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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2001.4
- 出版社: 日本経済新聞社
- サイズ:20cm/385p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-532-14887-1
紙の本
知識資本主義 ビジネス、就労、学習の意味が根本から変わる
著者 アラン・バートン=ジョーンズ (著),野中 郁次郎 (監訳),有賀 裕子 (訳)
富を生み出す「知識」が選別されはじめた。企業を中心とした雇用関係は消滅し、個人を中心とする市場取引に変わる。激変する経済環境の意味を緻密に読み解き、知識によって再定義され...
知識資本主義 ビジネス、就労、学習の意味が根本から変わる
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商品説明
富を生み出す「知識」が選別されはじめた。企業を中心とした雇用関係は消滅し、個人を中心とする市場取引に変わる。激変する経済環境の意味を緻密に読み解き、知識によって再定義される新しい経済の姿を描く。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
アラン・バートン=ジョーンズ
- 略歴
- 〈バートン=ジョーンズ〉国際経営とITに関するコンサルティングを行うバートン=ジョーンズ・アンド・アソシエイツの代表。講演を行うほか、主要な雑誌や専門家向け刊行物にも論文を発表。
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紙の本
知識を中心とした資本主義の時代へ
2001/04/21 12:02
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:haruka - この投稿者のレビュー一覧を見る
近年、「知識」が注目されています。ドラッカーや野中郁次郎といった学者らによって提示されている「知識経営」あるいは「知識経済」の考え方が、広く一般にも普及しつつあります。そして、知識こそが企業の競争優位の真の源泉、あるいは社会の発展のために不可欠であると考えられるようになってきました。
本書は、知識時代の労働者(知識労働者・ナレッジワーカー)と組織との新しい関係について深い考察を加えている本です。本書によれば、知識によって新しい経済が生まれることによって、ビジネスの中心は組織から個人への移るのではないかと論じています。
日本人にとって、本書の主張はやや大げさな感じを受けます。しかし、アメリカで起こったことは10年後には日本でも起こるという人もあるように、新しい経済社会の姿を描いているのかもしれません。ボリュームはありますが、読みやすい本です。
紙の本
知識市場の将来的な知識仲介サービスの類型は4つに区分されます。
2001/06/21 22:48
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:onomono - この投稿者のレビュー一覧を見る
これからの時代が知識資本主義になるであろうことは、ドラッカーも堺屋氏も言っている通り、今ではすっかり世の中のコンセンサスとなってしまいました。この本の監修をされている野中氏の毎度おなじみの「形式知」と「暗黙知」の話も出てきます。
この本の中心となるのは、知識市場の将来的な知識仲介サービスは、「顧客企業における知識の固有度」「サプライヤーの知識レベル」を座標軸とする4タイプのコントラクターになるという部分です。
1.自由契約社員
2.仲介サービス業者
3.依存型コントラクター
4.自立型コントラクター
この部分がこの本の核心であり、著者の研究として読むには良いのだが、読み終わって今後どう活用しようかと考え込んでしまったというのが正直な感想でした。
紙の本
2001/04/30
2001/05/02 12:17
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:日経ビジネス - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者は国際経営と情報技術(IT)に関するコンサルタントであり、特にナレッジマネジメントの応用法や知識ベース戦略と電子商取引の関係について世界の第一線で研究を行っている人物。日本のみならず、世界各国に共通する社会構造、産業構造の劇的な変化に対し、個人や企業は期待感以上に不安感、危機感を抱いているのが現状だ。漠然とした経済不安について、納得のいく説明を行わない政治家やメディアに代わり、その一部について解決策を示すのが本書の目的だと語る。
著者は「知識」の役割の変化に焦点を当てる。IT、業務プロセス、人的資本など、企業や経済における近年の論点に共通するのは「知識」という経済資源であり、その価値が過小評価されていると警鐘を鳴らす。
具体的には、「労働」に代わる「知識供給モデル」、「自由契約社員」という新たなキャリアと人材供給法などについて分析。さらにナレッジマネジメントという発想から「企業」のあり方を大胆に定義し直すよう提言する。そのためには、教育とビジネスを密接に連関させる社会システムや知識主義に基づく政府支援が必要なことを、西欧の実例とともに訴えている。
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