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商品説明
わが国金融制度の根幹をなす銀行法が全面改正された。この銀行崩壊性について、その背景や基本的な考え方から、政省令を含む具体的な内容やその解釈に至るまでを包括的に解説。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
木下 信行
- 略歴
- 〈木下信行〉1954年生まれ。東京大学法学部卒業。大蔵省入省後、銀行局、国際金融局、銀行局調査課長などを経て、現在、金融監督庁長官官房企画課長。共著書に「電子決済と銀行の進化」など。
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紙の本
銀行経営の“憲法”である銀行法について,幅広く丁寧に解説。金融関係者向きの教科書
2000/07/17 06:17
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投稿者:ブックレビュー社 - この投稿者のレビュー一覧を見る
銀行の免許制度や業務範囲など,銀行経営のルールを定める銀行法は,業界では“憲法”とも表される法律。1998年12月1日,日本版ビッグバンの一環として,銀行持ち株会社に関する制度や情報提供義務の規定の新設,ディスクロージャー,銀行の子会社など,幅広い範囲にわたって改正された。本書は,その改正の背景や考え方,政省令に及ぶ具体的な内容などについて,幅広く網羅し,丁寧に解説している。銀行法の成り立ちから取り上げているため,金融関係者が根本から銀行法を学ぶには便利な1冊だ。
ただ,ソニーやイトーヨーカ堂など,いくつかの異業種企業が銀行業務参入を打ち出してきているにもかかわらず,それについて肝心の銀行法自体が想定していない。実態に伴っていない部分が広がっているのだ。銀行法そのもののあり方がいま問われているだけに,今後は,本書に記されていない改正が起きたり,政省令が出る可能性もある。本書で基本を抑えながら,世の中の動きにも注目したい。
(C) ブックレビュー社 2000