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- カテゴリ:一般
- 発売日:2017/09/22
- 出版社: 日本経済新聞出版社
- サイズ:19cm/219p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-532-35740-5
読割 50
紙の本
初心者は投信積み立てから始めよう お金を増やす投資信託入門
著者 西野武彦 (著)
投信と株の違いといった基本から、投資方法、非課税制度の活用方法までを解説。さらに買っていい投信、買ってはいけない投信を具体的にアドバイスする。投信業界の裏のウラがわかるエ...
初心者は投信積み立てから始めよう お金を増やす投資信託入門
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商品説明
投信と株の違いといった基本から、投資方法、非課税制度の活用方法までを解説。さらに買っていい投信、買ってはいけない投信を具体的にアドバイスする。投信業界の裏のウラがわかるエピソードも満載。【「TRC MARC」の商品解説】
今年1月から現役世代すべてに対象が拡大したiDeCo(個人型確定拠出年金)や、来年1月スタートの積立NISA(少額投資非課税制度)でも大注目!
投資信託のキホン、約6000本もある商品の選び方、個人投資家が陥りがちな罠などをわかりやすく解説。低コストで商品設計がシンプルなETF(上場投資信託)も取り上げます。
これから投資を始める人にも最適な1冊!【商品解説】
目次
- 序 章 お金に働いてもらおう
- 第1章 投資信託のキホン
- 第2章 投資信託への投資は二刀流で行こう
- 第3章 買える投信、買えない投信
- 第4章 日本の投資信託の問題点
著者紹介
西野武彦
- 略歴
- 〈西野武彦〉1942年愛媛県生まれ。中央大学法学部卒業。株式専門誌の編集次長などを経て、経済ジャーナリスト・経済評論家として独立。著書に「株で勝つ!相場格言400」など。
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紙の本
具体的ではないかもしれない
2018/02/09 21:58
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:melon - この投稿者のレビュー一覧を見る
金利が非常に低い現在では、定期預金をしていても100万円を1年間寝かせてたったの100円しか増えない。これでは自由に引き出せない定期預金にしておくのはもったいない。そこで投資信託により少しでも収益を狙いたくなるものだ。
本書はそういった初心者に向けて書かれた本である。一般的にはインデックス型の投信をドルコスト平均法によって少しずつ積み立てるのが良いとされている。本書ではそれが良いと書かれながらも、安値で買って高値で売るのを狙うべきだとも主張され、結局どうすればよいかという点が曖昧になっているように感じる。大手証券会社や大手銀行が手数料の観点でネット証券に敵わないのに、別に大手だと顧客の信用を第一にして損させないようにしているなどということもないのだから、大手金融機関のカモにならないよう気をつけなさいという一般的な注意がこの本のメッセージか。であるならばあまりにも基本的すぎる。また毎月分配型を貶めながら、そこにニーズがあり悪いものともいえないなどとも記述され、結局どっちなのだとツッコミたくなる(私見としては、元本を取り崩す配当が普通になされているものが多いであろう毎月分配型には否定的である。毎月分配型を設定するなら利子や配当で得られた分だけを実績にあわせて分配するという基準を立てて運営すべきではないかと思っている。)。
本書で最も参考になるのは日経平均の相場観として、15,000円を中間点として、10,000円までが安値ゾーン、それより下がれば底値ゾーンであり、中間点から20,000円までが高値ゾーン、25,000円を超えるとそれはバブルだというものを紹介している点ではないか。また純資産が少ないゾンビ投信が多いことが書かれている。純資産残高10億円が基準で、これより少ないと分散投資がしにくくなる。日本の公募投信約6,000本のうち、これに当てはまってしまうものが2,000本強あり、1億円未満が約700本、そして驚くべきことに1000万円未満のものも180本ほどあるようだ。
最終的に本書に関しては具体的にどうすれば良いかという点が曖昧に思える。初心者は投信に手を出した方がいいかもしれないけど、だったら何をどうすれば良いのと戸惑ってしまうのではないかと思う。