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商品説明
「ITにできないことをやる。だから価値がある。」 実際の企業の事例などをもとに、デジタル経済という21世紀型の新しい経済の全体像を探り、そこでのビジネスや経済のルールを明らかにする。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
伊藤 元重
- 略歴
- 〈伊藤元重〉1951年生まれ。東京大学経済学部卒業。東京大学大学院経済学研究科教授。専門は国際経済学。テレビ番組でコメンテーターとしても活躍。著書に「ゼミナール国際経済入門」など。
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紙の本
ITに踊らされることなく、しかし先端技術を取り込む
2001/05/19 10:43
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:monkeymagic - この投稿者のレビュー一覧を見る
ITは文字通り技術である。それによって、経済が運営されるわけではない。また、大半の国民にとって、デジタル革命の技術的専門的な内容よりも、デジタル革命が経済や産業そのものをどう変えるかということのほうが、重要な問題である。
政府のIT戦略会議の委員として、著者は多くの事例を提供する。現在の事例の最前線をすべて網羅するのではないかと思われるほど、多くの事例が紹介される。そういった意味で本書はIT最前線、これから1〜2年のうちにより大きなうねりとなりそうな事例解説的な意味ももつ。
著者は「ITができない企業は時代に取り残される」のではなく、「ITしかできない企業の経営は厳しい」という。ITができる企業や個人の希少価値はないに等しく、これからは「ITにできないことをやって、それをITにつなげてこそ、はじめて経済価値があるものを生み出すことができる」という。
ITに踊らされることなく、しかし先端技術を取り込む。経営者にとってITの目的と事例検討するには格好の書であろう。
紙の本
2001/04/09
2001/04/10 18:16
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:日経ビジネス - この投稿者のレビュー一覧を見る
「IT(情報技術)革命という言葉に翻弄されてはいけない」。ネットバブルの崩壊以降、こんな論拠に立つ刊行物が増えた。本書もその1冊だ。東京大学大学院経済研究科教授で、政府のIT戦略会議の委員でもある著者によれば、「IT時代こそ、ITには置き換えられない創造性や人間性のある仕事が求められる」。
本書は、自動車や証券、流通業界などのケーススタディーを取り上げながら、デジタル革命によって人々の生活がどう変わるかを解説している。情報通信技術の専門家が書いた本とは違った視点でのIT論が展開されている。
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