてある答案を採点するにしても、受験生にとって母語である日本語で書かれた答案は、大部分は一応日本語として成立しているのに対し、英作文の答案の大部分は、英語らしきものとしか表現のできないシロモノである。採点者の感じるストレスにおいて大いなる違いがあるだろう。
しかもそのような答案を大量に毎年のように採点しなければならないのである。他人事とはいえ、同情せざるを得ない。
ところで、この「新自修英作文」は、「新々英文解釈研究」、「新自修英文典」とともに復刻された古い参考書である。
いずれも名著らしいが、私の受験時代には既にあまり流行らなくなっていたのだろう。いずれも復刻されるまでその存在を知らなかった。
実際に読んでみたところ、いずれもしっかりとした内容であるが、他の二つはさすがに古めかしさを感じざるをえなかった。
ところが、「新自修英作文」は、装丁や活字印刷に古さを感じさせるが、内容にはあまり古さを感じさせない。
3部構成で、第1部が文法編、第2部が文体編、第3部が事項別・慣用文例集である。
この構成が素晴らしい。
文法編の冒頭には基本文例集がおかれる。これは佐々木高政の「和文英訳の修業」と同様、とにかく和訳をみたらスラスラと英文が出てくるまで徹底して覚えるための文例で、約200あるが、歯ごたえがありすぎるほどある「和文英訳の修業」の暗唱用例文とは異なり、本当の「基本」文例集である。
「和文英訳の修業」などは例文の暗唱で力尽きる人がほとんどであるが、本書の基本文例なら、そこそこやる気のある受験生なら簡単に暗記できそうである。
中にはこんな文例は簡単すぎて役にたたないということをいう人がいるかも知れない。しかし、英文の基本的な型をマスターするのが目的なのだから、これでいいのだ。
これだけの文章を暗記し、その上、日本語訳を見ただけで反射的に口したり書いたりできるようになり、その上で文法事項を確認していけば、英語の基本的な型が自ずと身につく。
その上で最後に置かれた事項別・慣用文例集まで辿りつければ大学入試の英作文など怖くはないはずだ。
例えそこまで辿りつかなくても、第1部の文法編まで終えることができれば、入試でもある程度戦えるはずだし、受験生全員がそこまで勉強してくれたなら、入試の採点者のストレスはかなり軽減されるはずだ。
紙の本
名著「三部作」の復刊、ついに完結!
2009/04/08 14:38
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:編集部より - この投稿者のレビュー一覧を見る
★今ある「英作文」の参考書のルーツはすべて、この本の中にあります。
「山貞」の一冊『新自修英文典』の改訂者、毛利可信著『新自修英作文』初版(昭和42年刊)を復刻しました。当時、英文解釈・英文法・英作文の名著として評価の高かった『新々英文解釈研究』『新自修英文典』『新自修英作文』三部作の復刊がついに完結しました。我が国の名立たるリーダーや知識人、教育者たちがかつて学んだ伝説の参考書です。
★以下は、当時の「帯」に書かれていた文章です。
■決定版にふさわしい構成と内容
著者は、名著として定評のある山崎貞著『新自修英文典』を改訂された毛利可信教授。
英文法の基本にはじまり、英文を創り出す要領を説き、あらゆる型、内容の英文を書くための完全な応用力を養う。
■本書の特色
1.基本的な語句、構文、文例、語法をすべて収集し、ゆき届いた分類・整理をほどこしている。
2.大学を受験する学生に必要なあらゆる形式の問題を提示している。
3.英語らしい英語を書くために、“発想”を重んじ、日英両語の表現の相違に注目し、英作文は“創造”であるという立場を失わない。
★目次
序章: 英作文とは何か
第1部: 文法編
I: 基本文集
II: 文型と語順
III: 基本動詞の運用
IV: 時制
V: 転換 A
VI: 節と接続詞
VII: 関係詞
VIII: 不定詞・動名詞・分詞
IX: 転換 B
X: 前置詞活用法
第2部: 文体編
XI: 主語のきめ方
XII: 述語の構成
XIII: 発想
XIV: 分析と図式化
XV: 文のバランス
XVI: 難語のこなし方
XVII: 吟味
XVIII: 応用英作文
XIX: 総合演習
第3部: 事項別・慣用文例集
I: 最重要公式のまとめ
II: 日常生活のトピック
III: 公式中心・「関係」の表現
事項索引
基本語法索引