プラクティカル・ドラッカー 英知を行動にかえる４０項

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投稿者：だい　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

人々

〇組織メンバーは、リーダーの失敗を許すことはあっても、誠実でないリーダーは許さない。

〇責任意識を高める方法

　人事配置と昇進
　高い成果の要求
　情報を与える
　管理視点を持たせる

〇物事の成否を決めるのは、あくまで人。

〇リーダーシップを破綻させる罪

　高慢
　色欲
　強欲
　怠惰
　憤怒
　嫉妬
　大食

〇成長の３つの原則

　やり続ける
　過ちを犯す
　学び続ける

〇部下にやる気を持たすには、達成感・評価・権限と責任を与える。

〇リーダーになると決意するだけで、リーダーへの一歩を踏み出せる。

〇好ましいリーダーは、命令と統制の基、部下や顧客の利害と組織の使命を優先させる。

〇常に常識を疑え、それがもっともらしい常識としても無条件に受け入れてはならない。

〇倫理基準を守り、正しい行動を取ること、それが絶大な効果を生む原点。

〇失敗した人間も無限の可能性を持っている。

マネジメント

●職を失うことを恐れては、いい仕事はできない。
　備えを怠らないこと。

●パレートの法則　８０対２０の法則を活用する。

●社内政治によって組織が崩壊されることを防ぐマネジメントが必要。

●リーダーは自分の行動が、組織・メンバー・社会に及ぼす害悪の可能性を考える必要がある。

●失敗を避けたければ、過去の成功を無条件に続けてはならない。

●品質とは、顧客が製品やサービスから何を価値として得るかである。

●計画遂行のコントロールで重視すべきは、何を達成するか。
　プロセス効果を高めることではない。

●決断は現在と未来の両方を考慮した上で、慎重過ぎず、性急過ぎない選択をしなければならない。

●未来を創造するために・・

・世界を観察する
・社会経済を知る
・過去の出来事を顧みる
・望ましい未来を計画する

●問題発生時の対応

・事実の把握
・手持ち資源の活用
・計画を立て、実行する

マーケティング＆イノベーション

□戦略は、どんなに素晴らしい戦術よりも重要。

□５つの大罪

・利益率重視
・高価格
・コストアプローチ
・過去のしがらみ
・問題への対応

□行く手に潜む主要な脅威を明らかにし、悪い事態が現実になった時に採用する代替案を用意する。

□起業方法論

・支配の確立
・供給されていないもの
・ニッチの発見
・今の経済価値を変える

□市場で売られていない商品の市場調査は不可能である。

□値引き等インセンティブ実施の際は、その出口戦略を考えておく。

□顧客は、自分が価値を見いだせるモノを購入する。

□有効なイノベーションの最大源泉は「予想外の出来事」。

□今行っている事業を本当にやりたいか？
　答がノーなら、どういう行動を取るか？

□供給サイドのイノベーション

・何が足らないか
・手を加えられないか
・どんな変化が必要か

組織

■企業が本来目指すべき目的は、顧客の創造である。
　利益は最大化ではなく、最適化である。

■正しいことを行うこと。
　それ自体が大きな価値を持つ。

■企業の機能は、マーケティングとイノベーション。

■問題解決

・問題の正しい理解
・関連情報の収集
・選択肢の検討
・分析に基づく結論

■リーダーの使命

・厳しい現実を直視
・正しいことをする
・痛みを共有する
・責任を持つ

■人間に関して正しい決定を行う。

■組織使命達成の活動は、マーケティングそのもの。

■成果を上げるためには、自分の強みを活かす必要がある。

■自分の頭で考え、問いを発すること。