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商品説明
【エコノミスト賞(第45回)】【労働関係図書優秀賞(第27回)】激変する労働市場を「雇用の創出と消失」の視点から論じた研究。若年労働、パート、自営業、中小企業などで起きた構造変化をデータから分析し、所得分配や世代効果の変動などを解明する。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
玄田 有史
- 略歴
- 〈玄田有史〉1964年生まれ。東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。東京大学社会科学研究所助教授。「仕事のなかの曖昧な不安」で日経経済図書文化賞、サントリー学芸賞受賞。
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著者/著名人のレビュー
先進諸国においては従...
ジュンク堂
先進諸国においては従来最優先課題であった失業抑止よりも雇用創出(ジョブ・クリエイション)への関心が高まっている。欧米の定義に則り、労働市場を雇用創出と雇用消失(ジョブ・ディストラクション)という面から分析し、経済全体における真の雇用創出につながるヒントを提示する。
紙の本
人間に興味のあるすべての人の必読書
2004/04/04 21:30
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投稿者:はせぴょん - この投稿者のレビュー一覧を見る
日本に生まれて日本で働いて日本で生きている私たちだが、今の日本がどうして今のようになっているのかはわからない。そんな中、本書はなぜ今この国がこうなってしまったのかを、労働市場、人的資本という観点からわかりやすく示唆してくれている。
各章に数式が解説されているので、とっつきにくい印象を持つ人もいるかもしれないが、これは各章で述べている議論に裏づけを持たせるためのものであり、「数字は嫌」という人はこの部分は読み飛ばしても充分わかりやすくなっている。
いずれにせよ、この国で働こうと思う人は、この本を読み、この国の仕事の姿をじっくり観察することが望ましい。こんにちの厳しい環境を嘆き落ち込むのではなく、いかに生きるか、いかに働くかが見えてきて、元気付けられる本である。
なお、評価が4つ星なのは、専門書ゆえ仕方ないことだが、やや価格設定が高いかなということだ。誰もに読んで欲しいものだから、もう少しだけ廉価だと手が出やすいはずだ。