「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
憧れのアップルパイ、胸躍るラジオステーション、初めて英語を耳にしたあの日の入道雲…日本兵がいなくなった島に、違う青空が広がる気がした。1945〜1972追憶の「アメリカの沖縄」確かに輝いていたあの頃の9つの物語。【「BOOK」データベースの商品解説】
追憶の「アメリカの沖縄」−。憧れのアップルパイ、胸躍るラジオステーション、初めて英語を耳にしたあの日の入道雲…。1945年から1972年まで、日本に復帰する以前の沖縄の姿を描く。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
駒沢 敏器
- 略歴
- 〈駒沢敏器〉1961年東京生まれ。フリーランスとしてアメリカ文化を中心に取材活動を続ける。著書に「地球を抱いて眠る」「街を離れて森のなかへ」など。
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
沖縄を語る、切り口が面白い。
2020/07/18 23:20
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る
沖縄を語る切り口が、素朴な「アップルパイ」や、「SPAMの缶詰」。あるいは、沖縄の街に点在する「コンクリートブロックを積み重ねた家」とか、アメリカと沖縄がミクスチャされた「ロック」とそれを流し続けた「ラジオ局」。そんなものたちだったりするのが面白い。
そんな話を通して、日本とアメリカの狭間にあって翻弄され続けている沖縄の人たちのしなやかな強さと優しさ、そして大きな抱擁能力を語る。
紙の本
知られざる名作
2020/12/27 21:32
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:せきた - この投稿者のレビュー一覧を見る
逸話が沖縄の実相や気質を物語る。
日本は昭和を、そして沖縄は占領期に育まれた文化的基盤を、あの生きることに渇望した時代を、引継ぐ努力をしておらず、急速に消えつつある。
コンクリートブロック、ラジオから広がる、歴史からこぼれ落ちた物語。
沖縄人のややこしい?寛容の心がうまく表現されている。
この本、著者もあまり知られていない気がする。私が知らないだけかも知れないが、もっと評価されていいと思う。
沖縄への思慕がひしひしと伝わる文章。