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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2000.9
- 出版社: 日本経済新聞社
- サイズ:20cm/255p
- 利用対象:一般
- ISBN:4-532-16358-7
紙の本
賢いはずのあなたが、なぜお金で失敗するのか
著者 ゲーリー・ベルスキー (著),トーマス・ギロヴィッチ (著),鬼沢 忍 (訳)
お金にはいろんな誘惑や落とし穴がつきまとう。ギャンブル、投資、買い物、宝くじ、ゲーム…。賢いひとほど、なぜか罠にはまりやすい。心の会計、自信過剰、群集心理など、ユーモアた...
賢いはずのあなたが、なぜお金で失敗するのか
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商品説明
お金にはいろんな誘惑や落とし穴がつきまとう。ギャンブル、投資、買い物、宝くじ、ゲーム…。賢いひとほど、なぜか罠にはまりやすい。心の会計、自信過剰、群集心理など、ユーモアたっぷりに描くお金の心理学。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
ゲーリー・ベルスキー
- 略歴
- 〈ベルスキー〉ミズーリ大学卒業。『マネー』誌の記者等を経て、現在『ESPNマガジン』編集長。
〈ギロヴィッチ〉スタンフォード大学で博士号取得。コーネル大学心理学教授。
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紙の本
お金の使い方に自信がある方に
2000/12/07 23:48
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:数人 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「私はお金の使い方がうまい方だ」と思っている人は多いのではないかと思う。この本を読むまでは、私自身もそう思っていた。だが、それは全くの勘違いだった。
例えば「運良く宝くじで当たった5万円」と「働いて稼いだ月給30万のうちの5万円」。多くの人にとって、この5万円を使う時の態度は違うだろう。宝くじで当たった5万円を、焼肉や寿司などにパーッと使う人は多い。だが、働いて稼いだ5万円をパーッと使う人はあまりいないのではないか?
傍から見れば全く同じ価値がある5万円なのに、どうしてこうも態度が違ってしまうのか?本著は、お金に関するこういう非合理的な行動を、私たちがなぜしてしまうのかを説明し、そして具体的な対策を示してくれる。
合理的だと思っていたことが、実は非合理的な行動で、私はお金を無駄に使っていた。気づかないけれど、そんな行動はたくさんありそうだ。
生きているかぎり、お金とは付き合わなければならない。出来るならば、お金とはうまい付き合い方をしたいものだ。
紙の本
自尊心をくすぐるのかな
2001/03/05 00:39
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:katokt - この投稿者のレビュー一覧を見る
題名が上手いよなぁ、買う人の自尊心をくすぐるのかな、でも「賢いはずのあなたが、なぜお金で失敗するのか」、それは実はあなたが賢くないからじゃないのかな(笑)
特にこの本の218ページ以降を読んで賢くなりましょう。
「年に9パーセントから10パーセントの収益をあげる投資対象は、最近では動きが鈍く思えるかもしれないが、実際はめったにない優良株なのだ」
適正な基準は何事にも必要なわけだが、どうやって適正な基準を持てるか、またその適正さに満足できるかがポイントなんだろうな。投資に関わらず。
初出
紙の本
お金の使い方における心理学
2004/06/12 18:02
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:さにお - この投稿者のレビュー一覧を見る
木村剛の「投資戦略の発想法」という名著があります。この本でおすすめされていたのが、本書です。尊敬できる木村剛氏のいうことだから、素直に読んでみようと思ったのが購入したきっかけです。
本書は投資を心理的な側面-行動経済学-からアプローチしています。 「カジノで儲けたお金も、給料も、税金の払い戻しも同じ価値を持つ。しかし、心理的にまったく別のもの、別勘定としてしまう。お金を別々に分類する傾向のために、人々がお金を向こう見ずに使ってしまう。」 これを心の会計といって戒めを与えています。
ほとんどの個人投資家が平均的収益を上回れない主な理由は、投資について実際よりもよく知っていると考えるためです。よって、最終的な投資手段としてすすめているのは、インデックスファンドです。
投資といわず、お金の使い方、さらにビジネスでも、本書からの示唆が有効に使えます。単なる技術論ではありません。お金の使い方について新たな視点を得ることができる良書です。
こちらに要旨をまとめてあるので購入する前にぜひ読んでみて下さい。他にも資産運用関係の本の要旨がありますので、参考にして下さい。
紙の本
「投資」っていうか、お金を使うときの「判断ミス」の分析です。
2001/05/20 01:01
3人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:piyochan - この投稿者のレビュー一覧を見る
何かを判断したり選択する時、人は「他人の意見に大きく左右される」こともあれば、逆に「初めから決めていて、あとから理由を探している」こともあります。それから「働いて得たお金」と「拾ったお金」ではその「重み」が違うと感じる為、使い方が違ってきます。時間もまた然り、でしょう。そういった「人間心理」を分析した本です。「行動経済学」というそうです。株式投資に付いては他の本の結論と同じで「あれこれ考えて売り買いしても、相場の平均値にはかなわないから、インデックス投信にしましょう」ということです。また「インフレリスクヘッジには株式が必要でしょう」とも。この本を読んで「常勝の相場師」にはなれませんが、「慎重な運用を心掛ける手助け」にはなるでしょう。
紙の本
2000/10/8朝刊
2000/11/10 21:15
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:日本経済新聞 - この投稿者のレビュー一覧を見る
経済学は人々が合理的に行動するという前提の上に成り立っている。だが人間はしばしば経済理論に反する行動をする。それは私たちが心を持った生き物だからだ。ならば、経済の営みを心理学の立場から分析すればいいではないか、というのが本書がよりどころにする「行動経済学」の出発点である。
貯金、投資、買い物といった日常の場面で、なぜ私たちがあえて損をするような選択をしてしまうのかを、具体例やユーモアを織り交ぜながら平易に説明している。
(C) 日本経済新聞社 1997-2000