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米軍式人を動かすマネジメント 「先の見えない戦い」を勝ち抜くD−OODA経営
著者 田中 靖浩 (著)
現在、米軍の戦い方の主流である機動戦。機動戦を構成する二大要素である、「動く」個人をつくるOODAと、部下を「動かす」ミッション・コマンドについて解説し、機動戦をビジネス...
米軍式人を動かすマネジメント 「先の見えない戦い」を勝ち抜くD−OODA経営
米軍式 人を動かすマネジメント--「先の見えない戦い」を勝ち抜くD-OODA経営
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商品説明
現在、米軍の戦い方の主流である機動戦。機動戦を構成する二大要素である、「動く」個人をつくるOODAと、部下を「動かす」ミッション・コマンドについて解説し、機動戦をビジネスに活かす「機動戦経営」への道のりを探る。【「TRC MARC」の商品解説】
日本企業は米軍よりも「軍隊型組織」だった!?
現場の元気を取り戻す「新しい戦いのルール」を教えます!
「先が見えない時代になった」と耳にするようになって、ずいぶん経ちました。
ビジネスでも、軍事・戦争においても、まったく同じ。こうした状況で生き残るために、何をするか。
不安にかられた日本の経営者は、無謀な予算と計画を掲げて、現場を徹底的に締め付けました。
ベトナム戦争で痛い目を見た米軍は、管理を弱め、現場が臨機応変に戦える方法を追求しました。
──結果どうなったか。言うまでもないでしょう。
本書は「軍隊のような組織」であることを捨て、
「消耗戦」から「機動戦」にパラダイム転換を遂げた米軍から学び、
自由に動ける現場をつくり、ビジネスで生き残るための方法を解説します。
「PDCAの呪縛」から逃れ、臨機応変に個人が動くための「OODAループ」
「任せて任さず」の権限委譲を実現する「ミッション・コマンド」
無駄なデータを削ぎ落とし、スモールデータで勝つ「クリティカル・インテリジェンス」
──この3つが、勝利のキーワードです。
生命がかかる軍事の現場で研ぎ澄まされてきた最新理論。
本書を読んで、ぜひ毎日のビジネスに生かしてください。
巻末には、航空自衛隊幹部学校 航空研究センター運用理論研究室 伊藤大輔氏による解説つき。
・敗北したイラク軍と東芝不正会計事件の共通点
・「しょせんパワポ作成部」──経営企画部の嘆き
・LINE前社長の森川氏は、なぜ「計画を発表しない」ことにしたのか
・「戦いに決まり切った型はない」「同じことは2度するな」
・意中の相手を射止める「OODAハート作戦」とは
・野村克也氏の「ささやき戦術」を考える
・テイラー、フォード、マッキンゼーが生み出した「20世紀型管理」
・トマホーク・ミサイル「1発1億円」は本当か?
・公認会計士である著者が「残業代」に注目する理由
・専門学校の経営を苦しくした「おまぬけKPI」
・撃墜王・ボイドが生み出した「OODAループ」
・落語家の「OODA話術」、リッツ・カールトンの「OODA接客」
・1日2時間のみ営業するビールスタンド、その「戦い方」とは?
・現代に甦ったモルトケの「訓令」
・ビジネスと戦争の両方に「データ主義」を持ち込んだマクナマラ
・価格が下落するときに、売上目標を立ててはいけない!
・決定的な経営情報を発見して急成長したネットショップ
・「頑張ったバイアス」によってやめられない赤字事業
・コリン・パウエルが定めた情報の4カ条
・マクドナルドのハッピーセットが生まれた理由
・「情報戦」を制したオークランド・アスレチックス
・いま、米軍で重視される「オペレーショナル・デザイン」とは【本の内容】
著者紹介
田中 靖浩
- 略歴
- 〈田中靖浩〉1963年生まれ。三重県出身。早稲田大学商学部卒業。田中公認会計士事務所所長。東京都立産業技術大学院大学客員教授。著書に「経営がみえる会計」「良い値決め悪い値決め」など。
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これからはOODAだ
2018/10/07 22:44
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:だい - この投稿者のレビュー一覧を見る
1.機動戦経営
どれだけ頑張って計画を作ったとしても未来を支配することはできない。
「変化の激しい環境」とは、「想定できる変化のスピードが速いこと」と「想定できない変化が起こること」
「想定できない変化が起こる」環境では、スピードを上げるだけでは対応できない。
P・・無理な納期やコストの削減の計画は、不正や手抜きにつながる可能性がある。
D・・厳しく行動を管理することが、受け身体質につながる。
C・・ITによる短期的チェックは、目先のことばかりを考える「視野狭窄」な行動を引き起こしかねない。
A・・十分に検証されないまま、対前年の繰り返し。
先が見えない環境で戦うための機動戦
「想定できる攻撃」・・・適切かつ機敏な対応が取れること。
「想定できない攻撃」・・臨機応変な対応が取れること。
正々堂々と戦う「消耗戦」よりも、敵の動きを読んでその弱点をつく「機動戦」で戦う。
軍事における機動戦とは、敵の重心を物理的に破壊して「まいった」と言わせるのではなく、敵を心理的な思考停止に追い込んで「無力化」することを目的とする。
2.OODAで「動く」個人を作る
会社組織を運営する上での基本原則
・人々をゴールに向かって「能率」よく働かせること。
・それぞれの部門の活動がバラバラにならぬよう「調整」すること。
・トップが全体の活動を中央集権的に「統制」すること。
「観察・方向付け・決心・実行」を繰り返すOODAループ
Observe 観察・・視野の広さが必要であり、視野が広く取れれば、優位に立てる。
Orient 方向・・過去の経験や知識を総動員して状況を判断する。
Decide 決心・・意思決定
Act 実行・・相手が想定外の動きをしてきた時は、再び観察に戻る。
モノ作り工業・需要旺盛・競合少数 → PDCA
情報サービス・需要不明・競合多数 → OODA
3.ミッション・コマンドで部下を「動かす」
仕事を捉える3つのレベル・・「自分の儲け」<「顧客の幸せ」<「社会への貢献」
社会への貢献=ミッションを明確にできれば、そこに賛同する仲間が集まって来る。
ミッション=志が共有できているチームは強い。
ミッション・コマンド 「指揮官が大枠だけ決めて、実行については部下に一任する」指揮法
・戦いの理由(何のために戦うのか) 戦いの大儀・信じるべき正義
・戦いのゴール(何を目指すのか) 任務
タテ型ピラミッド組織から、ヨコ型ネットワーク組織へ
・ミッションを明確にする。
・チームのベクトルを合わせる。
・信頼しあえるチームを作る。
現場の自主性を尊重し、各自が分散して積極的に動ける体制を作るには「命令の訓令化(意図を伝える)」が求められる。
4.クリティカル・インテリジェンスで「動ける」組織を目指す
インフォメーション・・加工されていない生データ。
インテリジェンス・・・生データを加工・統合・分析・評価を使って作り出すプロダクト。
ビジネスでいえば「判断・行動に直結するインテリジェンス」を手に入れること。
役に立たないインフォメーションの山は邪魔なだけ。
・数字とパフォーマンスについて「最低限」の標準を決める。
・ミッション・コマンドに従った「臨機応変」を認める。
シンプルかつクリティカルなスモールデータを「探す」ためには、まず常識を「捨てる」こと。
その上で鍵となる指標を少なく「絞る」こと。
対話によって大筋がデザインされた事前の計画を、事後的なOODAで実行する。
これがDーOODAループである。
電子書籍
書き方に癖がある。
2018/01/01 18:44
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:凪 - この投稿者のレビュー一覧を見る
納得するには少しもう少し素直に書いて欲しかった。補足の方が為になる。