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紙の本

経済ってそういうことだったのか会議 (日経ビジネス人文庫)

著者 佐藤 雅彦 (著),竹中 平蔵 (著)

経済ってそういうことだったのか会議 (日経ビジネス人文庫)

税込 660 6pt

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みんなのレビュー343件

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評価内訳

紙の本

血の通った経済学議論

2006/01/15 21:33

9人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:tujigiri - この投稿者のレビュー一覧を見る

マックス・ウェーバーによると、資本主義の根幹はプロテスタンティズムとともに萌芽した。
ルターと並び宗教革命の立役者と評されるカルビンの論法によって、それまでのヨーロッパの社会通念では後ろ暗いこととされてきた利殖行為が、一挙に善に転化したのである。
キリスト教の考えによると、信仰心の強弱にかかわりなく、実は神の国に迎えられる人間は最初から決まっている。神に選ばれる資格などというものは端から存在せず、ただただ主の御心によって神の国に入れるかどうかが決まるのである。
熱心なキリスト教徒だからといって無条件に選ばれる保証は一切ない。逆に、不信心を理由にリストから外されるとも限らない。
だからこそかえって信者は一心不乱に主の名を讃え、信仰心を証明しようとしてきたのである。
そんななか、ウィーンのカルビンが唱えた教義は雷鳴の如き速さと大きさで全ヨーロッパに伝わった。
カルビンは言う。
神の国に入ることができるかどうかは、人の身にはわからない。しかし、神に与えられた職業に邁進した者が、よもや御心にかなわぬはずがない。
これにより、儲けることもまた社会悪ではなくなった。
そして当然のように、便利なものや仕組みを作って世に貢献し、結果として利殖を生む行為が大肯定されることとなる。
これすなわち、資本主義のエトス(思考様式)である。
「儲けることは正しい」。
2005年、この命題に違和感を抱かされた人は多かっただろう。
ライブドアのラジオ局買収騒動に始まって、阪神株をめぐる村上ファンドの動静、果ては楽天によるTBS併合未遂など、2005年は世間の耳目を集める経済ニュースが多発した。
このいずれもが、モノ作りを生業としないプレイヤーが大きく社会に打って出た結果だ。
それに付随して「金さえあればなんでもできるのか」という批判が渦巻いたことは、記憶に新しいところだろう。
だが上述の原理に立ち返ってみれば、これらの動きは資本主義の基本原則からなんら逸脱していない。逸脱どころか、資本主義を成り立たせる柱のひとつである「投資」の、最も優良なモデルケースとも言えるのだ。
……しかし、である。
「本当にそれでいいのだろうか」との思いが胸に生起してくるのも事実だろう。
経済(学)というものは、人間を幸福にするのだろうか。
この疑問が浮かぶのは、およそ当然のことではないか。
———経済学とは、人間を幸福にしようとする学問です。
こう断言する男がいる。
小泉政権の中枢で改革のタクトを振るう、竹中平蔵その人である。
本書は経済学者の竹中平蔵に、「だんご3兄弟」で有名なクリエーター・佐藤雅彦が次々に疑問を投げかけ、経済の仕組みを教わる形で展開する対談集だ。
貨幣制度の成り立ちや税の思想、投資や労働の定義など、経済学のいろはを噛み砕いてわかりやすく説明する竹中平蔵に対し、佐藤雅彦が素朴な視点から問いを重ねていく。
この佐藤雅彦の立ち位置が常にいち生活者であるため、とかく要素還元主義で物事を測ろうとする経済学では疎外されがちな「生身の感覚」が忘れ去られたり、または置いてきぼりをくわされることなく、過不足ない状態で会話が進められていく。
特に最終章に近づくにつれ、それでも割り切れない思いを佐藤雅彦が滔々と述べ、それに対して竹中平蔵が誠実に応えていくくだりなどは、ほとんど感動的ですらある。
経済学に不案内な人は、まずは本書のように平易な入門書から手をつけてみてはどうだろうか。

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紙の本

だんご3兄弟VS竹中平蔵

2002/10/26 19:51

3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ばんばん - この投稿者のレビュー一覧を見る

ずっと気になる本ではあった。
しかし文庫化するまでじーっと待った。
その間に,この本の1人の主役である経済学者は大臣になった。
そういう変遷を経て,この本にたどり着いたが,これは待った甲斐があった。
もう1人の主役である,だんご3兄弟,バザールでござーるの生みの親である佐藤氏の素人であるがゆえの本質をついた根本的な質問に,竹中氏がはぐらかさずにその知識と信念をまっすぐ答えている。
特に「エコノミクス(経済学)は本来共同体のあり方という意味」であることや,「人間とは労働力なのか」という疑問,「幸せになるためには今のあり方はどうなのか」といったさまざまな問いは,自分の中でもやもやとしていたが,問いの形すらとりえなかったようなものを形にしている。
難しいことを簡単にしようという意図が2人の会話からは感じられて,「本当にすごいんだな,この人たち」と痛感させられる。
この本を1度しか読まないのはもったいない。今から2度目にかかりたいと思う。
しかし,1回読んだだけでも,竹中氏に今の経済を全面的に任せるという小泉首相の判断は正しいんじゃないかなあと思わせる一冊だった。

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紙の本

経済学の基本のき

2021/03/26 16:29

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:つばき - この投稿者のレビュー一覧を見る

経済学について初歩的な疑問を分かりやすく対話形式で学べる本です。
まだ途中ですが数学に苦手意識を持っている私にとっては経済学の入門書に入る前に読むと苦手意識が払拭できそうに感じました。
ただ出版されて時間がだいぶ経っているので(電子マネーや仮想通貨についての話題は出てきそうにありません。 )そこを考慮して読み進める必要があります。

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紙の本

読みやすい!

2017/10/09 20:28

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:こあ - この投稿者のレビュー一覧を見る

対話形式で書かれており、読みやすく、また分かりやすく経済について説明しており、初学者でも理解しやすい内容になっています。著者の他の本も読みたいと思う、そんな一冊です。

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