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商品説明
従来の経済学で取り扱われなかった科学技術の発展過程のダイナミズムを明らかにし、技術革新の本質と経済発展との相関性を解き明かす。技術革新の非線形現象に着目し、独創的な解析手段を提示する。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
弘岡 正明
- 略歴
- 〈弘岡正明〉1931年生まれ。京都大学工学部工業化学科卒業。工学博士。住友化学工業(株)等を経て、現在(有)テクノ経済研究所代表取締役。
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紙の本
出版社コメント
2003/06/29 23:41
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投稿者:日本経済新聞社 - この投稿者のレビュー一覧を見る
多数のイノベーションが重なり合う時に大型の景気上昇が生じる。産業革命以降の技術革新と経済発展の関係を発明、製品開発、普及の3段階にわたって解明。今後の技術革新への手がかりも示唆する実証研究の労作。
■著者紹介
弘岡正明(ひろおか・まさあき)
1931年生まれ。1954年、京都大学工学部工業化学科卒業(高分子化学専攻)。同年、住友化学工業株式会社入社。新居浜製造所研究部勤務、京都大学燃料化学科福井謙一研究室派遣をへて、同社中央研究所首席研究員、中央研究所技術部長、研究主幹を歴任。1978年〜1980年、英国リバプール大学客員研究員。1989年、住友化学を退社、神戸大学経済学部教授(現代技術論)。1994年、神戸大学退官、流通科学大学情報学部経済情報学科教授(産業技術論)。同大学副学長をへて、2001年、流通科学大学退職。
現在、(有)テクノ経済研究所代表取締役。
文部科学省科学技術政策研究所客員研究官、英国マンチェスター大学イノベーション研究所名誉研究員。日本工業アカデミー会員。
専門分野:高分子化学、技術革新経済学、産業技術論、科学技術政策論。
1973年、高分子学会・学会賞受賞。1993年、高分子学会・高分子化学功績賞受賞。1971年、工学博士(京都大学)。
■目次
まえがき
第1章 技術革新と経済発展の非線形性とダイナミズム
第I部 技術革新の普及と経済発展
第2章 製品普及の動学と経済発展
第3章 コンドラチェフ景気波動——経済発展と技術革新の相関
第4章 基幹イノベーションのダイナミズムと流通業のパラダイム進化
第5章 バブル経済と大恐慌の相関——技術革新のダイナミズムによる検証
第II部 技術開発のダイナミズムと新産業の形成
第6章 技術革新パラダイムと技術開発の軌道形成
第7章 開発軌道の役割——産学協同とベンチャービジネス
第8章 企業の新分野展開とイノベーション国家システム
第9章 既存産業による技術革新の取り込み——技術融合
第10章 成熟期における企業の行動とパラダイム進化
第III部 非線形ダイナミズムの本質と次世代展開
第11章 基礎研究の科学軌道と経済学の進化
第12章 技術革新・知識伝播ダイナミズムの記述
第13章 21世紀への技術予測と長期展望
第14章 技術革新経済学への新しい視点
謝辞
参考文献
索引