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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2000.4
- 出版社: 日本経済新聞社
- サイズ:20cm/385p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-532-14830-8
紙の本
インターネット・バブル 来るべき反動にどう備えるか
著者 アンソニー・B.パーキンス (著),マイケル・C.パーキンス (著),斎藤 精一郎 (監訳),吉川 明希 (訳)
インターネットは現実である。だが、株価は現実離れしている。過大評価された株式に支えられているインターネット銘柄黄金時代は、まもなく終わる可能性が高い。徹底的な取材をもとに...
インターネット・バブル 来るべき反動にどう備えるか
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商品説明
インターネットは現実である。だが、株価は現実離れしている。過大評価された株式に支えられているインターネット銘柄黄金時代は、まもなく終わる可能性が高い。徹底的な取材をもとにITベンチャーの光と闇を検証する。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
アンソニー・B.パーキンス
- 略歴
- 〈アンソニー〉世界トップクラスのハイテクビジネス誌『レッド・ヘリング』とそのサイト「レッド・ヘリング・コム」の編集長。
〈マイケル〉『レッド・ヘリング』誌編集者。
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紙の本
2000/5/22
2000/10/26 00:22
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:日経コンピュータ - この投稿者のレビュー一覧を見る
1999年11月に米国で出版され,インターネット関連企業の株に群がる米国の投資家に,警鐘を鳴らした話題の1冊。
売り上げは急増しているが利益を上げていないベンチャ企業の経営者,IPO(新規公開)で得られる株式の公開益を狙ってベンチャ企業への出資をもくろむ投資銀行のキャピタリスト,株で財産を築くことを目指すデイ・トレーダ。著者はこうした人々への取材を通じて,“ネット株バブル”が生まれた経緯や,それがもたらしたひずみを冷静に分析している。
今年3月以降,米ナスダック市場の平均株価は調整局面に入り,本書の指摘の“正しさ”を証明した。ネット株バブルの正体を知るために,ぜひ目を通してほしい本である。(高下)
Copyright (c)1998-2000 Nikkei Business Publications, Inc. All Rights Reserved.
紙の本
徹底取材で裏付けられたゆがんだ構図
2000/07/09 03:39
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:小林佳代 - この投稿者のレビュー一覧を見る
昨年後半、日本の株式市場ではIT(情報技術)銘柄がバブルの様相を見せたが、本書は“本家”と言える米国のインターネット・バブルの実態を詳細に描く。その主張は「ネット株のほとんどはバブル。投資家はすぐに売れ」というものだ。
著者のパーキンス兄弟は、シリコンバレーで人気のハイテクビジネス誌「レッド・ヘリング」の編集長と編集者。マイクロソフトのビル・ゲイツ、アマゾン・ドット・コムのジェフ・ベゾス、投資銀行家、インターネット業界アナリストなど100人以上への徹底した取材をもとに本書をまとめた。
95年以降に勃興したインターネット産業の成り立ちを追うとともに、ネット企業が立ち上がり新規株式公開(IPO)に至る過程に関わるベンチャー・キャピタルや機関投資家の実態を明らかにする。読み進むうち、結局、ネット銘柄の高騰で巨額の利益を得るのはこうした“インサイダー”だけだというゆがんだ構図がわかり、著者の警告が決してセンセーショナルなものではないことを実感する。