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商品説明
日本は痛風にかかったティラノザウルスか? 経済学の視点で世の中の「通説」「正論」を縦横無尽に斬る! 世紀末日本経済の問題を説き明かす、ユーモアとウィットに満ちた面白エッセイ。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
西村 清彦
- 略歴
- 〈西村清彦〉1953年東京都生まれ。米国イェール大学で博士号を取得。東京大学大学院経済学研究科教授。著書に「「価格革命」のマクロ経済学」「プレーリー・ドッグの嘆き」など。
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紙の本
2000/1/24
2000/10/26 00:20
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投稿者:日経ビジネス - この投稿者のレビュー一覧を見る
「今の日本は贅沢病『痛風』にかかったティラノザウルス」。日本経済は予想だにしなかった劇的な環境の変化に対応できず絶滅するのか? それとも試行錯誤の果てに、回復の光明を見いだすのか? 「既成の理論」に頼らず、「世の中」を日常の目線で観察し、ゲーム感覚で日本の将来を読み解こうというのが本書のねらいだ。
理論経済学にとどまらず流通、マーケティング、都市計画などを担当する著者の西村清彦・東京大学教授は、一生活者として感じ取れる「やわらかな経済学」を提唱。例えば「情報産業の隆盛はバブル」という見方の根拠としてこんな例を紹介する。インテルの創業者ゴードン・ムーア氏の自宅のパソコンのプロセッサーは、何と数世代前のいわば「ポンコツ」。最新のプロセッサーなど日常生活に不要なことを誰よりも知っているからだ。またマイクロソフトのビル・ゲイツ氏の巨大邸宅の文書を管理するシステムには、コストと性能を考慮した結果、ウィンドウズの宿敵Linuxが導入された。
そんな笑うに笑えないエピソードなどを基に、金融市場、製造業の生産性、土地問題に潜む「常識・通説のウソ」を小気味よく解明していく。
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